ボタンを押すと即立ち読みできます!
おもちゃ業界が舞台の十年目の再会ラブ!!
白状しますと実は少し苦手な作家さんでした。
これまでに読んだ作品において
「んー…それはちょっとなぁ……」
と思わされる事が何かしらあったものですから…。
ですけど絵柄は相当好みですし、いつかハマれる作品に出会えたらなぁ…と淡い期待を抱きつつ、細々と追いかけておりました。
そこへ!ついに!やっと!ようやく……ッ
まさに「果報は寝て待て」!
「待てば海路の日和あり」!
「あなたを待って三年三月」!(違う)
ええもう正にこういう甘々なお話が読みたかったのです!いやー待ち続けた甲斐がありました。
第1巻の内容はすっかり忘れておりましたけど(スミマセン^^;)、この巻だけで私ゃ充分幸せであります。
全体を通して、登場人物の心情に沿って丁寧にお話を進められているなぁ…と感じました。(丁寧が好きだな自分)
一冊まるまる好意的に読む事が出来たから気付いたのかも知れませんけども。
(何せこれまでは上手な正面顔でインパクトを残す描写が何故かイヤミに感じられてたくらいですので。本当に何なんでしょうねぇ…)
『いかさまメモリ』第5・6話
高校時代に一度だけ関係を持った津田と中野。
両想いにも関わらず互いを思いやるが故のすれ違い…
でも10年経って再会した今も心は互いにあの頃のまま。
後は元サヤに収まるだけ…なのですけど、そこへ至るまでのモダモダが!ああッたまりませんでした!
なんせもう中野が!中野がカワイイ!可愛すぎるよ中野おぉーーー!(ウルサイ)
津田もねぇ、何でも遠慮なく物言いそうでいて実は結構気ィ遣いというところが意外とネックだったのかなぁ…。
でもずっと中野の事が好きだったからね。そして行動を起こしたのもキミからだったし、いいやもう許す。(何様)
津田の同僚の佐伯さんもマトモな大人で良かった。
何かってぇと誰も彼も当て馬と疑ってしまう己を恥じましたよ…スミマセン。
でもまぁそこは津田も同罪w
中野に手ェ出されやしないかとかなり心配してたけど、男が男にヘンな気起こすのが当たり前ではないしねぇ。(勿論ホレた欲目もあるでしょうけども)
でもそのおかげで両想いが叶う事に繋がるので結果オーライ!
そして中野も津田とキチンと向き合えたからこそ、ですね♪
10年越しの想いが通じ合った後のふたりのやり取りがまた初々しくて。
歩いて中野の家まで送ったけれど互いに別れ難い感じとか、
中野を本当に大事にしたい津田の様子とか。
微笑ましい場面満載なのです。あー可愛い~!ゴロゴロゴロ~(←と転げ回る)
巻末の書き下ろしでも津田の中野ラブ炸裂!
もぉふたりでいつまでも幸せにやっとれww
『いかさまメモリ』第7・8・最終話(計3話)
こちらは先に結ばれた津田・中野カプの、結果的にキューピット役だった津田の同僚・佐伯さんのお話。
彼の仕事・プライベートでの問題や葛藤に、同僚の息子さんである上田康平クンという20歳の大学生が絡んで来るのですけど。
このジャ○ーズ系(母親・談)の好青年が、佐伯さんに正攻法で猛アタック!かけて来ちゃうのです!マジです!w
そしてこれがまた私好みのサワヤカなすっごいイイ子なのですーーー(>_<)!!
書き下ろしの後日談で明らかになるのですけども、どうやら彼は佐伯さんをバイだと勘違いしての積極的アピールだったようです。
その事がわかった時の恥ずかしがりようと来たら…メチャクチャ可愛いんですから!w
色々と煮詰まっている35歳の男性には、日々充実しているであろう20歳の青年は眩しいワケで。
あれこれ諦めたり割り切るばかりの冴えない自分に対し真正面から来られた日には、何らかの化学反応も起きようというものですよね~。
眩しい彼に僻む佐伯さん。そしてそんな情けない大人をまっすぐに好きな康平クン。
一片の曇りもないその想いに、どこか委ねたい思いが芽生えたのかも知れないなぁ。
分別ある大人の佐伯さんが、精神的にかなり参っていたところへ現れた康平クンに思わず救いを求める場面…。
そこまで追い詰められていたとわかるのと同時に、
本当に望むものを手に入れる事が出来た瞬間でもありました。
しかし女性とは浅い付き合いばかりしていたとは言え同性は恋愛対象ではなかった筈で、
そこのハードルを意外と容易く越えられたのは、やはり中野に一瞬でもトキメキを覚えた免疫のおかげ?w
ところで。
「かわいいのかカッコイイのかどっちかにしてくれよ!」と嘆く通り、
経験豊富な佐伯さんをも翻弄してしまう康平クンの魅力たるや!!!
