銀次郎さんのレビュー一覧

ヨシノ!連絡よこせ!! コミック

端倉ジル 

罪な男すぎるヨシノ

ヤマトに肩入れしながら読んでいたので、ヨシノのあまりの酷さにちょっとどころではなくイライラさせられました。
ふわっと浮世離れしていて連絡不精。こういう人いるほんとに。
でもどこか憎めなかったり、会うとやっぱり気が合う相手で関係が断てない。忘れられない感じ。

そんなヨシノがただただ好きで、予想の斜め上の行動をしてくるヤマト。
ヨシノのやばさに霞んでしまいますが、ヤマトの突拍子もない行動も…

1

普陀洛日記 コミック

観山小世 

仏教系ファンタジー

仏教系ファンタジーかつ人外(人型)な設定は、記憶がある限り初めてだったので新感覚でした。

ただ、この設定が存分に活かされているかと言われれば...
表題作は2人のケンカップルぶりにフォーカスされていて、BLなのでそれはそれで面白いのですが!
せっかく他に類を見ないジャンルなので、もっと世界観を存分に堪能できたらなあと思ってしまいました。

屈強男子が”お前だから許してる”的なスタンス…

2

どうあがいても愛 コミック

劣情 

わちゃわちゃして楽しい

1コマ1コマの情報量が多く、登場人物たちもわちゃわちゃしているのでかなり楽しく読むことができました。
先生がファッションに力を入れているのが伝わってきて、その設定を存分に楽しむことができます。

とくに受けが可愛い。
可愛いものが好きで、けれど好きなものを好きと大声で言うことを躊躇ってしまう。
そういう風に生きてきた彼が、攻めに出会って活き活きとしている姿に嬉しくなりました。攻めの作るブ…

2

坊ちゃんと若頭さん コミック

嶋二 

寝言の真相はどこへ

表紙にそそられて購入しました。
想像したよりも柔らかくて、ほのぼのしたお話でした。
個人的には、高校生相手に最後までやらないのは好感もてます。

作中の受けの純粋な恋心と、それをふわっと柔らかく受け流す構図が好みでした。
攻めは完全に受けを子どもにしか見ていないので、眼中にない感じ。

その途中攻めが寝言でこぼした、受けの母親を呼ぶ声。これがかき乱してくれるのかと勝手に期待していまし…

2

主神官様へ、守護獣より愛をこめて 小説

深月ハルカ  れの子 

獣姿は束の間

表紙の立派な獣姿に惹かれて購入したのですが、この大きさの守護獣はちょこっとしか出てこなかったので、少し残念でした。
もちろん出てこないわけではありません。
神官様の添い寝係として、そのもふもふを存分に発揮してくれます。

ただ子犬サイズの描写が多かったので、立派な姿ではなく可愛らしさが際立っていました。
この攻めのまさしくワンコ攻めな姿は、健気で可愛すぎました。
成長したとてそのスタン…

1

ほしの動物園恋物語 2 コミック

小山 

動物絵がうますぎる

前回も感じましたが、動物の絵がうまくて驚きます。
適度なデフォルメで浮きすぎることがなく、その描写力に惚れ惚れしました。

内容としては、ほんわかした癒し度は1巻のほうが高かったかなと感じました。
2巻は動物たちの感情が、よりしっかりと描かれているので読み応えがあります。

個人的なお気に入りは、キリン×トビ。
キリンの圧倒的な包容力にトビが絆されていく過程が好きです。
野生で生き…

0

人虎の春 コミック

戸川倖 

これを求めていた!

短編集なので手に取るのに悩みましたが、どうしても人虎が気になって購入。
表題作以外も濃厚で面白く、買って大正解でした...

短いページ数のなかに、癖がこれでもかと詰め込まれているので読んでいて楽しい。
1話がしっかり構成されているので、もの足りないなんて感情は湧いてきません。
全体的にコミカルなので、ハッピーな気分のまま読み終わりました。

人虎目的で購入したのですが、一番のお気に…

1

愛だ、恋だの処方箋 コミック

秋久テオ 

続きがないと泣く

続刊表記があるかもと確認してしまうくらいには、めちゃくちゃ良いところで終わりました。
もちろんこの巻で完結はしています。きちんと2人が恋人同士になれましたし。

けれど欲を言うならば!いちゃいちゃしているところが見たかった!
”運命”の仕組みに悩んだ2人が、晴れて幸せな気分でいるところをもっと読みたかったです。

この”運命”の捉え方が今作は面白い。
遺伝子的に相性が良い相手というだ…

3

不機嫌オオカミさんが性癖です。 コミック

長月ひより 

肉球があるの最高です。

獣人好きとしては読まずにいられないタイトルでした。
あらすじや表紙から受ける印象とは裏腹に、エロだけではないストーリー展開。
心のやりとりがしっかりと描かれていたので読み応えがあります。

最大の魅力は攻め。
狼としての見た目の強さはもちろんのこと、物語が進むにつれて可愛らしい一面を見せてくれます。
自分自身を見てもらうために奮闘する過程は、せわしなく動く耳や尻尾で彼の感情が手に取るよ…

3

きみの春花 2 コミック

有馬嵐 

やっぱそうなるか

それぞれの置かれている環境が変わったので、作品の雰囲気も変わった印象を受けました。
どちらかというと1巻のほうが好きなのですが、2人の関係性はあまり変わっていないのでそこは安心します。

リバのフラグに関しては分かってはいたのですが、やっぱりそうなるか~と少なからず衝撃は受けました。
とはいえ最後まではしていないので、拒絶反応まではいかなかったのですが...リバ駄目なんですほんとに。
見…

3
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