ふばばさんのレビュー一覧

“D” ~愛を知らないビデオチャットの青年の話~ コミック

しちみ 

もっとルートを!

スターシステムっていうんだこういうの。
でもこのコミックス1冊だけではシステムというほどの話数がないから、物足りない。
ゲームの方法論を落とし込むのはとても面白いと思います。
だからこそ、ロニールートとフィルルートの2択でしかも両方バッド系なのは惜しい〜。(最後にハッピーぽいエンドもあるけど、とってつけた感がありました。)
また、どっちのルートでも「強姦」になるというのも救いが無いしバリエ…

2

オーバーテイク コミック

加東セツコ 

曖昧なストーリー運びが好き

中編2作品と短編1作品収録。

「オーバーテイク」
成績不振の年下の幼馴染・賢吾の家庭教師を引き受ける図書館勤務の史也。
賢吾は史也に追いつきたかったという。
それ以上にどこか熱い視線を感じる史也だが…
この賢吾くん、自分に自信がないのかな。きちんと言葉にせずに史也に無理をする。
追いつきたい、それだけで背伸びをしたり落ち込んだりする恋心。
でも史也だって。
…というお話。
絵…

1

「束縛志願」電子版特典SS 特典

江ノ島での休日

「束縛志願」電子版特典SSとなります。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



タイトル「熱愛志願」

本編+書き下ろし「結婚志願」の後。
休日にいつもより少し足を伸ばして江ノ島まで遊びに来た泉と大沢。
海沿いのイタリアンレストランでランチを食べながら、大沢の方から泉に同居を提案します。
もちろん泉は大喜び。
食後に散歩するか、それとも水族館とか行ってみるか?と聞くと「…

0

「闇金紳士のキケンな悪癖」電子限定特典漫画 特典

若奥様のお出迎えは…

「闇金紳士のキケンな悪癖」電子限定特典漫画となります。
1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



①ガチャ(帰宅する恩田)
純也「おかえりー!」

②恩田「おいおい あんだよその格好は あ゛あ゛?」
純也「あっ… ご飯の支度が…♡」

③恩田「うるせえ ヤられる準備万端じゃねえか」
純也「ふふ バレたぁ?」

④純也「忍さん最近忙しそーだからさぁ 俺が癒し…

0

switch 小説

宇喜田紅  ニユ 

友情と愛情の境は

電子短編。

まず、SM的なベッドシーンから始まる本作。
しかし、その行為は実は「プレイ」。
愛や快楽のためのものではなくて、「捜査」のためのプレイなのです。

舞台はロンドン。
責められているのは作家の叶(かなえ)。日系の英国人。
攻めはスコットランドヤードの刑事・アルバート。
アルバートと叶は友人。
叶は殺された犠牲者に同調して殺人現場の再現的なことができる。被害者に憑依し…

0

ひみつのみずたまり 小説

砂床あい  加東セツコ 

治るものも治らないおそれ

電子短編。挿絵の加東セツコ先生推し。
内容は…
ズバリ「おもらし」もの。みずたまりって…ソレ!

主人公はちょっと不真面目な高校生の久瀬。
映画が大好きで、マイナー映画専門のミニシアター映画館でバイトをしている。
ある日、窓口にクラスの優等生・蝦名が女の子と一緒にやってくる。
その時は蝦名と映画の趣味が合うのかも?なんて思っただけだったんだけど、映画館のトイレを掃除していたら蝦名が飛…

1

月の魔物 小説

西江彩夏  松尾マアタ 

dark lust

電子短編。
表紙絵からわかる通り、触手もの。
そして、ちょっとホラーの香り…

主人公は、銀行員の米倉。
特に趣味もなく、家と銀行の往復。規則正しい生活。そしてゲイ。
今日は帰りに同窓会がある。
そして、その同窓会で高校の時に恋していた細川に再会するのだが…というストーリーです。

当時告白したが返事は無くそれっきり。今久々に会っても他の人に対しての態度と全く同じ。
米倉はそん…

0

深海に差す光 小説

西江彩夏  加東セツコ 

不条理

電子短編。挿絵の加東セツコ先生推し。
内容は…
作品紹介で記されているあらすじとはちょっと…いやかなり、印象が違います。
短編だけど、これどうなるの?どう進んでどう決着するの?と先の見えない読書体験となりました。

主人公は、OA機器営業主任の仁坂。
自分で自分のことを「精悍な色男、間違いなく見栄えのする男」なんて自覚してる。
部下の大江は、真面目で気が利いて、時間厳守、身なり清潔、…

0

なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

哀しい者同士の

風俗キャストxハイスペエリート官僚のシリアスもの。

物語は、エリート官僚・高瀬の離婚成立日から始まります。
駅のベンチで立ち上がれないほど憔悴する高瀬だが、向かいのホームにいた男に目を奪われ…
この男がデリバリー系の風俗キャストなんだけど。

ゲイ傾向を隠して生きていた高瀬が、この魅力的な謎の男・タスクに溺れいていくさまと並行して、高瀬の抱えている苦悩、仕事の困難さ、そしてかつての同…

0

午後11時、きみとふたり コミック

加東セツコ 

この曖昧な空気感が好きなんです

5作品収録の短編集。

「午後11時、きみとふたり」
「午後9時、きみとふたり」
同棲していた恋人と喧嘩別れした係長の堀尾。
部下の酒井が自分をよく見てくれている事を知り…
2人がどんどん距離を縮めていくんだけど、この係長さんはちょっと神経質っぽいというか性格暗そう。
だから新しい恋が始まってもウキウキハッピーな雰囲気ではなく、どうも判然としない不安が漂う。そしてそれが作者様らしい味…

1
PAGE TOP