初Hは書き下ろしでの事なのですけど、
「上か下か どっちでもいいよ」
などと笑顔で言ったり、
事後に彼を案じてみれば
「ん…平気 ちょっと…練習してたし」
そのまま眠りに落ちる康平クンに、
「あーーもうなんなんだこいつ……!」
…と、まー振り回す振り回す!w
その他にも、一回り以上離れた年上の彼の事を諭すような、包み込むような物言い…。
「ヤバイ あいつの王子力ハンパない」
このままじゃ負ける…と本人も焦ってる通り、そう遠くない将来には逆転の可能性も?w(アリだと思います!てかむしろ希望)
この際、正統派王子の康平クンに責任取って貰えば?ねッ佐伯さん♪(と外野は無責任~)
いやー自分にとって本当に幸せになれる一冊でしたー!ごちそうさまでした~♪
良かったー!
中野が幸せになってくれたので、本当に嬉しいです。
前の巻の終わりが違う男性(しかもイケメン)との逃避行?だったので、どうなるのやらと思ってましたが。
そのイケメン佐伯さえもドキッとさせる中野の笑顔が!
可愛くて可愛くて!
誤解が解けた後の津田とのラブラブな感じが良かったです。というか津田の中野好きっぷりがまたいい!
もっと二人の幸せなところが見たかった・・・。
後半はダメなイケメン佐伯とキラキラ王子康平の二人。
正直好みではないなと思ってたんですが、康平の思い込みの強さと、若さ故?の行動力にいつの間にか引き込まれてしまいました。
でもあのままだと、いつか攻受逆転しそうですね(笑)
それはそれで見たいかも・・・
津田と中野の話だけだったら・・・と思わなくもなかったのですが、キラキラ王子も思ったより良かったので「神」で!!
それにしても、私はほぼ津田視点で中野を見ていたことに気づきました・・・中野の一挙一動に津田と一緒にきゅーんとしてました(笑)
だって可愛すぎる!!
学生時代一度だけ関係をもった津田くんと中野くん。
それから10年の間忘れようとしてもなかなか忘れられなかった中野くんの前に
取引先の担当者として突然現れた津田くん。
なんとか普通に仕事として、接しようとしてもうまくいかず
とうとう10年間の思いをぶちまけてしまいます。
「ずっと友達でいたかった・・・」
あのときHしたりしなければ、こんな気持ちにならずにいい友達でいれたのに・・・
「この前のことは忘れて・・・これからは、ただの友達として付き合っていく・・・」
と津田くんに伝えた中野くんでしたが、そんなことはできるはずもなく
いろいろ悩んでいたときに、津田くんの同僚の佐伯さんに相談にのってもらいます。
結果、いろいろありながらもお互いの気持ちを素直に確認でき津田くんにやっと「好き」と言えた中野くん。可愛かった~(#^.^#)
BL作品で、男性が涙するところに毎回きゅーんとなってしまう私なので
今回の中野くんの、告白しながらの涙に萌えました。
もう、ここからは津田くんデレデレで10年ぶりのHはとても愛のあるもので幸せな気持ちにさせてくれました。
2巻の後半は2人の愛のキューピットになった佐伯さんのお話です。
佐伯さんは35歳独身、津田くんの同僚です。
なぜか仕事中は、髭もそらず髪はぼさぼさの寝起きみたいな人ですが
夜の街に出るときには、スーツでビシッと決めていて、カッコいいんです。
遊ぶ彼女はいても、結婚にまで至る彼女はいまだなし。
そんなとき、同じ会社で事務をしている上田さんの息子(高校生ジャ●ーズ系のスポーツマン)に告白されます。もちろん最初は断った佐伯さんですが
なんだかんだと結局は付き合うことになり結果ハッピーエンド。
年下の彼に押されっぱなしの佐伯さん、なかなか可愛いです♪
