橘盾さんのレビュー一覧

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

凪良育ち

【365+1】は既読です。
久保田の“ひとたらし”の良い人っぷりや、里美の自分中心の似非南ちゃんっぷりに辟易しつつ、“いばら姫”美山の、歯に衣着せぬ言い方や慣れ合わない姿勢にすごく好感持てました。
なので、自分にはイバラと言うより「猫のフミフミ」ですね。
爪が出て服や肌が危ないのは分かってるけど、有難う嬉しい♪ってやつ。
ましてや、ツンでキレイな迷い猫(美山)なら大感激さ!?
久保田もそ…

6

おやじ貸します!? ~兄弟屋顛末記~ 小説

夏乃穂足  兼守美行 

七三あたまの39才(受け)が色々とぼけてくれます

表紙の左、飄々としたメガネが本作主人公です。
思わずにやけてしまう程、兼守先生がドンピシャと表していますが、このおとぼけ感が最初から最後までずーっとで面白かったです。

双子の弟「伸」が子供の頃からモテまくる男で、華やかな弟の陰で主人公「尚」はその真逆でマジメで地味でじっとりタイプ。
この双子が始めたのが便利屋・兄弟屋で、『おやじ貸します!』は、そのアイ・キャッチなのでした。
苦しい経営…

5

そんなに愛情いりません 小説

今井真椎  小椋ムク 

瓜生の為なら署名でも寄付でもします

主人公達の話は本当に切なかったです。
イワンのバカ的に与え続ける瓜生と、瓜生の重荷になりたくないと引く比嘉。
不幸が重なって大切なものを失くす度に、欲しいものが明確になってくることをこの2人に教えて貰いました。

ボクシングは好きでよく見ます。
だからか、主人公達の事とは別に、周りに付いて気になることが多かったので、敢て書かせて貰います。
まず、比嘉の父親の世界戦での事件。
いかに挑…

4

紫音と綺羅(下) 小説

栗本薫  岸裕子 

読み終えてホッとしています

JUNE作者陣のリレー小説の上巻の続き、下巻は栗本先生お1人です。

(上下巻おおまか)
芸術の神に愛でられた美しい双子の綺羅と紫音。
綺羅は、日本舞踊の家元の養子になり、家の名を守る為の後援者の玩具として育つ。
自分を淫乱と自認し公言し性を求めているけど、抱かれたい相手には恨まれ憎まれている。
紫音は、財閥の会長家に貰われる。ピアニストとして将来有望だったが、養父は亡くなり、同系会社…

3

闇夜を歩く(1) 小説

谷崎泉  有馬かつみ 

まだ恋愛じゃないけど期待大

面白かったです。
『闇夜を歩く』というカッコイイ作品名が気になっていました。

主人公は『永島潤弥』32才の若さで次期首相候補「猪飼」の第1秘書を務める。
猪飼に何の恩もないが、自分の手で首相にしたいと思っている。
実力者「宇津井」から首相指名を得る為に、宇津井が勧める胡散臭い占い師なんぞにも会う。
だが、占いがどう出ようが、宇津井を納得させる答えを得なければならない。
永島は先ず自…

5

不可解な男~多岐川燎の受難~ 小説

雨月夜道  中井アオ 

美男子なフランケン

雨月先生の第3弾、待ってました!

●受け・主人公・多岐川燎、社長子息で営業トップ社員 
営業成績も親の七光との声に、気にしない素振りながら内心メラメラこんちくしょう―!!
自分の気持ちと裏腹の子供染みたバカをついやってしまう、自意識過剰でヘタレな美人さん
●攻め・柊 宗一郎、燎の従兄・木口慶吾の部下
寡黙でキマジメで従順で天然。美男子。
だがその実は、トラウマ持ちの厭世思考で卑屈、…

2

騎士が愛でるは籠の鳥 小説

成瀬かの  六城ポコ 

デオドラントは大切だ

急に知らない時代の何処かに飛ばされた、現代日本人青年の異世界トリップものです。
こういうの特に好きではない橘ですが、作家読みの「成瀬かの」とあらすじの「筆下ろし」が気になって、ポチ。

主人公・楓月(かづき)が飛ばされた先の世界観は、中世ヨーロッパみたい。
身分制度が厳しく、下層民は法律・道徳・清潔(←ここ重要です!)とは無縁な暮し。
飛ばされてきた人を“迷い人”と言うこの世界で、言葉も…

3

麗しき獣たちの虜 小説

今井真椎  タカツキノボル 

more 棘チン~\(>ロ\)~(/ロ<)/~

ケモ耳+人の4P話です。
そのケモ耳は、作者のネコ科イチ推しのユキヒョウ(雪豹)ですって。
これは、腐のネコ好き皆様にしたら「おお♪」となることでしょう!?
橘もネコ好きの端くれとして、ウフフ(=^・^=)゛だったんですが…

でも、読み始めてみたら、主人公の由希の魅力が橘には伝わって来なくて;
純で一生懸命なのは良いのだけど、自立できていないし、淋しいのは他人のせいみたいなのが、どう…

3

脱いだら凄い嶋崎さん 小説

夏乃穂足  明神翼 

理系天然×慎重美人

嶋崎さん、裸もスゴイんですが、それ以上にスゴイところ沢山アリましたっ!!

前半の出会い~再会は、コミカルで可愛くてテンポ良くて、思わず口元が緩んでたと思います^^
甥っ子を追い掛け、嶋崎の逞しい裸にウハウハする有紀側のシーンは、キャラも文章も気持ち良いー!
中半からの、有紀の嶋崎モテ作戦くらいから、嶋崎の理系バカっぷりが大増量。
切ない系がお得意かと思っていた夏乃先生、こっちの方も良い…

5

たぶん疫病神 小説

松雪奈々  小椋ムク 

淫魔の次は?人気シリーズのスピンオフ

タイトルから推測した通り、淫魔シリーズです。
淫魔2にちょっと出てきた小動物系・佐藤くんが、疫病神に憑かれます。

本編の美和に憑いたのは淫魔→おみくじで「色難」とあれば嬉しくなりそう。
でも、本作の神様は、絶対憑いて欲しくない厄災オンパレードの神様でした;
ただね、淫魔オヤジとはルックス他・正反対でして、これはこれで見てみたい^^
細身長身にキレ長の涼しい目、黒いスーツに敬語使いの執…

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