差別されるはずの存在がエリートとして君臨――

狂い鳴くのは僕の番

kuruinakunowa boku no ban

狂い鳴くのは僕の番
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神196
  • 萌×267
  • 萌42
  • 中立15
  • しゅみじゃない43

--

レビュー数
37
得点
1389
評価数
363
平均
4 / 5
神率
54%
著者
楔ケリ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス アメイロ
シリーズ
狂い鳴くのは僕の番
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784801956612

あらすじ

一流企業に転職し、新天地へ希望を馳せるサラリーマンの高羽。
だが入社早々、直属の上司である烏丸の秘密“人を惑わし、劣情を煽る特異体質"を知ることに。
烏丸は自らの体を武器に、大企業のキャリアの地位におさまっていたのだった…。

今宵も股を開き、サカる男たちを受け入れる姿に嫌悪感を覚える高羽だったが
からかうように、烏丸の標的は高羽へ――?

俊傑・楔ケリが描く凄艶のオメガバース!

表題作狂い鳴くのは僕の番

高羽 慧介(α),部下,Ω嫌い,25歳
烏丸 雅(Ω),上司,α嫌い,自称28歳

同時収録作品たまらないでしょ?

蒼井・紺野,美術系大学(教え子)
白 綾司,美術系大学教授

その他の収録作品

  • 一生ぶんの約束

レビュー投稿数37

最後まで読めてよかった…

転職先の一流企業でαの高羽が出会ったのは
自らの体を武器にキャリアの地位にまで登りつめたΩの烏丸でした。

複雑な生い立ちからΩに対する嫌悪を抱く高羽。
Ωへの嫌悪を押し隠そうとするものの、上司である烏丸は
やたらと高羽に絡んできて、彼の感情を逆撫でするばかり。

そんなとき、高羽は同行した営業先で烏丸が
男たちに犯される姿を目の当たりにしてしまいます。

烏丸が行っているのは所謂、〝枕営業〟なのですが
これが暗に会社の公認で行われているというのがものすごく胸糞。
確かに始めたのは烏丸かもしれませんが、それを止めることなく
烏丸の犠牲をいいように利用している会社もひどすぎる…

高羽もそんな烏丸を嫌悪するのですが、烏丸という人間を知るほどに
他の男たちに好き勝手される彼の姿を見ることに苦痛を感じ始めます。

烏丸もまた自分を〝Ω〟としてではなく、初めて〝ひとりの人間〟として
まっすぐに自分を見ようとしてくれた高羽に惹かれ始めます。

辛い過去を抱え孤独に生きてきた二人が、
唯一無二と信じられる相手に出会えて本当に良かった…

個人的にオメガバースにおける醍醐味は
この〝うなじを噛む瞬間〟だと思っています。
望んで結ばれたカップルのその瞬間って抗えない動物的な本能が
溢れていて、でも、ロマンチックで、多幸感に包まれているんですよね。
正直、このラストがなければ評価が変わっていたと思います。

両想い後には烏丸が予想以上に高羽に夢中で、
年下の恋人に甘える姿が色っぽいのに可愛く見えてしまいました。
この幸福感、たまりません♥

悲しい過去を背負ってきた二人だからこそ、
せめてこれから先の人生はいつも二人で笑っていられますように。

繰り返されるモブ姦描写に正直、幾度となく目をそらしたくなることも。
しかも、攻めの目の前で受けが複数から犯されるという中々の容赦のなさです。
そういう描写が苦手な人は耐え難いかもしれません…

『たまらないでしょ?』
美術大学の学生と大学教授とその一番弟子による三角関係のお話です。
今はまだ3人で、けれど、いつの日か、決着がつく日がくるのかな?
3人の恋の行く末が気になります。

0

その啼く声は切なくて。心が咽び泣く様で。

痛々しい。ずーっととにかく痛々しかったです。
Ω 性である事を利用して、権力を得ているかの様に振る舞っている烏丸は、その細い身体を壊しそうなくらい、乱暴に抱かれて陵辱されて。自分にはそれしかないと思い込んでいる。
高羽は、自分を産んだΩ 性の父が、番いと寄り添う事など無く、乱れた生活をしていた事で、不遇な子供時代だった。その事で、Ω 性を苦手に思ってもいるし、そんなΩ のフェロモンに本能で惹きつけられる自身のα 性を疎ましく思っている。
烏丸の性接待を見て『地獄絵図』だと嫌悪しながらどうしても惹かれてしまう。
烏丸の有能さは本物で、尊敬していたとしても。高羽が烏丸にそんなにも惹かれているのは、α だからなのか。戸惑いながらも、人として魅かれているのだというのが、唐突な気もしました。自分が嫌悪されていると思い込み、煽る様に襲いかかる高羽。彼の方から烏丸に堕ちた様にも見えなくもない。