イサク先生の作品の中でも、「いかさまメモリ」は群を抜いてせつないお話です。
発行ペースがゆっくりめな雑誌(Chéri+)での連載だったため、第1話からずっとハラハラしながら読み続けてきた私にとって、やっとやっとで迎えた第6話でした。
10年前、まったく悪気も自覚もないまま中野をひどく傷つけた津田、10年間、辛い気持ちを誰にも言うことが出来ず癒すことも出来ないまま過ごしてきた中野、とことんすれ違い掛け違ってしまった2人が、やっと想いをひとつにしたシーンは泣かずには読めませんでした。
この作品は、全篇を通してモノローグがとても素晴らしいですが、6話でもそれが十分に発揮されていて、何度も繰り返して読みました。
津田×中野のあとは、2人がくっつくきっかけとして活躍してくれた、佐伯のお話。
津田×中野篇では結構かっこよかったのに、残念な展開ばかりの佐伯に、笑いつつも個人的に身につまされるところも多かったり(笑)。対する康平は、きらっきらの王子っぷりと隙のないイケメンっぷりが素晴らしいです。佐伯はずっと康平には勝てなそうな気がします(笑)。
②は描き下ろしがいっぱいでお得な巻ですが、最後にある津田×中野の描き下ろし「メモリー更新」が特に大好きです。最後の最後、津田のモノローグが、本当に本当に心に沁みました。ずっとこのまま、幸せなバカップル街道を突っ走るといいなあ…! と思います。
前巻から焦らされまくりましたが!中野君の可愛さで帳消しです♡(何様)
佐伯さんと中野君が消えた所で終わった前巻。
気になるー!!
そのまま飲みに行った2人。流れで中野君は佐伯さんに津田のことを打ち明けます。
中野君のことを探すために佐伯さんに津田からの着歴の嵐!だけど中野君は「友達だから」で津田からの好意に期待しません。
佐伯さんに「試してみる?」と言われ津田に仕掛けメールを送ると一目散に飛んできた津田。やっぱ愛だね♡
そこから2人になる中野君と津田。
喋ろうかと寄った公園でお互いの気持ちを打ち明けます。
お互い好きなのにすれ違っていましたが、ようやく中野君は津田の気持ちを信じ受け入れることができて、、!!
中野君のお家で、、♡最中の中野君!!可愛すぎ!!でも一番は次の日の朝、あらじん君を抱きしめながらソファに座っているとこ!!!破壊力ハンパないっ!!
そして、この一冊の半分を占めている佐伯さん篇。
え、佐伯さんに相手なんているの?なんて思ってたら、ちゃんと出てきました。同じ会社の事務の上田さんの息子。(笑)
しかも爽やかジャニーズ系(上田さん談)
仲の良かった同僚も結婚が決まり気が付けば周りは幸せでいっぱいのヤツらばかり(津田も含む)
仕事もあまり波に乗らず、女の子達ともうまくいかず(邪魔されたのもあり)王子様系、真っ直ぐな息子からのアタックにグラッときちゃいます。ナンパした女の子にホテルでお金をすられ凹んでる帰り道、息子くんに会っちゃいます。
「おれのこと必要になったら呼んで いつでも呼んで きっと力になるから」そういう息子君は過去に佐伯さんから凹んだときに慰めてもらいパワーを貰ったことが。「力くれよ」と抱きついた佐伯さんに「いいよ 全部あげる」と笑って言う息子君、、、!!なんていい子!男前!きゅん♡息子君のその言葉、存在に満たされた佐伯さんは不意にちゅ♡真っ赤になる息子君がキュートです♡♡
書き下ろしでは一転、佐伯さんを襲ってますが!!!!
佐伯さん、運命の人に会えて良かったね!
そしてつき合えてから始終「中野可愛い」と言ってデレデレな津田、、、。気持ち分かるっ!!
夏目さんの黒髪っ子受けが今回また見れて嬉しかったのと、中野君のくせっ毛受けも可愛い!!でした。
ファンブックに続きがあれば嬉しいなぁ♡