hepoさんのレビュー一覧

六花さんとニーノくん 失恋さえできなかった恋 コミック

青井さび(内田つち) 

同時収録がかわいい

表紙のカラフェに惹かれて一番最初に購入した内田さんの作品です。
絶対カフェだ、食べ物だ!と心躍らせて読んだものの、結構BL初心者には重荷な設定があったので、もう一度読むことはないかと思っていましたが、内田さんの作品を最近追加購入した記念に読み直しました。

表題作+短編が3つ収録されています。

【六花さんとニーノくん】中立
8才年上の有能な兄といつも比べられていた新乃を励ましてくれた…

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ディナーのあとは秘密の時間 コミック

青井さび(内田つち) 

お兄ちゃんは蚊帳の外でいいのに

表紙のケーキに見惚れて購入した、わたしにとって2冊目の内田さんの作品です。
先日追加で購入した内田さんの本を読むついでに読み直しました。
続けて読むとだいぶ絵が変わっているのが分かりますね。
大きい声では言えないけれど、前の方が好…ごにょごにょ。

9歳違いの兄弟と飲食店を営む兄の同級生、という設定は一番最初に買った「六花さんとニーノくん」とすごく似てました。内田さんは兄弟絡みの三角関係…

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恋と粗相 コミック

大森小鳩 

絵が可愛いので許せてしまうフェチ

表紙の可愛さに惹かれて。
タイトルにもしっかり出ているし帯にもはっきり「お漏らし」という文字が踊っていたので、そういうものを楽しむ趣味はないけど大丈夫かなと不安に駆られつつも、絵の魅力には逆らえず。

結果、大丈夫でした。
そんなにフェチガン推し!という話ではありませんでした。
なので、わたしと同じような気持ちで絵の雰囲気とフェチを天秤にかけたまま、どっちにも定まらないという方にはおすす…

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青に溶けるは春の匂い コミック

椎名まうみ 

あと少し、何かがあれば!

中編が2つ収録されています。
どちらも大人の階段をうまく登れない高校生の話でした。

【青に溶けるは春の匂い/ハロー、スローメロー/アマイアイマイアイマイマイン】
親の過剰な期待に押し潰されて理解されることを諦めた高校生と、高校教師の話です。
小さい頃から100点が当たり前という親に失望ばかりされてきた小池。高3になって進路希望を決める時期になったが、自分の未来に希望が持てないでいた。そ…

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「きこえる?」特装版限定小冊子 特典

あれ?どちらさま?

本編を読んでから小冊子を読みました。
が。

あれ?絵が…、何かおかしい…。
本編と小冊子の作画が全然違います。
特装版作る!小冊子つけるよ!となって時間のない中での作業だったのかもしれませんが、表情が別人レベルになってしまっていて、1ページ目から戸惑ってしまいました。
樹は俯いているけど、あとの2人はどちら様でしたか?という状態でした。
思わず本編をもう一度手に取って、並べて見比べ…

1

好きって言われたい コミック

恋煩シビト 

仮面を外されるひとたち

恋煩シビト作品クルーズ中です。
この短編集もなかなかヘヴィーでしたが、こうして集中して読むと作家さんの特徴が分かってくるせいか、ふつうなら「さあ、ここから何が起こるの!?」という展開のページに「END」と書いてあるのにも慣れてきました。
そう、そこで「END」なのです。それが恋煩シビトさんなのですよね。

今回は「本性を明かされる」という話が多かった気がします。

【好きって言われたい…

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窓際の林檎ちゃん コミック

恋煩シビト 

擬人化最高!しかし…

MacとWindowsの擬人化と聞いて面白そうとは思っていたものの、ここまでとは思いませんでした。
それぞれの特徴が的確すぎて、とっても面白かったー。

枝豆とビール、ホテルシリーズも良かったです。
笑って読める作品が好きな方なら、ツボが合えばすごくお気に入りの作品になると思います!
神作品です!!

と、途中までは思ってました。

後半で一気に気持ちがダウナーに…。
「図書委…

4

愛玩マゾ教室 コミック

恋煩シビト 

なぜこのタイトル?

雑食読みの徹底主義なので地雷のビッチやSM風、どぎついものまでどんなものでも読みます。
基本的にえろすはなくていい派、人物と心理描写で読ませてくれる作品が好きなので、きつめのタイトルの作品には身構えてしまいます。

この作品もアイキャッチを狙ったきつめのタイトルに身構えたものの、マゾ?愛玩?出てきたかな?
作者さんのように既に作家読みするファンが多くついている方ならタイトルで倦厭されること…

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俺とセックスしてください コミック

恋煩シビト 

心に余裕があるときに読むべき作品

恋煩シビトさんの作品を読むといつもモヤっとしたものが胸に残ります。
わたしと同じように感じる方は、この短編集にモヤモヤばかりが募ると思います。悪い意味ではなく。
ひとが普段は表に見せない弱みをいとも簡単に暴いたり曝け出したりしておいて、その状態で放り出される。作者さんは問題提起するだけで、どう答えを出すかは読者に任せる。
軽くさらっと読める作品を求めているときには向きません。こころと頭に余裕…

1

光降る朝、初めてきみと コミック

深井結己 

2番目の話がおすすめ

長く活躍されていらっしゃる作家さんのようですが、初読みです。
表紙の雰囲気に惹かれました。

【光降る朝、初めてきみと】中立
子連れで帰ってきた凛太と、地元の郵便局員として働く篤。幼馴染の再会ものです。
凛太が全く好きになれなくて。前の話を読んでいないので余計にそう思うのかもしれませんが、最初から凛太の自分勝手さにイライラして、篤の切なさに共感して「篤、がんばれ!」と思っていた気持ちもト…

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