kurinnさんのレビュー一覧

熱砂の相剋〜獅子は竜と天を巡る〜 小説

戸田環紀  小山田あみ 

めちゃくちゃ好みの作品だった!

戸田環紀先生の作品を読むのはこちらで4作品目になります。今までは萌2どまりだったんですが、今回は読んでる途中から神評価になると確信してました。ファンタジー好きな方なら堪らない作品だと思います。

そして小山田あみ先生のイラストも最高なのですよ。人物だけでなく霊獣の美しさにも目を見張りました。

更にストーリーも秀逸でミフルの愛情深い性格がとても魅力的で、彼の大切な人との回想シーンや亡くした…

6

おやゆび王子の初恋 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

小さいのは知ってたけど

おやゆび王子というタイトルから攻めが小さいのは知ってましたが、いったいどのくらいの大きさなんだろうと疑問を持ちながら読み始めました。
そうしたらある界隈の方々には堪らない内容じゃないですか⁉︎

青薔薇から誕生した時はおやゆびサイズで、そこから転げ落ちた時には6分の1サイズなんですよ。そしてミルフェは人形の家具職人として人気があるんです。ミルフェが作った部屋を占拠するほどの箱庭(模型)の描写…

6

夏くゆる好色男の宿 コミック

akabeko 

前作より凄く良い!

こちらが発売されると知り「春うらら好色男の宿」を読んだのですが、今巻の方が自分の好みで迷わず神評価にさせて頂きました。こちらの方が美春のオタク男子としての特徴が上手く描けていたと思います。

よって美春が参加した夏のイベントにクスッと出来たし、紫藤苑の再出発への道筋も違和感なく読めたんです。前作より3年空いてるので最初からこの結末が容易されていたかは知りませんが、藤男が志賀子さんを悲しませる事…

3

高嶺の花は、乱されたい 3 コミック

左京亜也 

とうとう…

極上ドアルファの連雀さんの葉那に対する執着が描かれた3巻、これをすんご〜く待ってました。決して葉那の一方通行な思いじゃないんですよ。葉那は母親が狂人みたいな人だから常に自信がないんです。

そんな葉那が唯一頑張ってこれたのがスタニャなんですよね。だからこそ連雀さんからの提案に頷くことは出来なかったし、連雀さんだって葉那の気持ちは痛いほど分かってるんです。

でも連雀さんだって大事な葉那を危…

2

春になっても一緒にいよう 小説

伊達きよ  犬居葉菜 

今の自分の好みにピッタリ

他の方のレビューにもありましたが、とても多幸感溢れる作品でした。スピン元の「春になるまで待っててね」を萌2にしてたんですが、今ならきっと神評価だったと思います。久しぶりに再読したくなりました。

前作とは違って冬眠する獣人と冬眠しない獣人のCPなんですが、どうやって愛を育むのだろうと思いながら読み進めました。

今までの恋愛から新たな恋に諦観を滲ませていたフィンですが、明るくて愛情深いテイ…

8

羊の皮を着たケモノ 2 コミック

九號 

間違いなく名作

そして今年の代表する一冊になる作品になると思いました。辰巳と大地のその後が読めるのはもちろんですが、想像以上の展開に一本の映画を観てる気持ちになりました。

辰巳の大地への執着と大地の辰巳への揺るぎない信頼が、どんな悲劇を産んでしまうのかと手に汗を握りながら読んでました。

辰巳に近づく過去からの悪意に戦慄して、大地の社会福祉士として悩みながらも成長する姿に共感するのですよ。
束の間にデ…

12

WISH DEADLOCK番外編 4 小説

英田サキ  高階佑 

感謝しかない!

たぶん殆ど読んだことがあるSSなんですが、こうして一冊に纏めて貰って再読すると新鮮な気持ちで読むことが出来ました。感謝、感謝です。
英田先生の言葉のチョイスで、洋画を観ているような感覚になってくるのがこのシリーズの素敵なところだと思います。

ディックのユウトへの重い愛情にクスッと出来て、ヨシュアの真っ直ぐで純粋なところに爆笑して、それぞれに尊重し合う登場人物たちの関係性に暖かい気持ちになり…

12

異世界召喚されたら、勇者じゃなくてオメガになりました 小説

鹿能リコ  北沢きょう 

沢山の方に読んで欲しい作品

初めての作家さまでしたが、今ハマっている設定なのと北沢きょう先生のファンタジーの挿絵が大好きなので迷わず予約購入していました。
文庫にしては結構なボリュームでしたが、面白くてページを捲る手が止まりませんでした。

この作品って2021年に電子版で出てたんですね。電子版は滅多に購入しないので存じ上げませんでした。書籍版には表題作の電子版にブライアン視点の書き下ろし「秘密」が収録されていました。…

4

ムリ婚。 2 コミック

いつきまこと 

やっぱり好きだ!

夫夫になってからの2人をコレでもかと読めて感無量でした。そして前作のレビューにも書きましたが、千景のビジュアルが大好きなことを今作で再確認しました。
もちろん百貴の泰然としたところも好きなんですよ。

今回凄く好みだったのはモテモテなのに百貴のことしか眼中に無い千景の女子に対する扱いでした。そして百貴も千景の気持ちを信じてるところがまた良いのです。

バイト先でのお客さんに対する千景の例…

1

当て馬執事は悪役令息に忠愛を捧ぐ 小説

小中大豆  カワイチハル 

やっぱり間違いない!

もちろん作者買いです。大好きな小中大豆先生で異世界転生もの!しかもBL小説の世界にだなんて、小中大豆先生はどう料理するのだろうと楽しみにしていました。深夜から読み始めて途中で止められずに、また朝方まで読んでしまいました。身体に悪いのに…泣。でもそれだけ面白いんです!

まずフィンがユエンと出会ってからお互いに信頼を獲得するまで、そして子爵領を父親と一緒に改革して行く過程が凄〜く面白かったんです…

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