渋茶さんのレビュー一覧

共犯者の法則 小説

いおかいつき  カワイチハル 

何かと顔に注目のいく刑事

2016年刊。
いおかさん得意の事件もの&バディもの。
捜査には熱心なのだが、誰もスタンドプレーを制する事が出来ないせいで周囲から持て余し気味の刑事・尊(たける)。
そんな尊でも、コンビを組んでいる越谷とは無駄な気を使わずに息が合うようだ。

この話の殺人事件では、被害者が尊の初めての相手(しかもセフレ)と知り、彼自身は戸惑いを見せるものの過去の若気の至りと割り切って淡々としている。

0

男子寮の王子様 小説

田知花千夏  高星麻子 

ウザいのが嫌な気持ちも分かる

2014年刊。
幼い頃にそれぞれ親に先立たれた為、祖父母の元で育った従兄弟同士の圭と翔太。
全寮制男子校に進学した圭の後を追って、翔太は猛勉強して同じ学校に進学した。
3年ぶりの再会に舞い上がって何かと世話を焼きたがる翔太に、遂に「ウザい」と豹変した圭は本心をさらけ出して…

幼い頃から「圭は俺が守るんだ」と意気込んでいながらも、翔太の一方通行だった訳だ。
手のひらを返されて相手にされ…

0

狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

嬉しき事かな、”狐の嫁入り”雨

2016年刊。
表紙で一目瞭然のケモ耳尻尾人外攻めでっす!!

10歳の頃、稲荷神社のお狐さま像が咥えていた鍵を壊してしまってから雨男となってしまった拓海。
以来、楽しみにしていたイベントや遊びが雨男の拓海のせいで中止続きになってしまうのを同年代の子供達に責められる居たたまれなさから、都心の中学・高校に進学して地元を離れてしまう。
しかし、温泉民宿を営む実家の父親が倒れた事から、大学進学…

1

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

読後の評価に頭を抱えてしまう不憫ドラマ

2013年刊。
実はこれ、何年も前にマイページ内の『読みたい本』としてチェックしてあった一冊だった。
普段からピンときたものはどんどんチェックを付けて置くせいでそれが相当数溜まった状態になってしまっているが、ようやく通販にて取り寄せて読んだ次第だ。
確かにこれは読み終わった後に頭を抱えてしまうね…(苦笑)
でもまぁ自分の好みとは違っていても、”評価に困ってしまう”って話を読むのも結構面白か…

4

王宮騎士の溺愛 小説

橘かおる  タカツキノボル 

玲哉くん、グッジョブ(^_-)-☆

2019年刊。
フツーの大学生が王様の代わりを務める異世界召喚もの。

異世界に召喚された玲哉が国王陛下の重臣3人に迎えられた早々、魔導師長が「ちょっとした手違い」と暴露するも、姿を消した国王陛下の身代わりを務めてほしい、瓜二つだから丁度良いと請われる。
…と、初っ端から軽快なノリで入り、この話大丈夫か?と少~し不安だったが、テンポ良く読み進められた分には一安心。

玲哉が身代わりを請…

3

バグ(2) 小説

夜光花  湖水きよ 

BがLしているどころじゃない!?展開

2014年刊。
異形のものと戦うバトルファンタジー、2冊目。
大量の血痕のみが残される遺体無き連続殺人事件を追い続けるうちに、異形のもの=蟲退治を宿命とする新枦(しんばし)一族の若・水雲(もずく)と出逢った七生。
自身に人の体内に寄生する蟲を察知したり、その蟲を体内から引き出せるといった能力を持つ事が判明した七生は、更に己に瓜二つな蟲を操る謎の男・バグに遭って愕然とする。
事件として蟲の足…

0

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

ゾンビの次は蟲!!

2013年刊。
薔薇シリーズが大好きな人ならば、高確率でこのシリーズにも嵌る可能性が高いと思うがどうだろうか?
異形のものを退治するバトルファンタジーで、ゾンビの次は蟲だ。
それも蜘蛛、ムカデ、蛇みたいなものと見た目色々な形態がありそうなので、寄生虫をイメージしたほうが手っ取り早いかも知れない。

自身が嫌悪感を察知する人が間もなく姿を消すといった不可解さに気付いた刑事・七生は、大量の血…

0

呪禁師百鬼静の誘惑 小説

小中大豆  yoshi 

(注)オカルトファンタジーではありません

2017年刊。
オカルトファンタジーかと思っていたのに読み始めから速攻で攻めのインチキだと知ってしまい、期待していた気持ちがちょこっと萎んでしまった。
まぁ表紙やタイトルに惹かれた自己責任ですがね…
話全体は一冊通してテンポ良く読めたし、多少オカルト物をかじっている人ならばニヤリとできて楽しいところもある。

それにこの表紙のコスプレ男こと、コンサルタント会社経営社長で呪禁師を自称する百…

1

ケンネルホール学院の恋する犬たち 小説

鈴木あみ  キツヲ 

まるっとわんこを擬人化したような学園もの

2017年刊。
まるっとわんこを擬人化したような学園ものだ。

ユキは雑種犬で格下に見られるのを分かっているのに負けず嫌いな性格が災いして、編入早々にアドルファス率いる”アルファデリタ”のメンバー達相手に無謀な賭けに乗ってしまう。
試験の成績で全メンバーに勝てなければ、輪姦やむなしの状況で身体を差し出すといったものだ。
高度な授業に遅れを取って試験勉強に追われているのを敵方のリーダー・ア…

0

うちの殺し屋さんが可愛すぎる 小説

朝香りく  八千代ハル 

育て直しの親と賢いひな鳥

2017年刊。
過去のちるちるニュース『殺し屋BL』特集で見かけて取り寄せて置いたもの。

フリーランスでボディガードを請け負っている聡一郎の元に無理やり押し付けられた何やら訳ありのあどけない少年。
その少年・亜鳥は天然どころか、聡一郎に付いていった初日早々からネグレクトな生い立ちが判明して愕然とする。
が、この件に関しても読み続けていくと重苦しさは払拭されていくのでご安心を。

亜…

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