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不破慎理
ふばば
ネタバレ
タイトルは「准教授黒塚将生の〜」ですが、冒頭には「准教授伊勢幸弥の可愛い生活」が収録されています。 「准教授伊勢幸弥の可愛い生活」 11才年下大学生 x 可愛いモノもの大好きな准教授、のCP。 こちらの准教授伊勢は、可愛いモノ好きで自分も小柄で童顔で、とても「年上の男」には見えません。対して学生の藤井の方は可愛いキャラクター「ゆるうさ」グッズを展開している会社の御曹司で、ゆるうさのレアグ…
高久尚子
すでに同居して1年の恋人同士の馴れ初めから現在までを回想する、という形式の物語です。 物静かな中学教師の美雪は、病院でナンパされ馨と出会ったという。 3年前の美雪は、笑顔もなく警戒心むき出しで、近付いてくる馨を全身で拒否してるような感じだった。 でも一度寝た後はそこまで深く考えていなかったはずの馨の方が本気になりそうな自分に戸惑うけれど、今までの頑なさから一転、縋るように求めてくる美雪に本当…
久我有加 奥田七緒
久我有加さんといえば関西弁。本作もガッツリです。そして。 ザ・年下攻め。(8才差) ザ・ワンコ攻め。 ザ・幼馴染。 ザ・両片想い。 このへんにピピッときたら是非是非。 12年前、9才の男の子とのゆびきりの約束、からはじまる物語。 あの時9才だった子・昇は、今21才の、強面の、180センチ超えの青年となって敬祐の前に現れた。 子供の頃から自分に懐いていた昇のワンコぶりは今…
上川きち
運命の相手に出会えず、死ぬ事もできない、永遠の命を持つ存在… そんなレイが、飄々としたセレブ・ユートと出会って今まで感じたことのない執着心を感じる。 このユートはとってもお金持ちで、レイに優しくて、正にスパダリ的なんだけど、なんというか「心」が足りないのかな。 レイの空虚を、昨日はイタリア、今日はエジプト、お次は日本と贅沢三昧で埋められると思ってる?持ちきれないお土産も、いらなければ置いて行…
樋口美沙緒 夏乃あゆみ
待ってました、の第4巻、そして完結巻。 表紙と口絵はまるで2人のウェディングのよう。光の中の2人です。 さて、いよいよアンリと湊の運命が後戻りできない展開で進んでいきます。 湊は今までアンリと家族の間で揺れ動きアンリを待ちに待たせていたわけですが、遂に自分からアンリを欲して『今日しないのは嫌だ』とまで! ずっとアンリ→→→→←湊だったので、やーっと追いついたのね…と感慨深い。 しかし…
小林典雅 松本花
小林典雅さんの江戸時代もの。 主人公はお堅いお武家さま。だから口調がとっても凛々しくて生真面目なのです。 『榊鉄之丞には嫁がいない。』 からはじまる物語、しかも榊には人に知られると気まずい嗜好があるという。 これは「男色」の事かと思いきや、設定は全然違うのです。 嫁がいないのは、まとまった縁談の相手が祝言前に必ず病気や不慮の事故で命を落としてしまうから。その数、何と4人!おかげで榊は「呪…
中原一也 國沢智
…と言ってもいいかな?決してdisってないですよ!ないですけど、中原先生の繰り出すオヤジギャグに慣れてない方にはちょーっと難易度高いかも〜。 まずタイトルから何のこっちゃ感がありますね。 主人公が40才DT? いえいえ。読み進めるとわかるのですが、主人公は「妖精ハンター」の方なんです。 でもそこまで行き着く前に、「男にモテる魔法」をかけられた阿久津喜晴が、部下で一回り年下の犬山から官能小説…
毬田ユズ
毬田ユズさんは、私の中では働く男の社会人BLを描く作家さん、というイメージです。 前々作「ダブルセクション」では硬質とも言える受けの色っぽさ、前作「砂糖100グラム、恋少々」では真面目君が内包するエロっ子を描いて下さり、さて本作はなんとピアスレーベル! 表紙からすでにエ〜っ!内容も中々飛ばしている感じですね。 絵柄が綺麗で体毛も描かれず、筋肉質ではないシュッとした体付きなので、レースのパンテ…
水名瀬雅良
1冊丸ごとの長編です。 物語の前半と後半が色合いが違うように感じました。 前半は、攻めの藤代が何か企んでいて、受けの遼も過去に藤代と何かがあったのか?サイコ系?とか勘ぐってしまいましたが、そういう話ではありません。 でも、周りにいい顔をしてみんなから好かれる自分の力(?)が一人だけ通じなかった遼に執着していただけかと思いきや、遼に他の子と笑ってると怒ったり。 遼もレイプなんかされて脅迫され…
杉原理生 テクノサマタ
同じ一組のCPの、短編連作的な作品。5編が収録されています。 「夏服」 社会人1年x大学4年、一緒に住み始めて4年の2人が喧嘩して、大学生の茅原が出会いの時の自分たちをつらつらと思い出す… 自転車通学の途中道にあるコンビニでいつも見かけるかっこいい先輩。目で追っているうちにドキドキを感じるようになって。視線はやはり物を言うのだろうか、先輩・坂江も茅原を気にかけて、2人は一緒に学校に行った…