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北沢きょう
ふばば
ネタバレ
…な一冊です。 「朝長風月、書道家です」 主人公(受け)の朝長進次郎は『顔は一流、腕前は三流…のネガティブ書道家』です。 でも、性格は素直というか子供っぽいというか。 『あなたは才能がありますよ』と言ってスカウトしてきた芸能マネージャーの織田にドキドキして。 短編のせいなんでしょうかね〜、色々急な展開が立て続けに。 織田が実は超絶イケメンのタレントだったり、進次郎が早い段階で織田に…
S井ミツル
リバらないけどリバの匂い系、という事で、どれどれ!と。 確かに本作は、リバ好きもリバ嫌いも萌えられるギリギリの線を攻めてるなあという感じです。 その意味で凄く上手い。 リバ大好きの私としては、何が好ましいってこの2人が攻め受けに優劣をつけてないところなんです。 攻めのゲイビ男優光彦は、今まで基本受けでおシリの快楽をよ〜く知っていて、屈託無くどっちでもいいと心から思ってる。 受けの童貞青木…
樋口美沙緒 夏乃あゆみ
湊は強い人ですね。 自分を殺すという人を、心の奥深くで信じ許している。 アンリの事だって「吸血鬼」である事を受け入れて恋をしている。 そして勿論弟たちに惜しみない愛情。 だからアンリもヒナもエルも、そしてユージンも。湊に惹かれるんですね。 3巻では、アンリへの復讐心で一杯になっているユージンの、航を巻き込んでの策略と、アンリと航のどちらを選ぶかの板挾みで苦しむ湊を救おうとするアンリの愛の…
第2巻です。 湊と口論した後、実家に戻ると言って消えてしまうアンリ。 アンリの本心がわからず落ち込む湊に優しい湯澤。 やっと帰ってきたアンリは、今までと別人のように優しくて、湊はまたアンリがわからなくなってグルグルと。 この気持ちすれ違いループが延々です。 読者的には、アンリがいよいよ本契約を決意した事や、その裏に薔薇の宿命のようなものがある事、黒羽や湯澤が何か知っているという事がわかる…
「ヴァンパイアは食わず嫌い」の続編。 「〜食わず嫌い」の方では夏休み設定でしたが、「〜我慢できない」の方は湊の高校生活が軸になっています。 吸血鬼界で湊が「福音の薔薇」という事がバレたらしく、アンリは気が気でない。学校に通う湊が心配で本契約を焦る気持ちもあるけど、湊の気持ちも尊重したくて、俺様アンリがグルグルしてます。 優しくて困っている人を見過ごせない湊は、生徒会の仕事も色々抱え込んで… …
上下巻合わせてのレビューです。 ヴァンパイアもの、イコール耽美!人外! そして俺様ツンデレ、執着、すれ違い、両片想い、 その上ネトラレの危機! 身分差、年の差、花嫁の要素も? 絵柄は非常に綺麗で、子供は可愛らしく、背景も良く書き込まれて素晴らしい。 Hシーンは無く、キスも下巻になってから2回と少ない。でもアンリが湊の血を吸うシーンなどはちょうど良いエロさで物足りなさは感じません…
峰島なわこ
峰島なわこさんの作品は初めて読みました。 タイトルで癒し系BLかなぁと思って購入したのですが、意外と骨太さを感じました。 特にそれを感じたのは2組目のCP、世界的指揮者xラーメン屋さん(奥さんと死別の子持ち)のあれこれ。 メインCPは高校生xカフェマスターなのですが、私が好きだったのはこのラーメン屋さんの話でした。 お相手は世界中を飛び回る有名な指揮者の譲司さん。とても情熱的な人で日本人離…
鳩村衣杏 yoco
元々鳩村衣杏さんの作品が好きです。 本作は題名と表紙絵の雰囲気でコメディものかな、と思い手に取りましたが、コメディではありません。 CPの片方が本物の王子様というトンデモ設定でありながら、では身分差恋愛なのかといえばそうでもなく、やはりお得意の「お仕事BL」的な、仕事や家業に対しての心の持ち様・取り組み方などにハッとする視点を盛り込みつつの物語展開となっています。 やんごとなきヨーロッパ小国…
木下けい子
ある時は胸キュンの大家、またある時は不穏の黒雲でゾクッとさせる木下けい子先生の作品です。 が、本作はキュンもゾクッも少し足りないあっさり系でしょうか。 大して仲良くもなかった同級生の美里に偶然会って、強引に転がり込まれる北方。 タイトルで「ろくでなし」というからには、美里がこれ幸いと居座って北方の生活の何もかもを引っ掻き回す展開かと思いきや、これがそうでもない。 ならばタラし体質のホストみ…
大和名瀬
いつもはコメディタッチの作風が楽しい大和名瀬さんですが、本作は終始シリアスなストーリー展開、しかも親友と後輩の間で揺れるトライアングル! 親友だと思っていた宗司が結婚話を知らせてくれず、大変なショックを受けて宗司への気持ちを自覚し、避けるようになっってしまった祐輔。2年経って実は仮面夫婦だったと知って、また自分は何もできなかった、とショックを受ける。それを見て宗司はなんと『ずっとお前が好きだった…