kurinnさんのレビュー一覧

複合獣と銀の麗人 小説

今城けい  亀井高秀 

ファンタジー

初読みの作家様でした。

物語は森の魔女の館や、魔女の息子アイヒ、魔獣の影を持つ青年騎士のバルドなどファンタジー要素満載でした。

時代設定は無いものの、騎士や領主達の言葉使いに古いものがあったり格式ばっているところがありました。作者様の読書量と知識が凄いのでしょう。

ただ単語が気になり、読み辛さもありました。現在にそった言葉遣いでも充分伝わる素敵な世界観だと思います。それが少し残念…

1

金狼王の最愛オメガ コミコミ特典SS小冊子 ほっぺにちゅ 特典

ライバル

メルヒオールとクラース将軍は幼なじみでライバルです。

将軍は剣術は自分が1番だけど、それ以外はアルファである王のメルヒオールだと信奉しているのです。でもキリヤという番が現れてからは恋に溺れて完璧で無くなったと嘆いています。

そして目の前にはドヤ顔でキリヤに「ほっぺにちゅ」をするメルヒオールがいるのです。笑
将軍も負けじと妻(男)のピノーにすると、キリヤは逃げ出しピノーに叱られてしまい…

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金狼王の最愛オメガ 発売記念ペーパー くつしたになるもの 特典

フェチ

三人の子ども達が産まれてもメルヒオールはキリヤに夢中のようです。

ちなみにキリヤが履いている絹の靴下に並々ならぬ執着を覚えています。本編でもセックスの途中に靴下の上から爪先を咥えていたりしていました。

絹の靴下は膝上まであり、ゴムが無い替わりにリボンで太ももに巻いて止めると言うフェチ丸出しの使用になってます。

リボンが解け易いのが難点で、外出先で解けたらキリヤが結ぶのが大変だろう…

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金狼王の最愛オメガ 小説

エナリユウ  yoco 

笑った

異世界に召喚されたお話は最近多いです。でも何故か言葉が最初から通じるんですよね。

この作品は受けのキリヤが異世界に召喚されるのですが、言葉が通じなくて四苦八苦する姿が悲壮感を漂わせることなく、面白おかしく書かれているのです。

キリヤの名前が異世界では乾杯の意味だったり、相手を真似て行った行為で名前を勘違いされていました。面白がった相手に卑猥な言葉を教えられて、恥をかいて悔しい思いをした…

4

オンリー・パートナー コミック

藤崎こう 

王道

藤崎こう先生の王道作品でした。

俺様キャラの攻めに振り回される受け、そして我慢出来なくなって去ればダメージを1番受けたのが攻めだっていう。ww

下半身ゆるゆるだった理由が受けに手を出せなかったからで、それを見せられていた受けはずっと辛かった…。こういう話は大好きです。
そして攻めは後に受けの尻に敷かれて行くのです。ww


もう一つの作品は父子家庭の1人息子が、恋人が出来ても父…

1

バケモノとケダモノ 2 コミック

蓮地 

バケモノなのに可愛いのです

3巻が出たので本棚でずっと未読だったので読みました。

カヴォは相変わらず純真で良心の塊のようなバケモノでした。賊に襲われた村を助けたのに、人々はやはり恐れて遠ざけるのです。

ただ一緒に行動していた村の少年だけが、カヴォを受け入れてくれたのが救いでした。

冒頭からリアンは恨みを持つ騎士達に襲われているのですが、そこでリアンの過去が少し判明するのです。

人間であるはずなのに不思…

0

狂い鳴くのは僕の番;β 1 コミック

楔ケリ 

またしても

またまた問題の多そうなΩが登場しました。

烏丸が高羽と番になってようやく落ち着いたかに思えたんですが、烏丸が言う通りもっと手がかかりそうな新入社員の雀部が鵜籐の下に配属されました。

会社の上層部は最初から烏丸の後釜にと採用したらしいですが、鵜籐が拒んだ為に雀部に直接誘いをかけるのです。
雀部は学生時代にレイプされているので、性行為は苦手です。だから純粋に仕事だと思って出掛けて行ったの…

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錆のゆめ 下 コミック

久間よよよ 

これで良かったと信じたい

聡夫をおじの研究所から自宅に引き取って、一緒に暮らしはじめた2人のお話しが中心でした。

進藤と一緒の聡夫はとても嬉しそうです。左手が機械ながらも家の事を手伝いたがる様子がとても健気なんです。

途中で聡夫の腕は精巧な義手に取り替えられて、一見すると普通の少年のように見えます。
進藤は聡夫にお金を与えて買い物をさせたり、人としての生活を与えて行くのです。

でも人間だった頃の回想の聡…

3

錆のゆめ 上 コミック

久間よよよ 

夢と現実の落差が

可愛いらしい絵なのに、内容はとても残酷です。読むのが怖くてずっと本棚にありました。

人間であったのに大人の汚い欲によって、人では無くなってしまった少年。

進藤はセックスのために少年の体を改造して造られたサイボーグを、冷めた目をしながらも関わって行く事になります。

進藤の同僚をはじめ彼を人として見ている者は皆無だし、名前さえもありません。
頭をいじられて言葉も話せ無い彼に、進藤は…

1

ヘヴンズトリガー ~黒と白の存在理由~(表題作 「白皙の騎士は小鳥を愛でる」) 小説

桐嶋リッカ  サマミヤアカザ 

クラウスと梓カップルが好き

前作で響の幼馴染みでセックスフレンドだった悪魔の梓と、レオの幼馴染みで天才肌の天使のクラウスの恋のお話しが表題作でした。

クラウスの一目惚れからの梓への執着に萌えました。クラウスは梓と繋がりを持つ為に策を張り巡らせるのです。
そして悪魔なのに優しい梓は2人がセックスすると、クラウスの羽が黒くなって堕天してしまうからと拒否するのです。
クラウスは同じ黒色になったら、2人で便利屋をやれば良い…

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