銀次郎さんのレビュー一覧

恋をするつもりはなかった-double- コミック

鈴丸みんた 

同じ気持ちの方が多くて安心した

前巻が良かったので続きを楽しみにしていたのですが、あまりに佳乃を大切にしない描かれ方に驚きました。

ほんとにロウ×佳乃の漫画を読んでいるのか?と疑問に思うほど。それくらいに佳乃が空気で、ほんとうに可哀想でした。
私は受けに感情移入しがちなタイプなので、あまりの仕打ちに悲しくなりました。

攻めが同僚の家に泊まりに行って、失意を慰めてあげる。
こういう展開は、当て馬が出てくると受けが似…

50

愛想が尽きない コミック

ばせう 

痴話喧嘩でした

ちるちるを見ていなかったので、リバだとは思わず驚きました。
せめてあらすじに書いて欲しかった、というのが正直なところ。

10年付き合ったカップルが別れるところから始まる今作。
そこから関係を修復していく過程が描かれていました。

結局のところ、別れたとてお互いに大好きな気持ちは残っていたので、痴話喧嘩だな〜と思いました。
片方が拗ねて、それが引くに引けなくなった感じ。

10年…

0

食らいついてよ、旦那さま コミック

ユキハル 

エロを摂取したい人向け

儚げで綺麗な表紙だったので手に取りました。
内容はエロてんこ盛りで、表紙から受ける印象は全くありませんでした。

ずっとエロのことばっかり考えているカップルなので、糖度が高すぎてお腹いっぱいになってしまいます。

レスからのすれ違いで話が発展するのかと思えば、大した亀裂にならず平和に終了。
基本1話完結で話が進んでいくので、えっこれで終わり⁈というあっさり感。
エロだけはしっかりたっ…

13

兄さんはΩのオレと番になりたい コミック

芽生 

葛藤がゼロ

この作品を読んで一番驚いたのは、義兄弟で運命の番であるという点に葛藤することがなかった点です。
ギリとはいえ兄弟なのに、お互いに思うところがないのに驚きました。
ただ当人たちに関しては、運命の番ですからこういうのもありだと思います。

一番違和感だったのか、彼らの親が応援の姿勢を見せていたこと。
子どもを連れての顔合わせの場で運命が判明して、そんなに手放しで喜べるものなのでしょうか...…

1

たとえ信じられなくても 2 コミック

毒液 

なにがしたかったんだろう

攻×攻×攻の三つ巴をとても楽しみにしていたのですが...
イ・ノヘの行動や性格が本当にクズで、少し受け入れ難かったです。
それと同時にあまりにナム・シンが不憫に映りました。

結局ノヘはジョンウのことだけを想っていて、けれど素直に感情を表すことができずに行動も言動も明後日の方向へ向かっていく感じ。
でも自身の行動から起きる展開に対してとくに何かを感じることなく、ただただ楽しんでいくノヘ。…

1

君と僕と世界のほとり ふたりぼっちクリスマス コミック

オキノニコ  PONY CANYON×GINGER BERRY 

攻めが...

第一印象は、絵が綺麗。
全てのコマで人物画が整っていて、絵の上手さが一番印象に残っています。

内容としては、かなりあっさりとした読後感でした。
展開としては、親友からの予期せぬ告白、というよくあるパターン。

大人である攻めからの告白というパターンで、受けは未成年。
そして攻めは、無自覚な行動をする受けに対して感情を爆発させていきます。
ただこの過程がどうも強引で...
いくら…

3

後輩と同棲したらめちゃくちゃ溺愛されました コミック

梶本潤 

びっくりした......

溺愛というタイトルと表紙の甘さ加減から、萌え供給ができるかなあと手に取ったのですが...
これは溺愛ではないなあと思いました。

個人的解釈ですが、溺愛とは身も心もぐずぐずに蕩けさせることだと思っているので、今作は心の溺愛具合が足りないなと思いました。

あと、行為描写が長い!
初回の行為描写がこんなに長いのかあ、とびっくりしてしまいました。
初読み作家さんだったので、これは傾向を理…

3

教室を出たら俺のモノ コミック

しえろ 

あまあま

受けの顔がめちゃくちゃ好みだったので手に取りました。
案の定、可愛さに溢れていて萌えました。

絵に少し粗削りな印象は受けるものの、全体的には綺麗です。
受けの目が常に潤んでいるように見える描き方が好みでした。

内容としては、陽キャ×陰キャで王道路線。
ストーリー展開は、どこか唐突な印象を受ける部分もありました。
王道路線でよくあるパターンばかりの展開だったため、どうしても新しさ…

2

最低な男の腕の中 コミック

北野仁 

腕の中で

守ってもらう系な受けでした。
見た目可愛い子がこういう感じに守られているの、可愛くて大好きなんですが...

終始守られていて、窮地に立たされると逃げ出して攻めがくるのを待つだけ。
自分では頑張らない系の受けだったので、あまり楽しめなかったのかもしれません。

攻めは、どうしてこの受けを好きになったのか...
実家まで追いかけていくほどの気持ちが、今までの過程に芽生えていたようには思…

12

嫉妬は愛を曇らせる コミック

汀えいじ 

期待値が高すぎただけ?

前作がとてもよかったので、新作がでたら必ず読もうと思っていました。
毎話新しい話の予告から垣間見える、独特の感情表現や雰囲気に期待は高まりに高まっていました。

この予告だけなら、本当におもしろそうで楽しみだったんです。
ところが1冊にまとまった話を読むと、薄っぺらく上辺だけで話が進んでしまい...
何が言いたかったのかが理解できない間に、最終ページにたどり着く始末。

受けの執着具…

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