Sakura0904![]()
仔縞先生の柔らかで細っこいキャラクターデザインで描かれる、高校生同士のヤクザもの。そこまでシリアスなシーンはなく、表紙のイメージ通り基本的にはラブコメ調で、組の雰囲気も少なくとも冬夏の周りはほのぼのしています。そんな中で、彼のボディガード兼幼馴染である都の冬夏に向けるあからさまな執着心が光っています。組でも学校でももはや公認で、片想いから両想いになるのも早いです。その分、きっとこれからが大変なん…
こんなに攻め受けへの好感度が180度異なる作品は久々でした。攻めの廉は本当に好感の持てる男の子だったんです。カースト上位にいながら変にかっこつけでもなく自然体だし、好きな相手にはどんな態度をとられても下手に出る優しさがあって、手を離されたらちゃんと追いかける。濡れ場多めの作品ですが、受けの意思を無視して一方的に責め立てることもないので終始穏やかな空気感が漂っていて。とても誠実なキャラクターでした…
後半の攻めである廉視点の話がなければ中立評価にしていたと思います。家が隣で幼馴染同士の廉と夏稀。この1巻の5分の4くらいがほぼ夏稀の性処理描写に割かれています。もちろんこの歳の男の子にとって逼迫した問題なのは重々承知していますが、それにしても廉への求め方があまりに自分本位で廉が可哀想なくらいでしたし、そういうシーンばかりなので食傷気味になりました。ネットで調べられない、父親や友達に聞けないからと…
2巻は2人の馴れ初め、高校時代の話が多め。どんな風にお付き合いを始めたのかなぁととても気になっていたので、当時の話を読むことができて嬉しいです。まだ親友になっていく過程で、恋愛的好意が芽生えたり、告白したりするところまでは見れませんでしたが、いずれはそこも見たいなぁと。妹たちの面倒を見るのに忙しく友達付き合いも貧しかった宇田川が、普通の高校生らしく丹波とわいわい遊んでいるのを見れるだけで温かい気…
またこの3人が帰ってきて嬉しいです。尊と誠志郎の関係性は始まりが偽装だったとは信じられないほど、本当に温かさや思いやりが滲んでいて、尊い気持ちになれます。そして、このシリーズで一際大きな礼央の存在に、今回も考えさせられました。
オメガバースでなければ、同性カップルで両方と血が繋がった子供はあり得ない。礼央にはそれすらなかったことが分かり、一旦冷静にならざるを得なかった誠志郎。彼の気持ちも…
久々にながべ先生の新作が読めて嬉しいです。獣人同士のBLという時点で既にマニアックですが、今回は被捕食嗜好を持つ大学講師が主人公ということで、マニアック度合いがかなり高めです。生徒と先生、草食動物と肉食動物という関係性なので、下剋上的雰囲気も終始漂っています。メイン2人とも角や尻尾が生えているだけでなく、顔や手足までがっつり獣の見た目なのに萌えさせてくれるながべ先生、さすがです。朴訥なグラが突然…
VTuberには馴染みがないのですが真夜の抱える悩みには共感でき、表紙から想像するほどエロだけに特化しているわけではなく、ストーリーにもしっかり骨がある作品でした。と言いつつも、受けの真夜がMっ気が強く、マネージャーとタレントという美味しい関係なのでやはり濡れ場の印象は強いです。真夜のようなタイプは個人的にそこまで好みの受けではないのだけど、攻めの荻野の性格は絶妙でした。見せかけではなく真の優し…
なんだか不思議な組み合わせの2人でした。リオのビジュアルがタイプなので序盤から目では楽しめたのですが、ストーリーに馴染むまでには時間がかかりました。池田はゲイとして幸せを掴むことに後ろ向きで、リオは良好な関係とは言えない兄から解放されたいと願いつつも、家族を全員失うことに怯えていて。お互いそういうどうしようもない寂しさを抱えていることを、出会った時から感じ取っていたのかな。と、読み終わった後にじ…
表紙のイメージそのままの物語でした。noji先生の水彩画のようなタッチは青春ストーリーにとても合いますね。ただふわふわした話というわけでもなく、写真部の活動もかなり綿密に描かれていて、初めての大会で周りに気圧されて緊張する様子など現実的な場面もたくさんありバランスがとれていました。写真甲子園って本当にあるんですね。スポーツに比べるとなかなか日が当たらない所かと思いますが、文化系の部活の競い合い、…
評価に迷いましたが、総合的に考えて最終的に萌評価に落ち着きました。上巻がとても良かったし、下巻も朝陽がトトキの記憶が戻るかどうかにこだわらなかった所はすごく良かったのですが。幼児退行しているトトキに対する朝陽の接し方が、私には最大限寄り添っていたようには見えなくて。
心も体も大人だった人物をいきなり幼い子供として扱え、と言われても難しいのは分かるけれど。幼稚園児〜小学校低学年の精神の子を…
