カシミアのダンディ 下

カシミアのダンディ 下
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レビュー数
1
得点
6
評価数
2件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
日本文芸社
シリーズ
Karen文庫(花恋文庫 小説・日本文芸社)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784537141122

あらすじ

公彰が夜ごとに人の血を啜らねば生きていけない吸血鬼だと知り、驚く智彦だったが、じょじょに公彰に惹かれてゆくのを止めることはできなかった。
だが公彰を愛すれば愛するほど、智彦は、自分の過去…チンケなスリで、男に犯されてよがるオカマで、親さえいらない捨て子なのだということを負い目に感じはじめる。
「公彰。
俺はあなたにふさわしくない」と、公彰のもとを去る智彦だったが…!?都会の片隅で寄り添いあう二つの孤独な魂を描く、感動のラブロマン。

表題作カシミアのダンディ 下

徳永公彰・ホスト・吸血鬼
間山智彦・孤児・15歳

その他の収録作品

  • <カシミアのダンディ外伝>氷原秘話

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レビュー投稿数1

かわいいバカ猫

秘密クラブの吸血鬼ホスト公彰と暮らし始めた野良猫智彦。
先輩ペイジ(クラブのボーイ)のいじめに会い、怪我をし入院しますが、公彰に迷惑をかけるとこっそりと行方をくらまそうとします。
上巻で出てきた悪人黒人組に見つかり拉致されたところを、吸血鬼の本性を現した公彰に助けられ、その姿を見せてしまったことで、再び智彦を突き放そうとするのですが、二人は離れられないのだと・・・
うまく回り始めた矢先、公彰に仲間を殺された黒人が再び智彦に間の手を、また公彰を敵とする人物があらわれ、物語は急展開です!

吸血鬼に血を吸われるだけでSEXに匹敵する快感を得られるのですが、
最後までの行為に至れないのは、そうすることで相手まで吸血鬼にしてしまうからというのです。
智彦と公彰のやりとりが、秀逸です。
所詮ひとりぼっちさと、拒む公彰をほだした智彦の真剣な訴え、冷血な吸血鬼もひっそりと涙を流すのがぐっときます。
お互いの命を賭して、お互いを助け合う愛。
公彰を追いかけまわす執念の塊のおばあさんが怖いです。
一人で生きてきたという公彰は、彼を愛するたくさんの女性達の応援で生きてきたのですね。
続き
ここに新しい愛する人という生きがいができたことで、より満ち足りたこれからをお互いに生きていけるでしょう。
きっといい加減青年になったところで智彦も吸血鬼にしてもらえるかな?
エピローグはハッピーです。

外伝「氷原秘話」は公彰が吸血鬼になったいきさつのストーリー。
なんと、日露戦争までさかのぼるんですよ!
そして彼を吸血鬼にしたのはロシアの貴族の吸血鬼。
以外にきちんと歴史をふまえていて、実際にこういう特務を持った軍人がいたので、なるほどと思わされました。
ここでは上官と部下の愛です、悲しいのですが・・・男の世界です

上下巻通して、智彦が悲惨なんですがそれでも設定のせいか、耽美もはずさずにノスタルジックな味のある作品でした。




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