kurinnさんのレビュー一覧

狂い鳴くのは僕の番 コミック

楔ケリ 

今読んでも凄い

続編が出たのでこれを機に電子で購入しての再読です。2016年当時はちるちるさんを知りたての時でしたので、評価もレビューもしておりまけんでした。

7年以上経った今でも凄いです。この作品でもってオメガバの残酷さを知ったと言っても過言ではないです。

高羽と烏丸の生い立ちとの残酷さ、お互いの第一印象は最悪なのに惹かれあって行く過程が堪らないです。特に烏丸が高羽の良さを知って、諦念から期待へも変…

1

恋をするなら二度目が上等 3 コミック

木下けい子 

終わりでいいの?

帯には大円満とあるし、あらすじにクライマックスってことはここで完結という認識は間違いでないですよね。

正直言ってこの作品と並行して描かれてたお話が多くて、申し訳ないですが今までの内容を薄らとしか覚えていませんでした。「灰かぶりコンプレックス」辺りと混同してました。
先生の過去作の「今宵おまえと」とか「幾千の夜」とかは読んでた時の切なさとかを鮮やかに思い出せるのに、最近の作品は軽妙で面白いん…

4

蜘蛛神さまのΩ 下 コミック

山冨 

やはり一冊で良かったんじゃないの?

上巻でも思いましたが上下巻にするのではなくて、分厚い一冊にする方が良かったのではと思ってしまいました。

帯にオメガバース✖️ホラーとありましたが、個人的にはホラー味は少しだと思いました。むしろ蜘蛛神が可愛いと思ってて、速津家の五馬の方がホラーでした。www

下巻では祖父によって消されていた記憶を光が取り戻していました。光の記憶を消すべきだったのかはちょっと疑問でした。記憶を消したのは良…

1

蜘蛛神さまのΩ 上 コミック

山冨 

面白い!

面白いけど上巻ではまだまだ序盤なので萌2に、させて頂きました。
オメガバですがホラー味が溢れていて、あっという間に読了していました。と、言ってもかなり薄いので物理的にも妥当な速さでした。下巻は普通の厚さの様ですが、上下巻を一冊にしても良かったのでは無いかと思いました。

上巻を読む限りは臣より周りの人間たちの方が恐ろしかったです。そして。何かを企んでいるような五馬が不気味でした。

そし…

0

巫の嫁入り コミック

川野暁子 

殴りたかったwww

Pixivでも読んでいて単行本になったら購入しようとずっと思っていました。
デビューおめでとうございます。

読んでた時から義興の子供っぽさと千歳に対する態度に、何度も何度もビンタを喰らわせてやりたいと思ってました。

そして、やっと千歳が本性を見せて義興が千歳の人となりを知って、2人の距離が近づいた時の父親からの内縁の妻の話ですよ!それもこれも義興が余計なことを言っていたからでした。

7

活動写真館で逢いましょう 〜回るフィルムの恋模様〜 小説

海野幸  伊東七つ生 

BLでなくても

いつも期待以上の面白い作品を書いて下さる海野幸先生、今回も活動写真館が舞台ということで楽しみにしておりました。

ただ今回は受けの久生が初心でとーっても鈍感だったのと、詐欺師たちに利用されてた過去から元男爵家の嫡男だと身分を偽っていたのでなかなかLOVEには発展してくれないのです。

その代わり活動写真館のお仕事BLとしてはかなり面白くて大満足でした。3人の個性的な弁士の面々のやり取りとか…

2

転生悪役令息ですが、王太子殿下からの溺愛ルートに入りました 小説

清白妙  明神翼 

悪役令息ものと言うよりは

清白妙先生の作品を読むのは「獣人殿下にお嫁入り 愛され王子の憂鬱な新婚生活」に次いで2作目ですが、こちらの作品の方がずっと好みでした。

前作は長さと展開の遅さに辟易したんですが、こちらの作品はそんな事はなくサクサクと進んで小気味良い程でした。前作もそうでしたが悲壮感とかは無くてカラッとした作風でした。

ただ、王太子のアーサーがヤリチンでそこかしこで他の婚約者候補と致しているので、最初は…

2

「狼殿下と黒猫新妻の蜜月」コミコミスタジオ特典ペーパー 特典

愛されてるわ

シェインが愛されているのは伴侶のランフォードだけでは無く、王城内の全ての人に好かれているのだと分かるお話でした。

ロルヘルディの最終日にシェインの声が戻っていましたが、それで簡単に解決だとは行かなかったらしいです。

あの後にシェインは発熱してしまい、理由はランフォードの名前を呼びたいと頑張り過ぎてしまったからという理由でした。どこまでも健気です。そんなシェインをランフォードが放っておく…

0

「黄金の獅子と色なき狼 白銀の王と黒き御子」初版限定特典SS 特典

オモロイ!

同時収録作だった「自由都市同盟と僕らの旅路」では、コウキが絶妙なセンスを活かして選んだお土産をリコリスが何とか阻止していました。それなのにフリーレンベルクの方から、コウキが気に入った物を調査してわざわざ贈り物として送って来たのでエドガーとリコリスはライナスの屋敷へと運んだのでした。

その時にライナスとリアンは不在だったのですが、産まれた子と3人でピクニックに行ってた様子がこちらの初版限定特典…

0

愛され奴隷の幸福論 小説

東雲  凩はとば 

不器用だけど…

実はこちらの作品はサイトの方で読了していました。書籍化するに辺りかなり読み易くなっていると思います。
そして冒頭の人物紹介のページに男娼のロイが描かれていなかったのでもしかしてと思っていたのですが、彼のシーンがストーリーに関係あるところだけ残してあって、後に娼館を辞めてダニエルの従者になるところも変更されているようでした。こちらはサイトに番外編としてあるので気になる方は読みに行ってみて下さい。

1
PAGE TOP