烏丸がこんな風になってしまったのも。裕福だったけれど、愛情を注がれる事のない家庭環境にあったことも。クズの部長を信じて翻弄された事も。全部悔しくて悲しい。
それにずーっと引き摺られてしまって、高羽とめでたく番ったことも、甘い後日談も何だか楽しめませんでした。
この物語の中では、常に傍観者で、烏丸の理解者でもあり、ピンチを助けてくれる鵜藤だけがホッとさせてくれます。彼はスピンオフ β の主人公になる。飄々として、秘めた男前。
この中では一番好きかも。

同時収録はデビュー作だという「たまらないでしょ!」
こじらせ片想いの歪な三角関係。短かすぎて説明不足は否めないけれど、この後3人がどういう道を辿るのか、は気になります。私の希望は永遠の三角関係ですが、いずれ2人になりそうな予感。

1

ビッチ受けが苦手で。。

ビッチ受けが好きな人にはオススメ
でも私にはやっぱり趣味じゃなかった。。。

1

オメガはビッチ!は固定観念?

ずいぶん前に読んだ作品です
今はいろいろお話がすすんでますよね
オメガバーズ初心者向けに待ったのレビューが多くて、興味深く拝読

言われてみれば、私自身もこの作品でオメガバーズの設定理解した人間なのでオメガはビッチなイメージが知らずのうちにあったかも

けど、逆にこれがなかったらオメガバーズはわかりにくかったかなとも‥
それくらいステレオタイプな作品なのではないかなと思います

今読むと少し物足りないと感じるので、設定理解には良いのかな
ハッピーエンドですし、絵は綺麗ですし、読んで損は無いお話だと思います

0

もうひとひねり欲しかった

“オメガバース初心者はまずここから!”という文言に惹かれて拝読しました(初心者というわけではありませんが…)。

Ω嫌いのαの攻めと、Ωを武器にして強かに生き抜く受けが、お互いに惹かれあい、最終的に番になるというお話です。

絵柄はとても丁寧で綺麗です。受けの匂い立つような色気が余すところなく表現されている絵の力は素晴らしく、評価が高いのもうなずけます。
エロもふんだんに散りばめられていますし、番になるときのセックスシーンや、番になったあとを描いた描き下ろしの甘い雰囲気もとても素敵でした。
だからこそ、もったいないなあ…という印象がぬぐえませんでした。

攻めがこの作品の世界で言うところの「普通のα」とは違う存在であるということを納得させるに足るような、説得力のある描写がもう少し欲しかったです。
攻めが受けのどんなところに惹かれたのか、どのタイミングで好きになったのか…今ひとつ理解できませんでした。
性に奔放なΩや、Ωを性欲処理の道具として扱うαたちを嫌悪しながらも、結局はαの本能に逆らえなかったのかな…という感想になってしまいました。
確かに、受けはΩを武器に枕営業で社内でのキャリアを積み上げてきましたが、きっとそれだけではないはずです。対外的な人当たりの良さや部下への指示の的確さ、渉外力の高さなどが垣間見える描写もありましたので、α・Ωにとらわれない人間的な魅力についてもっと言及しても良かったのかなと思います。
また受けについても、攻めのどのようなところが「普通のα」とは違う、と思えたのかが腑に落ちませんでした。
もし本当に攻めが性急に性的なつながりを求めてこないことに魅力を感じたのであれば、この世界には「Ωをモノとしてしか見ていない」αしかいないということになり、それはそれで恐ろしい世界だな、と思ってしまいました。

それと、これは単純に描き分けの問題だと思いますが、アップになっているコマなどは、攻めか受けかどちらか分からないものがいくつかあり、混乱して勢いを削がれてしまいました。

このように重箱の隅をつつくような評価をするのもどうかな、とは思いましたが、いち個人の感想として書かせていただきました。
全体的には完成度の高い作品で読み応えもありましたので、これだけ有名なのですから読んでみて損はないと思います。
ただ、先の方のレビューにもありましたが、オメガバース初心者にはすこしハードルが高いように思いました。

1

オメガバース初心者にここからはオススメしません

若干トラウマな作品なのでレビューも評価もしていなかったのですが、ちるちるさんのシリーズ紹介のコピーを見て、いても立ってもいられずレビューを書くことにしました。

オメガバース初心者は、絶対にここから入ってはいけませんよ!

