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うめーち
アキタ
ネタバレ
物には魂が宿る、といいますがこの作品の世界ではまさに名前を与えられた『モノ』に命が宿り生物の形が授けられるという不思議なルールがあります。 人や動物が楽器に変化する描写に度肝を抜かれるんですけど魅入ってしまうくらい美麗で、演奏シーンは絵で音を奏でているみたいに彩り豊かに感じられて目が楽しいです。 ピアノのコスモが楽器に変化するところはちょっとだけこわいですけど…。 仲良くしようと迫ってく…
星倉ぞぞ
はじめの箱崎(士郎)の興奮具合がなかなかに過剰なのでオメガバとか極度の匂いフェチ?なんて思ったのですが、そうではなく世古のことが好きだから。という初心な理由がかわいすぎます。 士郎に興味を持った無自覚執着な世古は確かに思考が少し独特でめんどくさい系。 ですがなんだかんだとわかりやすいところもあり、志郎とお互いの気持ちを静かにぶつけ合いながら少しずつ距離を縮めて気持ちを育んでいくふたりの情緒…
芹澤知
『邪馬台国の卑弥呼』 歴史が苦手なわたしでも聞いたことのある人物の名前。 その卑弥呼という謎多き不可侵な存在を巡り運命を変えられ翻弄されてしまうヤマトとシキの物語。 特にシキの境遇は辛く、残酷ともいえます。 自らの身体を作り変えてクニを背負うという重責を全て独りで抱え込んで…。 そのシキの精神的な支えとなっていたヤマト。 ヤマトの強い想いに心が揺らぎ、助けを求めるシキの姿がせつ…
灰田ナナコ
前世で高貴な身分だったルークの記憶を持つ大学生の広人は最愛の人だったミカを探し続けていて、とうとう洸という青年を見つけるものの洸には前世の記憶がない状態で…。 生まれ変わり、身分差、前世での悲恋。 せつなさもありながら前世関係なく無意識に広人に惹かれていく洸だったり、ミカを含めて洸を想う広人の間には強い結びつきを感じさせられました。 ただ、前世でも現世でも身体を繋げるのが若干性急に感じた…
斉川冬
陽太のことを好きすぎるがゆえにその先へ一歩踏み出せない景虎と今すぐにでもえっちして愛し合いたい陽太。 おしおしな陽太にたじたじな景虎。 このわちゃいちゃを見てるだけでも楽しい。 はじめは陽太があざとすぎるかな?とちょっと引き目で見ていたんですけどしっかりと男らしいところもあり景虎以外には隙を見せない徹底さはだーさんと一緒で推せるな、と思いました(親指)。 大切に大事にしたい陽太に容赦な…
鳥海よう子 八十庭たづ
原作小説未読です。 今は亡き金狼族スルド王の弟ユドハと王と一夜だけ関係を持ったディリヤとディリヤの産んだ狼の子アシュ。 金狼族王位継承権を巡り、複雑な内部情勢で様々な思惑が交錯していく…、と、そんな重めな状況なのですが、アシュが…とんでもないくらいかわいいです。 ふわふわもふもふ、無邪気だけど芯のある心。 ちびっこが登場する作品はあまり得意ではないのですがアシュには心が洗われましたね……
幸田みう
成功や利益の為に感情を切り捨てて生きてきたリューイチ。 それだけ心が擦り切れて枯れてしまうような現代社会に生きる心苦しさにしんどさを感じます。 そんな生活の中何もかも無くしてしまったリューイチの向かった先は以前語学留学で訪れたことのある海外の田舎町。 そこでリトルローズハウスという宿を営む青年ノアと出会い…。 今までは目が向かなかった景色や感じなかった感情。 ゆったりとした環境の中、…
U
エロに対して探究心が強いタイプの職人の佐伯は職場の後輩に前立腺の良さを聞いて自分で弄ってみるものの指が届かず電池をIN(危ない!)。 抜けなくなってしまい病院へ行き、消化器科医の桐嶋に取り出してもらい事なきを得ますが、その流れで前立腺の場所を聞く貪欲でめげない佐伯。 呆れながらも休憩中に前立腺刺激に付き合った桐嶋は興奮して暴走した佐伯に咥えられてそのままセックスをしてしまうことになり…。 あ…
三池ろむこ
星の数ほどのたくさんの人間の中から自分だけの一番星を見つける。 満点の星空の下、冒頭で交わされる幼い純平とおじいさんの会話。 成長し上京した純平はシェアハウスで出会った晶に一目惚れをしてお付き合いをはじめることに…。 キスをしただけで顔を赤らめる初心さにほわほわさせられていたら一話のラストで「え!?そんなかんじ?」となり、まさかのSFみに少し驚きました。 とはいえ、SF感は加わるものの…
うすいしっぽ
上巻からエロいことはしてきていましたが、下巻でとうとう葉月のものになり身体を繋げた真。 葉月の抱き方がなんかもうエロいんですよね…。 大丈夫か?→らいりょうぶれす…→大丈夫じゃなさそうの一連の流れが様式美。 抱いた後も息子のアテレコしたりと葉月の態度がほんとに変わらなくて、でも実は緊張してるとか最中も事後も絶対真の身体のこと気遣うとことかピアスを触る仕草とか…!確実に真のことが好きなのが…