まぎぃさんのレビュー一覧

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

悪くない王道

スパダリが健気受けにメロメロ~、な王道ストーリー。
しっかりと読ませる構成、文章はさすがの崎谷さん。しかし、どうも私、この評価の高い先生の作品が苦手なのです。

特に、受け視点で、恋愛に中学生のようにぐるぐる思考する展開が好きじゃない。これはまさにそれ、で、しかし最後まで読めたのはやはり作家さんの力か。

ぽつぽつと登場するイタリア語が面白く、作品に違ったテイストを与えていて好印象。

1

愛玩ホスト ~No.1の代償~ 小説

真宮藍璃  石田惠美 

表紙買い

表紙買いして肩すかしをくらう系の1冊。BLACKなのは表紙だけで、中身は淡泊。

元官僚のスーパー攻めがホストNo.2て、でつまづいてしまったかな。ご都合主義の展開、すれ違い、仲直りが頭にすっと入ってこなかった。しかし、さらっと読めると言うだけで、途中で放り出さず最後までそれなりに楽しんで読めました。カバーで期待が高まった分、あれっという感じで評価が下がっているかも。

1

華の闇 小説

榎田尤利  蓮川愛 

榎田さんのエロ万歳

榎田さんのエロ万歳、な作品。

遊郭で男娼(陰間でなく男遊女という変わった設定なので表紙絵となる)の華嵐。華に嵐のたとえもありますわな。絵に描いたような健気受け。
一方攻めは、財閥御曹司。なので身請けも出来るぞ、と。やはり他の男に抱かれるシーンはNGだったのか、危害ある華嵐ながらもその辺りの描写は出ず。ストーリーとしては片手落ちな印象。

攻めがかたくなすぎてややイライラしますが、結局ハ…

1

恋の診察室 診察室でベルベット・タッチ 小説

井村仁美  桜城やや 

年の差

オヤジ攻めいいですね。医者っていう響きだけでエロいですが、ダブルで年が違う攻めが、おしおきと称して二十歳の青年をメロメロにしてしまうというお話し。

しかし、受けが健気すぎて、エロエロではあるんですが、なかなかそこから進みません。ぐるぐるしてるうちに、事件も平行して進行し、最後に大団円、的な流れ。

展開が読めてしまうので、もっとあっけらかんとした受けで、おばかっぽく乗り切って欲しかったな…

0

汚された白衣 小説

剛しいら  萩原薫 

B級アクション映画

「奪われた白衣」の続編。しかし、白衣がタイトルに入る作品って多いんですね。探すのが大変。

今作はエンターテイメント色が強く、双子の兄弟に愛されてメロメロになっってしまう受け(主人公の医者)という構造はなくなってる。まさにB級ハリウッドアクションというのがぴったり。その意味では、人間関係でどろどろした前作の方が好みだったかな-。

強面ながら優しい兄の方が自分(受け)に執着し、一見人当たり…

0

軍服の劣情に堕ちて 小説

バーバラ片桐  朝南かつみ 

軍服ものはこれ

こちらはネタバレしない方がよいと思いますのでがんばってみます。

結構前に読んだので細かいところは忘れてますが、今も印象深い作品。軍服ものはいくつか読みましたが、中でもこちらがピカイチでした。

美人受けの花房。スパイ容疑で囚われ、まさに絶体絶命。昔の厳しさを思えば、抜け穴などないように思えます。そこへ取り調べのためにやってきた、かつての部下、牧野。まっすぐな好青年のような雰囲気が文章から…

2

ショカツの恋 小説

檜原まり子  青海信濃 

ぴちぴち新米刑事と先輩のコンビ

かなーり前に読んだので忘れかけてますが、元気印の新米刑事と、面倒見役の先輩刑事のカプ。

先輩の由岐中が大好きなワンコ駆け出し刑事、ダイスケ。由岐中とは珍しい名前だなと思いましたが、ユキって呼ばせたいから?
ちなみに、イメージ通りというか、ワンコ攻めではなくワンコ受け、渋い先輩刑事の方が攻め。

文章は、作者さん初期の頃のきゃぴきゃぴした雰囲気はなく抑えめで、読んだ当時はなかなか面白いな…

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電気屋さんは恋愛中【改稿版】 小説

白城るた  Misen 

やや盛りすぎも読み応えあり

こちらを購入して読みましたが、レビュー時に登録がなく旧作にレビューしてました。こちらに転載しておきます。
なかなか面白かったと思います。

タイトル通り、恋にとまどいながらも前向きな二人のかわいいお話。
淫乱受けの篠更(しのぶ)にくわれてしまった感のある、親切で気の良い電気屋さん、俊郎。
最初は客として家庭訪問するが、なんと恋人の男性に追い出されるからと、居候することに。「虫に刺されたと…

1

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

タイトルよりは王道じゃない

「職業、王子」でアラブときたらおきまりのパターンか?と思い長らく手をつけていなかったのですが、思い立って読んでみました。

まず主人公のエロビデオ店長、綾高がひょうひょうとしてさばけてるのがいい。お相手がアラブの王子で、一般人の綾高はめくるめくおとぎ話展開にまきこまれてしまうのだが、そんなちょっとコミカルな設定にもかかわらず、王子の苦悩がメインのストーリー。

おまけに、攻めにさせられちゃ…

1

帝都万華鏡―巡りくる夏の汀に 小説

鳩かなこ  今市子 

春洋カプ完結編

際2作につづき、紘彦×春洋の完結編。2冊揃えてから読んだ方がいい。

すれ違っていた二人。最初は何者でもないときに出会ったから、そのままハッピーエンドとはいかなかったろう。
今回は、画家となった春洋と、跡取りの自覚が出てきた紘彦の再会。過去の誤解の種明かしに、事件を経てようやく素直になる二人、という展開。こちらもお約束ですな。

春洋のいじいじにイライラさせられた分、すっきりとハッピーエ…

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