水に映った月

水に映った月
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レビュー数
1
得点
12
評価数
4件
平均
3.3 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
成美堂出版
シリーズ
クリスタル文庫(小説・成美堂出版)
発売日
価格
¥457(税抜)  ¥494(税込)
ISBN
9784415088044

あらすじ

大英帝国の栄華と威信を頑なに守るパブリック・スクール―それは思春期の少年達から成る歪な世界。
将来を保証する自治組織の役員の地位を得るために数々の陰謀が渦巻く中、密かに想いを寄せていた幼なじみよく似た下級生・ブライトにロレンスの心は傾いていく…。
その気持ちは恋だったのだろうか…。

表題作水に映った月

アイヴァ・ブライト
クリストファー・ロレンス

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レビュー投稿数1

1932年12月23日

1冊まるごと表題作です。
1932年12月23日の朝から始まり、2年前にさかのぼります。
舞台はイギリスの名門パブリック・スクール。同性愛が犯罪として処罰される時代の話です。

序章はオリヴァーを気遣うラッセルの姿がありますが、主役の二人はブライト(攻め)とロレンス(受け)です。

ロレンスは幼馴染のウェルザーへの恋心を抱きますが、ウェルザーには下級生のスタンレィがおり、受け入れてもらえない思いに苦しみます。そんなウェルザーにブライトは惹かれて…という話でした。

カトリックの厳しい家庭に育ったロレンスは、人一倍同性愛をタブー視しており、自分を許すことができません。ウェルザーへの片思いも長く、ブライトを受け入れても罪の意識に苦しみ重苦しい展開が続きます。そしてようやく、二週間ぶりに会えたブライトに逢いたかったと抱き着くロレンスという甘い場面が来たのかと思えば…序章へ続く悲しいラストでした。

あとがきで「私の中ではハッピーエンド」とあったのがせめてものなのでしょうが、ブライトは誤解したままというのが私には切なかったです。そう、ロレンスにとって自分はウェルザー身代わり続きなのだというのは誤解なのだと私は思っています。

上流階級によるパブリック・スクールでの派閥争いの中、禁忌であると知りつつ想いを捨てられない若者達の話がお好きな方にお勧めだと思います。

ただ、カタカナに弱い私には、登場人物の名前を覚えるのがちょっと大変でした。派閥争いなので友人も登場しますし、ファーストネーム呼びが登場すると誰?と戸惑いました(笑)

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