わたし自身、初オメガバース作品がこの作品でした。
おかげでしばらくオメガバースは倦厭したくらい衝撃が強いです。
とにかくΩというものが悲惨に描かれていて、後半に入るまでがきついです。
初心者は初恋で幼馴染同士がしあわせな運命の番になりました!的な作品や、もう番って家族!みたいな作品から徐々に慣らしていった方がいいと思う次第です。

ビッチしんどい
複数無理
オメガバースを読むのは初めて

という方には絶対オススメしません。

後半はしあわせ展開になるものの、前半〜中盤終わりまでの衝撃が本当にきついので、これから読むという方はどうぞお気をつけてください。
ラストはハピエンだし、攻めは後半にいくにつれ見た目もどんどんイケメンになるし、受けも美人なので、きついシーンがあそこまで長くはっきり描かれていなければ良かったのですが…。

わりと前の作品なので、まだ読んでいないという方の方が少ないとは思いますが、トラウマ防止になれたら幸いです。

7

ビッチ受オメガバース

オメガバース物の異常な性倫理が許容出来る方にはオススメの作品です。ビッチ受けも複数も好きなので、エロ特化型としては楽しめました。

ストーリーと絵には今ひとつハマらなかった。
高羽と烏丸が互いに惹かれる理由がよく分からず、烏丸ほどの器量なら今までも"そのままの君が好き"的な王子様が現れてもよいのでは?と思ってしまった。
絵はキラキラした今時の雰囲気ですが、単純に好みではなく。

◾︎たまらないでしょ? 同時収録の読み切り
どこにも落ち着かない理屈抜き3P、その生産性の無さが凄く好きです。読み切りならではの潔さ。

※電子書籍 ひかり/カバー裏有り
電子限定おまけ漫画は攻め拘束ハメ撮り3頁

2

ビッチオメガ

この発想は斬新だった、ということで星一つアップしました。

オメガであることを逆に武器にして、体でのしあがってきた烏丸。そんな上司に対して、体の反応を恥ずかしく思う真面目なアルファ、高羽。

烏丸がピッチすぎて、なんか逆に引いてしまった。本来嫌いな設定じゃないんですが、流れがわかりにくいコマなどもあっていまいち乗り切れませんでした。

一応仕事もできることになっているのですが、そういうお仕事面はほとんど出てこず、枕のシーンばっかりだったからかな?

2

初めてオメガバースを受け入れられた思い出の作品

紫を基調とした美しい色使い、怪しげな雰囲気を醸し出す右側の男性、そしてタイトル。
完全に表紙買いでした。まだBLに戻って間もない頃に読んだので、この分かりやすいタイトルに気付かず、手元に届いた本のページを捲ってショックを受けたのを覚えています。
あー、苦手なオメガバースものだった~。

オメガバースの何が苦手かと言うと、Ωが虐げられているところ。そして、社会的にも高い地位につけず、時には子供を産む道具や性欲処理の道具として見られてしまう。
これって、一昔前の女性差別とほぼ一緒なんですよ。
だから、BL読んでるはずなのに、男尊女卑のお話読まされているみたいで非常に気分が悪い。
「いいα見つけていつか幸せになってみせる」的発想も好きじゃない。「給料高い男性つかまえて玉の輿のるわ」的発想の他力本願女子を彷彿とさせるから。

この作品は、自分がΩであることを逆手に取って、体使ってでも会社でのし上がってやるという烏丸の意地というか、一種の狡さが見ていてとても潔くて好きでした。
何と言ってもこの烏丸の気だるげな感じと、色気ダダ漏れなところが魅力的。
そしてふと見せる切なげな表情も。

かつて番って欲しいと本気で思ったαの上司に裏切られ「αは酷い奴じゃないといけない」と心に叩き込みαを利用し出世する道を選んだ烏丸。その前に現れた「αらしくない」性格の高羽。自分を性的対象として見ず、ひとりの人間として接する高羽にペースを乱され、自分の弱い部分を思い出してしまう。
一方、誰とも番にならず男娼まがいの方法でお金を得ていたΩの父を嫌悪し、今でもΩを嫌い続ける高羽。αやΩである前に、同じ人間なんだからもっと自分を大切にしろよ、と烏丸に言うシーン。この段階で烏丸はもう高羽に魅かれていたのではないかと私は思いました。

仕事を取るために、好きでもない沢山の相手に抱かれる烏丸。その度に体も心も酷使し、見えない何かを失っていく。本人ですら自覚していなかった烏丸の悲鳴のようなものを高羽は感じ、救ってあげたいと思った。自分だけのものにしたいと思った。
トキメキから入った甘い恋じゃないけど、この2人が番うには十分過ぎる理由だと思う。

暗いトーンの中に、妖艶で魅力的なキャラが光るこの作品。
烏丸雅に出会わなければ、私は今でもオメガバースを嫌っていたかもしれない。
それほど艶やかで美しく、オメガバースの魅力が目一杯詰め込まれた素晴らしい1冊です。

4

烏丸さんに萌えてください!

初のオメガ作品です! この本を読んで最初に思った事は受けの烏丸さんがエロくてカッコイイことですね笑 いい感じの最初の性格の悪さに萌えます
絵もとても綺麗でつい読み込んでしまいました!
世界観も感情入りしてしまいます! 出てくるキャラもみんなカッコイイですししっかり濡れ場もたくさんあります笑 ここまでハマった漫画は久しぶりですね

4

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