chikakumaco
「ハートの隠れ家」といい、本作といい、イサク先生はアパート人情ものが得意な作家さんだと思います。何となく周りの人たちも皆良い人たちで、主人公はちょっと鈍くて。全体にほのぼの感がいっぱいで。攻めの大土井はカッコいいのに日頃は胡散臭いまでにユルくて。そのカッコいい時とのギャップに萌えるんでしょうけど、中身はユルくても良いから、もうちょっと見た目は何とかしてー‼︎って思っちゃいました。だって、せっかくカ…
田舎の唯一の医師として赴任して来た若い医師と、彼を取り巻く周りの人々が織りなすハートフルコメディでした♡心に傷を持つ者同士が寄り添い、心を通わせて行く。イサク先生のいつものジタバタして大騒ぎすツンデレ受けよりは大人(28歳だけどね、童顔で華奢な美人だけどね。)なせいか、医師という、ある意味で懐の深さが試される職業柄なのか、気難しいカズをも受け入れてしまう。(流されているとも言えるのだが。)カズは多…
結果的には恋してるんだけど。その前に抜き合いっことか、素股とかしていて。それが高じて挿れられそうになって、初めてビビるっていう、その鈍さ。あはは。表題作は鈍感な受け、剛と幼馴染、陸のコメディ。お互いにお互いが必要だってこと、解ってるのに、ちゃんと言葉にして来なかったから、この気持ちは何だろうとモダってみたり。嫉妬してみたり。そこに男同士っていう葛藤もあんまり無くて。どっちもどっちなんだけど、年下の…
表紙がなぁー、お互いがお互いを見つめ過ぎてて、寄り目になっちゃってるのが受け付けなかったんですけど。本編がもぅそんな感じなので、致し方ないという。扉絵の見つめ合う二人の方が好きだな。髪とか、骨格の感じとか。表紙とは違うタッチで素敵です。
そんなわけで、まさかの表紙買わない、(表紙買いの逆⁈)で、モタモタしてたんですけど、中田アキラ先生の作品は結構既読だし、ランキングに入ってたりするので、その誘惑…
恋心を自覚して、し過ぎていて。挙動ってしまう大人たちをテーマにしたモダキュン・ラブの短編集です。再読するまで、すっかり内容を忘れてしまっていたので、またしばらくしたら忘れてしまって…、新鮮な気持ちで読めるかと思います。苦笑。それくらい、スルリとしています。それでも表題作が一番好きかなぁ。きっちりスーツを着こなしたリーマンたちがまず麗しいですし。ノンケの筈の井元がアッサリ陥落してるのも可笑しくて。独…
オタク妄想癖炸裂!という感じの呉服屋の若旦那が見染めたのは、ショタ味溢れる柚樹だった。一応、見染めた馴れ初めは書いてあるものの、ほぼ一目惚れに5年間、我慢し続けて待ちに待った、若旦那のガッつきがエロくて、初めての筈の柚樹がトロットロにされちゃってます。柚樹のお姉さんは若旦那、壮一郎さんと同級生のようだが、5年前から「柚樹のことベタ褒めで、キモくてさ。」と言いつつも、可愛い筈の弟をこんな野獣の元へや…
久々にに読み直してみて、やっぱりどっちが鉄面皮なんだか…?って思いました。順当なのは、無愛想で、目付きの悪そうな夏目さんなんだろうけども。んんん?北川は対人苦手の赤面症なのに、人たらしで、よそ行きの笑顔をそのイケメンぶりに貼り付けている。北川こそ鉄面皮なんだろうか。
しかし、ちょっと(だいぶ?)見た目がドストライクなだけで、この積極的かつ短絡的な押せ押せは無いだろう…と、微笑ましくもあり、イケメ…
タイトロープ…、お前の為なら俺は危険だって冒す!くらいの意味でしょうか。そんな熱い任侠はさておき。のっけから龍之介の暑苦しいまでのラブっぷりに笑えます。どんなけ直樹のことが好きなんだよ⁈ ゲイがどうとか悩む以前にもぅ、龍之介には直樹しか見えていない‼︎ 最初っから好き好き‼︎を隠しません。直樹は依存して来る龍之介を自由にしてやらねば、と悩んだり、または、自分が龍之介の弱みになってはいけないと、離れ…
色気のある、BLCDってこんな感じ?若手の声優さんが、こんなだったら?っていう妄想が捗ってしまう作品です。大丈夫なのかな。ちるちるさんのインタビュー記事読んでいても、BLCDを収録されている声優さんはリップサービスが大いにあるので、楽しんでやってはくれそうですけど。
表題作はその色っぽい「攻め」の声で、受けをプルプルいわせてしまう、長瀬が自信満々に攻めてしまう。航は無駄に足掻きますが、その声に抗…
イサク先生の手にかかれば、汗臭い筈の柔道部にもめちゃくちゃ可愛い(強いけど)先輩が‼︎ その強さに憧れて入部した秋本は、先輩の素顔に触れる度に憧れ以上の感情を抱くように…。それはもちろん、劣情をも伴うようで。この気持ちがLike なのか、Loveなのか?なんて、悩んでるところなんて、思春期ならではの可愛いらしさで、男同士って事よりも、そっちねっていう。イサク先生の高校生は劣情を抱いていても可愛いと…