みざきさんのレビュー一覧

おおかみさんとひみつの愛し子 小説

かわい恋  yoco 

愛情の変化の描き方が秀逸

はー、なんだかすごく好みのトーンのお話だったなあ。
狼の一途さあふれる愛し方に、年の差ものの年上攻めってやっぱり良いよね!と、改めてその魅力を噛み締められました。
誰にも内緒な2人だけの幸せな世界や、愛情深い年上攻め、お互いがお互いの支え…あたりのワードにアンテナがびびっと反応した方はぜひ。
読みやすいうえにとびきり甘いです。ああ良かった。

一国の王子であり外交でも戦でも評価が高い人格…

5

惡い男 コミック

中村明日美子 

汚したくなる男たち

非常に耽美かつ、なんともいえない余韻が残る短編ばかりで、どのお話もなんだか見てはいけない秘密の関係をこっそりと盗み見ているような気持ちになれます。
長くはない短編だからこその良さが光る作品集でした。
過去作品をまとめた1冊なので、中村先生の作品を追いかけていた方にとっては重複する作品もあるかもしれません。
ですが、紙本のこのうつくしさはぜひ1度お手に取っていただきたいな。

思わず汚した…

2

3月22日、花束を捧げよ 上 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

夢中になりました

うおお…なんておもしろいのか…!
開始数十ページで一気に物語の輪の中にぐいっと引き込まれ、気が付けば上巻を読み終えてしまって今に至ります。
下巻の発売日を目で追っては、今日読みたい!と駄々をこねたい気持ちでいっぱい。それくらいおもしろかった。
早く続きが読みたいもどかしさと、先の楽しみができたうれしい苦しさに悶えています。

正直、上巻はBL的にどうこうというよりもお話が最高におもしろく…

10

好きだよグッドボーイ 2 コミック

花好なぽ 

相思相愛っぷりが気持ち良い

読んでいるこちらが思わずにやりとするほど2人の相思相愛っぷりが素晴らしく、萌えに萌えた続編でした。
たとえ誰がちょっかいを出してきても絶対に揺らぐことがない、強固な関係性が見えて気持ち良かったなあ…!
全力でお互いに恋をしている2人が本当に楽しそうで、圧倒的な多幸感に思わずにこにこしちゃいます。
気がつけば、OZを含めすっかり箱推し状態になっている自分がいました。好きすぎる。

前作で蒼…

1

碧のかたみ 小説

尾上与一   

穴の空いた月

戦時下という特殊かつ過酷な現実の中で、懸命に今を生きる人々を描いた1945シリーズ。
今までに刊行された新装版で描かれていたどの人生も山あり谷ありのドラマティックさで心惹かれてやまないのだけれど、中でも全編攻めの六郎視点で語られる今作・碧のかたみの心理描写の細やかさが本当に素晴らしかった。
読んでいてなんだか胸がいっぱいになってしまいました。

小柄な容姿とは裏腹に、愛機を巧みに操り敵機を…

6

ミルクなきみとビターな彼 コミック

渡辺馨 

萌えのツボを狙い撃ち

身体先行の関係にそこまで強く癖を刺激されることはあまりなかったはずなのだけれど、とんでもなく萌えてしまった。

余裕とSっ気のある大人っぽい年下攻めが、人との触れ合い初心者を絵に描いたような超絶初心な年上サラリーマンにどんどんハマって沼に落ち、まるでティーンのような余裕のなさを見せる図って何回噛んでも味がするおいしさがあると思うんですよね。
そのうえ、甘S攻め×Mっ気のある受けの組み合わせな…

7

カメレオンはてのひらに恋をする。 2 コミック

厘てく 

歩幅と瞳を合わせて進む

本当にすごい漫画だと思います。
ただただ表現の豊かさと繊細さに圧倒されてしまいました。
厘てく先生、漫画が上手すぎる。

1巻目の素晴らしさをびゅんと軽く飛び越えてくるようで、どこを開いても見どころしかない1冊でした。
ほんのりと淡く色づいた恋愛感情から、自分自身と向き合う心の成長も1歩踏み込んだところまで描かれていて、内にあった2人の世界が少しずつ交わってさらに外へとひろがっていくよう…

5

鷹虎くんとオメガたち 1 コミック

朝田ねむい 

見事な朝田ワールド

非常におもしろかったです。
今までに読んだことがない新しい切り口で描かれたオメガバース作でした。

タイトルにもなっている鷹虎くんこと熊獅子鷹虎。
いっそ気持ちが良いほどに偉そうで、無意識に上から目線で人を見下しながらものを言う自信家です。
そしてなにより、本人に全く悪気がないのだからタチがわるい。
ようするにものすごく性格が悪いわけなのですが…いやいやこれがおもしろい。
序盤からこ…

6

ENNEAD 4 コミック

MOJITO 

常軌を逸した執着攻めに沸く

エジプト神話ベースのBL作・ENNEADも4作目。
常軌を逸した執着攻め好きにはたまらない1冊でした。
いやあ…これはまいった。素晴らしい執着攻めです。

読み応えのあるアクションシーンに魅せられつつ、近親者同士が繰り広げるカオスな愛憎劇の欠片を拾い集め、複雑に絡み合ったそれぞれの糸の先を追っていく。
少々難解なのだけれど、人間よりも人間くさい神々の実態は読めば読むほどおもしろい。
……

0

光が死んだ夏 5 コミック

モクモクれん 

たとえきみがバケモノでも

元々3部構成で考えられていたそうで、4巻から5巻にかけては謎解き編。
6巻からはまた新たな展開へ突入とのこと。
なんだかもう、読み終えたばかりだというのに先が気になって仕方がないのですが…
流れが変化した4巻から引き続き、5巻も非常におもしろかったです。

次々と明かされていく村の因習とノウヌキ様の謎にゾクゾクします。
かといって決してすべてが明かされるわけではなく、謎を包んでいるベー…

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