chikakumaco
極甘ラブストーリーです!亡き父の洋食屋さんを継いだ綋一くんは気張り過ぎて、ピリピリしていた。そんな折り、突然現れたハイスペック・イケメン、保坂。半目の流し目で、やたらと身体を触ってくる彼の目的は…?
こじんまりとした可愛い洋食屋さんにおよそ似つかわしくない、パリっとしたギャルソン姿の保坂。彼が居ることで、あっという間に女性客が増えて。忙し過ぎてピリピリしていたり、両親が亡くなってから独りでや…
その絵の端に書いておきたくなる様な、詩の様な作品です。丸っと表題作なんですが、青色〜ボルドー〜アイボリー〜青藍と続き、最後だけメセナ、と締めくくります。
その色名が指し示すようなエピソードで綴られており、目の前にその色彩が拡がるようです。
物語は30過ぎの金持ちで目利きの画商がその才能と美しさに惚れ込んで、若い画家のパトロンを務めるというもの。しかし彼はそこに愛情を抱く。これは契約上の関係なの…
「ジャッカス!」番外編。一緒に住む様になった二人のその後を描いたおまけ的なショートストーリーです。ショートなのにエチシーンは濃厚かつ、結構ページを割いています。
貧乏で貧乏性の啓介と金持ちの息子の正行ではその金銭感覚が違う。そういう小さなエピソードを描きつつ、二人で共に生きて行くことって、こういう日常のことだよ。っていうのをほんのり温かく描かれているかと思います。私のお気に入りの三好も僅かながら…
3巻の終わり、不穏な空気をまとって現れた新たな入居者、市丸くん。中学の頃、家庭が崩壊していて、ふさぎこんでいたハルトと上手くコミュニケーションが取れなくなって、そのままになっていたのだが。実は本人ですら気づいてない事に、市丸はハルトが好きなのだった⁈ まぁ、ハルトには泉さんがいるので早晩失恋する事になります。泉さんとは懐のデカさがまず違うので、当て馬くんにすらなり損ねます。この時の泉さんがいいんで…
シリーズ中、一番甘くて可愛いストーリー集になっているかと思います。ホッとします。仁とモモは嬉し恥ずかし両想い。長屋にはそもそもプライバシーというものが皆無なので、特にこれまで皆んなの前では仁にツンケンしていた手前、モモはいたたまれません。そんなモモも可愛いー‼︎ けど、そんな皆んなの生温かい視線のせいで、仁はモモの部屋出禁になってしまいます。仁はやりたい盛りなので、これはショック‼︎せっかく触らせ…
長屋物語。1巻からモモに異常な執着を見せていた、仁。2巻はほぼ丸っとこのカップルのお話。
モモがイサク先生の定番のツンデレ系美人なので、単にそこに惚れてるのかと思いきや、この二人の過去には積み重ねて来た時間というものがあったのでした!泉 × ハルトが2週間なら、対極的にこっちは十数年間っていう。こういう見せ方も素晴らしい。別の愛のカタチっていう、群像劇ならでは。母と二人っきりの家族だったモモは、…
これが描かれた当時は、テラハとか始まった頃なのかなぁ。今やフツーに古民家改装で、シェアハウスなんて当たり前のようにあるけど。これは、壁も薄くて丸聞こえのオンボロ長屋での群像劇。食事も一緒にしてるなら、それはもうシェアハウスと変わらないよね。
最後まで読んで、たった2週間の出来事だったんだ⁈ って、ちょっとビックリします。好きになるのに重ねた時間の長さは関係無いと言うけれど。驚くような速さで泉とハ…
先輩の佐伯さんの粋な計らいで、ようやく自分の気持ちに素直になれた津田と中野。津田が独占欲を自覚してからのダダ漏れ感がすごいです!イサク先生の攻めはこうでなくっちゃ。めでたし!いや、津田は1巻でまぁまぁ中野に辛い思いをさせたので、もっともっと焦らしてくれても全然良かったですけどね!中野は成長して身体もしっかりしてるかもしれないけれど、高校生のあの頃、かわいい、愛しいと思った笑顔はそのままで。「お前……
『花恋つらね』を読み返していたら、イサク先生の作品の中で、なんか似てるのがあったなぁ、と思い出し。そう‼︎ これこれ。キャラデザインも似てるんだけど、めっちゃムカつく!津田、源介じゃん、これ。っていう。勝手に怒っております。ふふっ。高校生の時にエッチな気分になってエスカレートした津田は中野を押し倒してしまい…。ちょっとだけ挿れてしまう。(ちょっとだけって…。)しかもそんなことをやらかしてしまったク…
所謂王道もの。幼馴染の二人の気持ちのすれ違いを描いた、モダモダ可愛い片恋ストーリーです。絵も可愛い。物語の進行と共に、同じシーンを雪人目線、篤也目線、二人を見守る治平目線、と何度も繰り返すので、「もぅいいよ!分かったから。」と言いたくもなりますが。それが可愛いくもあり。何度も繰り返す事で、重ねた気持ちが丁寧に伝わってくるのだとも思います。篤也が自分の気持ちに鈍すぎて、あわや雪人がメンヘラになりかけ…