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13/16(合計:154件)
タクミユウ
ふばば
ネタバレ
私がタクミユウさんの大ファンになったきっかけの作品。 本作の関連作が「無色透明」ですが、こちらの方が先に描かれています。 (本作の主人公・高槻祐仁の過去が「無色透明」となっています。) 私は実は「無色透明」の方から読みまして、その後しばらくして関連作と全く気付かずに本作を読み、途中で「あれ?これ……」となって。 傍に「無色透明」を置いてループ読みして、この2作の深さに参った… 本作は…
宮緒葵 小山田あみ
…御台所さまなのですね… いや〜…この読後感。なんか凄いもの読んじゃった。 江戸時代のパラレルなんでしょうかね。男同士の結婚もありの時代もので、それでも世嗣ぎ必須の「将軍」の正妻はやはり「女」が当然のはずなのに、輿入れしてきた公家の姫はまさかの「男」という物語。 しかも、当初から将軍様との会話用の口調と仲間内での口調が全く違っていて、何か企んでる?本当にあなたはいい人なの?と疑問を持ちながら…
西田ヒガシ
リーマンの恋を描いて右に並ぶもののいない西田ヒガシさん。 本作も全く期待を裏切らない、それどころか唸るしかない神作品をまたしても届けてくださった…… 表題作+短編が1編収録されています。 「肉食の部下」 デキる部下の時田が男とキスしていた。 そんな冒頭。 見ちゃったのは上司。堅物メガネの香山。 時田はそのトップの成績を、枕営業で取っていた… 2人が恋するようになる流れの意外…
ARUKU
いやーー…… なんだろう、この物語。 ARUKUさんは凄い凄いとずっと思って心酔してきたけど、まだ上があったよ… ジャンルとしては、ファンタジー。 他人の顔が点と線にしか見えない雪村。 そんな雪村の前に現れた、唯一顔が見える紫ノ宮。 紫ノ宮は雪村とは前世の約束があるからお前の騎士になってやる、と言う。 そして、言葉の通り襲いかかってくる危険やバケモノを斬って斬って、雪村は守ってくれる…
夜光花 水名瀬雅良
「堕ちる花」「姦淫の花」「闇の花」3部作、プラス「鬼花異聞」「神花異聞」、そして最終話としての本作「かくりよの花」にて花シリーズ6部作の完成となります。 本作は、異聞2作に登場の編集者・長峰将(たすく)が主人公です。 そして、本作もまた兄弟もの(弟x兄)でした。長峰、お前もか。 …と言っても今回の2人は全く血の繋がりはありません。将も弟の幸司も施設出身で、戸籍上の兄弟という設定です。 …
宮本佳野
読めば読むほど心に沁みる「何か」がある。故に「神」評価です。 主人公は、「手をつないで、空を」の晴也の元セフレ・八木沢圭、編集者。 八木沢の独白。『俺は男運が悪い』… 今、既婚編集長との不倫。 その前、10年間恋人だと思っていた男に振られた。(←晴也の事。八木沢が真剣だった事がここでわかる) そして、もっと昔の男は……体と心に棘を残した男。 その男・渉の弟、すばるが、新進作家として…
地味目なお話ですよ。でも何故か心を掴んで離れない「何か」があって、故に「神」評価です。 主人公は、伊藤晴也。 学生時代に大きな文学賞を取ったけれどプレッシャーからスランプに陥って小説が書けず、今は雑誌記事を主に書いている。 晴也はゲイで、大学からの友人で担当編集者の八木沢とセフレ関係。 ある日、海辺で少年・マキ(17才)を拾う。 マキは人に触られるのがダメで、手を洗いすぎる強迫神経症…
…と言いたいくらいの神作品。 といっても私はARUKU信者ですので、そこをお含みおき下さい。 タイトルは「キラキラセブン」。7作収録されています。非BLとなっていますが、匂い系と言える作品も含まれています。 「アンダースタンド」 つちのこの里で、ひたすらつちのこを探していじめられている針井(ハリー)♂と、偶然つちのこを目撃してからハリーと一緒になってつちのこ探しに没頭するようになる織田…
崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)
重い。 物語の筋立てはなんとも陰惨だし、男の筋肉描写もなんとも重々しい。 表紙左の男性は、なんとなくたおやかで女性っぽくも見えるけど、物語ではさてどうなるか… 「シェヘラザード」 冒頭、アラビアンナイトの寓話がビアズレー調のイラストで語られ、耽美的。 愛を裏切られた王が、愛を永遠にするがゆえに男たちを殺めていく夜。 癒し系バーテンの葵。一歩店を出ると人格一変!そんな店の用心棒?…
高橋秀武
………今は亡き、昭和の美形俳優さんです。 本作を一読して、私の脳内で「雪」がこの方に変換されましたが、これは私個人の感想ですので、作者様の意図に反していましたら申し訳有りません。 読後に「作者インタビュー」を読みまして「必殺シリーズ」がお好きとのこと、私がその俳優さんを思い出すのもむべなるかな、と感じました。 さて、「雪と松」。 訳ありの怪我を負った色男を拾った漢方医。抱いて抱かれる躰はし…