渋茶さんのレビュー一覧

金曜紳士倶楽部 小説

遠野春日  高橋悠 

到底暇なはずないと思うのですがね…

2003年刊。
15年以上昔の話だと今になって読み辛いだろうか、と思ったがそうでもなかったかな?
他に1995年以前でも現役で読み継がれているBL小説もざらにあるからね。
雰囲気的に懐かしすぎる感はあるが手持ちの1~2巻は積読消化しておこうと思った次第だが、気が変わったら3巻以降も電子書籍で購入するかも知れないけれどね。

ただ、最近はこの手の『金に糸目を付けない、地位と人脈にモノを言わ…

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飴と鞭も恋のうち~SECONDヴァージン~ 小説

いおかいつき  國沢智 

何となく、躾の良いわんこ達だな…と

2020年刊。
この新刊、ちるちるでもhontoでも書影が発売日ギリギリまで出なかったのだが、書店での買い辛さを予想して通販で予約しておいて正解だったな…と。
元はリロード・シリーズのスピンオフで、警視庁捜査一課内の堤×藤村コンビに続いて登場した部下二人と班長の3Pカップルの続編に当たる。

いおかさん作品の中では、3P絡みというのもあって前作を引き継いでエロ特化に力が入っているほうだ。

4

見初められたはいいけれど 小説

水原とほる  ミドリノエバ 

”素直なひねくれ者”同士

2020年刊。
初期のヤクザもの痛い系インパクトの強さから、既に様々なトーンにシフトチェンジしている感のある水原さん作品。

攻めのジョシュアがセレブ両親の権威を笠に着ずとも、飛び級する程の秀才でふらりと世界各国の旅に出られる行動力の持ち主だというのに好感を覚える。
会社命令とはいえ、世話する相手、得意先オーナーのお坊ちゃんがいくら切れ者だろうが振り回されるのは御免だと思っていたお目付け役…

4

呪い宮の花嫁 小説

水原とほる  サマミヤアカザ 

タイトルに”花嫁”と付く謎

2015年刊。
残念ながら自分には、今回のタイトルに”花嫁”と付いているのにピンとこなかった。
先にネタばれを出すと、女系一族の四之宮家は婿を迎えて成り立っているし、馨も無事に家業を継いで切り盛りしていく訳だから家を出る訳でもない。
花嫁ものというよりも、馨の家系・四之宮家の中で男性がことごとく短命だという謎がメインだと思うのだが…

背景は格のある家名、何百年も昔の芸術品、蔵、呪いと横…

1

スレイブ・ゲーム 小説

綺月陣  小山田あみ 

トーマさんの独壇場

2017年刊。
既に『トリッキー・ゲーム』を購入したものの、先に刊行されているこちらから読んだほうが分かり易いだろうかと思い入手。

この話では本来フリーカメラマン・大悟と文房具メーカーの営業マン・理久が高校生の頃から引きずっている両片想いの成就がメインなのだが、おネエ言葉の敏腕弁護士・藤間、ことトーマさんがまぁ目立つこと際立つこと!!
話をグイグイ引っ張ってくれるだけでなく、二人の恋路の…

1

銀色うさぎと約束の番 小説

高峰あいす  駒城ミチヲ 

ぽやんとした空気が漂っている?

2020年刊。
ウサ耳受けは度々見かけるが、ウサ耳攻めってのを読むのは今回が初めてだ。
曾祖母の形見分けの目的で、幼い頃の初恋の相手・ギンちゃん逢いたさに裏山の住まいへ訪問しようとする奏。
しかし奏は何の違和感も感じずとある屋敷に入り込んでしまい、そこに住んでいるウサ耳の麗人と二本足で立つ側仕えの子ウサギ達に出迎えられる。
屋敷の主人である銀砂は幾度か奏を帰そうと促すのだが、ギンちゃんに再…

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くちびるの封印 小説

うえだ真由  高星麻子 

寂しい故に欲した愛情

2009年刊。
元は1998年にアイスノベルズにて刊行されていた分の新装版に当たる。
今は漫画、小説内で未成年の飲酒喫煙描写は自粛されているようだが、当時の作品ではこの話みたいに高校生でも時々酒を飲んでいたりタバコを吸っていたりする場面に遭遇する事がある。
じゃあその一方で、何でエロ描写は過激になっていくんだ!!って疑問や憤りについては謎だが。
ちなみに紙文庫と電子書籍を比較してみたところ…

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ファーストエッグ(4) 小説

谷崎泉  麻生海 

果たしてこの結末を想像できる読者は居るのだろうか

2巻(2014年刊)~4巻(2015年刊)まとめてのレビューにて。
この長編は話の密度が濃いうえに『もしかしてここも伏線か?』と予想した箇所も多々あったので、じっくり読んでいく必要があった。
…が、注意深く読んでいても想定外のラストには驚いた!!
とにかく意表を突く内容だが、極力ネタばれ伏せで上手くレビューを書きたくとも難しいね。


2巻から、佐竹が五係に飛ばされる原因となった月岡事…

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ファーストエッグ(1) 小説

谷崎泉  麻生海 

何故だか脇役ポジションにいる攻めさん

1巻目・2014年刊。
『真音』と同じく2段組構成の文章で、各巻に短編2本と主人公・佐竹と高御堂の出逢いに纏わる書き下ろしが収録されている。
刑事ものだが派手な展開はないし、特殊能力ものと聞くにもピンと来ず、結構硬派な印象のようで…
警視庁内の島流し的部署である”五係”の面々は1巻ではまだ顔見せ程度だが、こなれた感は漂っているし、一体何をやらかして五係に流されてきたのか気になる。

五係…

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求愛する魔王と異世界ヤクザ 小説

中原一也  黒田屑 

こってりした顔ぶれが集結(笑)

2019年刊。
中原さんなら高水準で楽しめるだろうと期待して購入。
ちなみに当異世界召喚ファンタジーには、モフモフと謎の攻めモテモテは含まれていないのを予めお伝えしておく。

異世界に飛ばされた鬼柳は勇者さまに間違われて、その世界を脅かしている魔王退治を請け負う。
年頃の女性だけでなく男性にまで見境なく手を出す性欲旺盛な魔王の正体は何と、10年前に失踪して鬼柳が必死に行方を捜していた若頭…

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