fandesuさんのレビュー一覧

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

グロい世界でも白雪姫は純白

電子書籍で読了。挿絵もあとがきもあります。

『シンデレラ王』を先に読んでいましたので、このページを読むことなく手に取ったのですが、レビュー、多いのですねぇ……でも、解る。このお話、レビューを書きたくなるよね。色々なものがてんこ盛りですもの。

禁忌が多いお話です。まず最初に地雷よけを。
兄弟、未成年に対する性的接触(本人達はことさら性的な意図はない模様ですが)、獣姦もどき、ネクロフィリ…

3

金獅子陛下は子連れで旅行中 小説

秋山みち花  北沢きょう 

次はママ(?)をめぐって、親子が対決?

電子書籍で読みました。挿絵もあとがきもあり。あとがきの後にssあり(これ、あとがきで触れているので紙の本にもあると思います)。

後宮で子育てをしていた前作に続いてこちらも。
お話のあらすじは上記の通りですが、ここに触れられていない奎璋というキーマンが出て来ます。
前王の長子で何かと出来る男。小青の教育係になるのですが、この男の不穏な雰囲気が良いスパイスになっている様に思いました。

3

金獅子陛下は後宮で子育て中 小説

秋山みち花  北沢きょう 

乙女の自分を思い出す

電子書籍で読了。挿絵もあとがきもあります。電子版特別ssが付いていました。

ちるちるのレビューは、必ずしもリアルタイムで読まれるものではないことを、私も重々承知いたしておりますが、その上で書いちゃう。
ここ数日、バカみたいに暑い!
私の住んでいる所はどっちかって言うと寒い所なので、どこにでもクーラーがある訳じゃありません。非常に堪えております。
本来ならば『ドロドロ』だったり『トンチキ…

4

ふたりの上司に手籠めにされています 小説

西野花  國沢智 

疲労回復・栄養補給に、西野花

いきなり個人的な事情で申し訳ないのですが、今、私はかなーり疲れています。休んでも休んでも体の底に疲れが残っている状態。

で、何が言いたいのかといえば、
「とことん疲れている時に、西野花さん作品を読みたくなるのは何故だろう?」
ということなんです。
これこそが『疲れマラ』ってやつなんでしょうか?(違う?違うのか?)

『トレインビースト』のシリーズではありませんが、同類のお話です。

9

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

恋に落ちるって理不尽なことだと思う

電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきあり。電子限定のおまけ『類的ラプソディ』が付いていました。

『蜜惑オメガは恋を知らない』は読んでいて「どうしてこっちはレビューの数も多いのにあまり評価が上がらないんだろう?』と不思議に思っていたのですが、読んで納得。姉の婚約者が『伴侶』だったのですね。おまけに、姉の母が存命中に主人公が腹違いの弟として生まれているという、結構、ガッツリとした『不倫もの』でした…

7

いけ好かない商売敵と 小説

バーバラ片桐  幸村佳苗 

大人なのに可愛い

電子書籍で読了。挿絵(BL小説の正統派という感じのイラストで好きです)、あとがきあり。

あとがきによれば「ケンカップルを書きたかった」とのこと。
若いお二人ではなく大人の男性のそれ、という感じが上手くて面白かったです。

お話の概要は上記あらすじに上手くまとめられています。
プラスするとしたら、依頼人がいる訳ではないのに、過去の現金強奪事件を追うことになったのは、朝生が受けた解決済み…

3

恋の吊り橋効果、試しませんか? 小説

神香うらら  北沢きょう 

登場人物の名前をメモした方がいいかも

電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。

初読み作家さんです。
あとがきによれば、神香さんはミステリ好きとのこと。
私もなんです!BLにド填りする前はミステリばっかり読んでいました。

幼馴染みのジュリアンがクリスマス休暇を過ごす別荘に同行した雪都は、ジュリアンに恋人のふりをするよう頼まれていました。ダメンズばかり好きになってしまうジュリアンが祖父を初めとする親族を安心させたいから、とい…

4

光の世界 小説

榊花月  片岡ケイコ 

ネタバレなしで読んだ方が面白いと思います

電子書籍で読了。挿絵なし(表紙絵も小さい。電子の発行日がH24年なので仕方がないかも)。あとがきあり。

皆さまの書かれたレビューを読ませていただき「面白いのでは?」と購読。
で、思ったことは「ひょっとしたら事前知識が一切ないままで読んだら、もっと面白かったのでは?」と言うことなんです。
でもね、レビューを読まなかったら手に取らなかったと思うのですよね。この辺、痛し痒しというか……

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玉の輿新調しました 玉の輿ご用意しました(3) 小説

栗城偲  高緒拾 

そりゃあ、並び立ちたいよね

電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。

玉の輿シリーズ(って言って良いのかな?)三作目です。
三作目ともなると、もう私の気分は青依の親戚のおばさんのようです。その所為かLOVE的にはドキドキしなかったのですが、青依が着々と自分の居場所を作っていくことを手に汗握って応援いたしました。

年度末でただでさえ忙しいのに競合他社が不祥事を起こした所為で丸蔦はとんでもない忙しさ。カメラアイと英語力…

7

華の闇 小説

榎田尤利  蓮川愛 

男花魁の矜持

電子書籍で読了。挿絵もあとがきもありません。

榎田尤利さんは私にとって特別な作家さんです。
榎田さんの本を読んだことが、長い長いブランクを超えて腐世界に再び戻って来るきっかけでした。今作は数少ない未読本。やっと読みました。

榎田さんはよく、死を通して生きることを描く作家さんだと言われていますが『マイノリティであることの誇り』について描いてもグッと来る作品を書く方だと私は思っています(…

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