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里西立樺(サトニシ)
ふばば
ネタバレ
フェロモン過多のせいで生きづらいオメガ…というのはまあまあありがちなオメガバースものです。 節度あるαは勿論襲ってはこないけど軽蔑の目で遠巻き、クズαはすぐにちょっかいかけてくる。 自分を守れるのは自分だけ、と食事とトレーニングの両面で体を鍛えている武藤。 そんな武藤に今日もまたひとりのαが声をかけてきた。が、その都田はフェロモンの研究に協力してほしい、と言い出して… …と始まります。 …
野萩あき
野萩あき先生の持ち味が発揮された作品だと思います。 エロはエロいけど、上品さもあるところ。 さて、本作はソフトSMもの。 誰にも言えなかった性癖を、信頼できる友人が解放してくれる。 でもそんな事をしてくれる「友人」はただの親切心なわけがない。本当はずっと恋心を抱いていたんです。 湊斗は隠れてゲイのマッチングアプリをしていたのを高校からの親友・琉生に見られ、拘束系に興味があることを告白…
高比良りと
ある意味王道のBL展開に、SM要素をビリリッと効かせた良作だと思います。 設定は、リーマン。 はじめは感じが悪くて苦手、と感じた相手の意外な一面を知って惹かれ、気づいたら好きになっていた…的な。 この展開は王道的。 そこに独自な味付けをするのが、受けの無愛想美人・三苫が実はSM用の玩具を山ほど隠し持っていて…という人物造形。 日頃ツンケンと嫌な態度を取られて苦手意識を持っていた後輩社員・…
谷崎泉 麻生海
3巻。 構成は「fifth egg」「sixth egg」「絶望の色彩」の3編。 これまでの巻と同様に、今起きている佐竹への脅迫事件と、過去佐竹が捜査一課だった時の事件が描かれています。 特に本作では過去の連続OL殺人事件についてが大きい。 事件が2件起きた事で連続だと疑われた案件が、どうやら昔の一件を合わせて3件目だった事、それがわかったのに第4、第5の殺人を防げず、犯人も全くわからない…
ヤマヲミ
電子短編。 歯科医の笠原は、たまたま取った診療予約の電話の声にゾクゾクが止まらない。 なぜなら、笠原は「男性の重低音にしか反応しないED」。そんな性癖を抱えて、笠原は恋愛や性愛を諦めていた。が! …と始まります。 電話で急な予約をしてきたのは有名声優の奥田。さすがの生声を聞いて笠原は興奮してしまう。 奥田に気づかれないように懸命に治療をするが奥田は気がついていて… 口の中の笠原…
構成は「third egg」「fourth egg」「偽りの憧憬」の3編。 1巻目と同様事件が起きるけど、完結の1話ではなく関連して続いていくような流れになっています。 佐竹への脅迫状の件がいよいよ深刻になってきたこと。 それが佐竹の捜査一課時代の事件に絡んでいること。 黒岩が佐竹の警護を買って出て「梁山泊」そして高御堂の存在を知る。 「偽りの憧憬」は再び佐竹の捜査一課時代の事件。 …
刑事もののドラマを見てるみたい。すごく面白い。 特にアプローチが面白くて、冒頭の2話は本当にTVシリーズ的に1話1事件完結。 そこで登場人物の輪郭や関係性、過去などが大まかに示されて、次にどんな事件が起きるのか、登場人物たちの過去に何があったのか、彼らに何が隠されているのか、などなど、非常に引き込まれます。 特に、冒頭に登場する元SATでゴリゴリの上下関係重視の組織人間・黒岩。 彼が主人公…
深夜
深夜先生初読みでした。 試し読み部分での「白バイ警官」がカッコ良くて。内容知らずに購入したのですが、これは当たり! 絵柄はガチムチ系。 表題作と、短編1作収録。 「早乙女警部は愛を乞う」 白バイ警官の後輩x指導官。 後輩である倭は少年時代に今の指導官である早乙女に助けられた経験があって、ずっと早乙女を慕っている。正に大型ガチムチワンコ。 一方早乙女が実は根暗で淫乱でドMで、しかも…
よしながふみ
24巻。 前巻で遂に結婚式というひとつの節目を迎えた2人ですが、日常はその後も淡々と続くようでいてやはり式を挙げた事での変化も確かにあるのです。 若いタブチくんカップルとの交流もそうだし、シロ両親とケンジ母姉との交流、また佳代子ファミリーもつながったり。 また、お互いの年齢からくる衰えもあり。 はぁ〜…年月を経るとこうですよね…好むと好まざるに関わらず、2人だけの世界じゃなくなる、自分も相…
藤崎こう
本日発売のお知らせに「獣」を見つけ、つらつらとあらすじを見て… 「堂々完結」の文字を見つけた時の衝撃。 ウソでしょ獣シリーズが完結ぅ〜?マジか⁉︎ 当然ポチって即読、のち脱力…終わった…終わったのか?これで終わりなのか?…いややっぱり終わりなんだろう…だって。 千春が微笑んでんだよッ! ストーリーとしては前作の「獣のラブリーストイック」からの続き。 偽名でマーキュリー社で平社員して…