Mr.プリンスの華麗な誘惑

Mr.prince no karei na yuuwaku

Mr.プリンスの華麗な誘惑
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
20
評価数
6件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
ISBN
9784041002681

あらすじ

欧州社交界のプリンスといわれるロメオは、紳士倶楽部『ヴィッラ・ロワイヤーレ』のパーティーで、純朴な日本人青年・景が少年趣味の貴族の毒牙にかかりそうなところを助け、それが縁で徐々に惹かれていくが…?

(出版社より)

表題作Mr.プリンスの華麗な誘惑

ロメオ 世界的大富豪ロレンツィ家の長男 
吉野景 両親の友人の富豪に引き取られてローマへ

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レビュー投稿数3

まるで童話のような王子様

1冊丸ごと表題作です。
正しくシンデレラストーリーですが、王子様は5人もいます(笑)。
主人公の景(受け)は自覚はないながら、美青年なうえ素直で好かれる性格なので、王子様5人とも一目惚れ状態です。結果的には、景も一目惚れしたロメオ(攻め)と結ばれることになり、二人の意思を尊重して他の王子様は手助けをしてあげるという、甘く素敵な展開です。

景は危険な目に遭いますが、予想通り王子様が助けに来るので安心して読めます。その犯人は意外な人物で、きちんと伏線が張られているのに、さすがと思いました。景が画家希望で、ロメオをヌードモデルにするというのも面白かったです。

ただ、景と王子様・ロメオは、偶然な出来事で直接知り合ったのでなく、間に細小路という後見人が入っています。細小路がイタリアへ連れて行って景とロメオを引き合わせたのですが、その細小路の気持ちが良く分かりません。遊び人だったけれど、気がついたら40代で寂しい…というだけでなく、亡くなった弟に似ているとか、景には手出ししないけど親切という理由が欲しかったです。その辺りが弱くて、ちょっと落ち着きませんでした。あと、せっかくなので他続きの王子様のイラストも見たかったです。描かれるのは大変そうですけど。

年上セレブ攻め、年下庶民受け、王道シンデレラストーリーがお好きな方にはお勧めです。

1

シンデレラストーリー!

 両親を亡くして、親戚に引き取られたけれど、そこでもうまく行かなかった景は、両親の友人であった細小路に後見人として引き取られることになる。
 細小路は、同性愛者として有名ではあったけれど、景の父とは本当にただの友人関係で、景にも、後見人として接してくれていた。

 そんな細小路が景を連れていったのが、一流のセレブだけしか入れないという紳士クラブ『ヴィッラ・ロワイヤーレ』。
 当然、そこでも細小路の噂は広まっていて、見た目も美しい景は注目の的となる。
 そんな景に細小路が紹介したのが、欧州社交界のプリンスとも言われる大富豪・ロメオ。
 見た目も中身も完璧な彼に、ときめく景だったが、ロメオの方は、景のことを「細小路の恋人」と思っていて、見た目の美しさに息を飲んだものの、余り相手にしまいと考えていた。
 けれど、ロメオの友人であるジョナサンが景をローマ観光に連れ出そうとしたところから、話の流れが変わってしまう。
 自分自身も不慣れである土地を、景の美しさから案内を買って出たジョナサンに呆れつつも、ロメオも同行する事になってしまったのだ。
 ロメオは自分の気持ちがわからないま続きまに、景のローマ観光に一日付き合うが、景への好感度は上がって行くばかりで……。

 一方の王子様然とした様子のロメオに景も徐々に惹かれていって……

 という話でした。
 水上先生特有の攻め受け両方の視点を行き来する書き方なので、どちらの気持ちがどれだけ進んで行ったのかがとても良く分かる書き方なので、面白く読めると思いますが、好き嫌いは別れるかなあ……と。
 自然にやってくれた方がいいのか、はっきりと登場人物の名前を書いて「こっからはこっちの視点だよー」って教えてくれた方がいいのか、については趣味が別れるところだよねー……というのは、水上先生の本を読む度に、私が毎回書いていることなので、そろそろ割愛しましょう。

 今回は、欧州社交界が舞台。
 相変わらずキラびやかな世界が舞台の物語を書かれる方で、今回の攻め様も、これでもかと、キラキラをまとっておられます。
 そこに迷い込んで来たのは、自分の美しさを自覚してない純粋無垢な子羊ちゃんって感じですけど、この子羊はただの食べられるのを待つ子羊じゃなくて、自分の言いたい事はしっかり主張出来るし、自分はともかく、自分がいいと思っている人のことを悪く言われると、牙を向いて反論出来る、賢い子羊です。

 そんな二人が徐々に惹かれあって行く……。
 まさしくシンデレラストーリーですね。
 でも、それがBLの王道の一つでもあるので、楽しく読めると思います。
 ただ、王道過ぎて突出するところがなかったので、この評価になっていますが、普通に読む分には楽しめると思いますよー。

0

激甘でセレブリティな攻め様の溺愛です

う~ん!水上ワールド全開の極甘なシンデレララブですねぇ~
この手の作品を読むと、子供の頃にシンデレラや白雪姫なんかに憧れた
感じが思い出されるんですよね。
女の子の永遠の憧れ、それが腐にかかると男の子だから更に萌えアップな展開(笑)

今回の作品はシンデレラと言う程、悲惨で辛い目には合っていないけれど
両親が二人いっぺんに事故で亡くなり、両親の死後に初めて会う父方の叔父の家に
引き取られ、でも、そこへ両親の友人だったゲイの実業家が現れ、誘われローマへ
日本で美大に通っていた受け様はローマの美大へ編入
それに、引き取ってくれた両親の友人はゲイだけど、受け様を実の子供のように
思っているのですから、ここまででも幸せですよね。

そして、セレブで独身貴族だけが集う古城のパーティーで攻め様と知り合う。
誰もが振り返る美貌の受け様は、自分が知らないうちに引き取ってくれた両親の
友人の愛人だと思われている。

でも、攻め様にローマ観光を案内してもらう機会に恵まれ、誤解は半分解ける。
残り半分は引き取ってくれた人が美青年好きだし、受け様にその気がなくても
もしかし続きて?危ないのでは?ってくらいの設定です。
そして、その引き取ってくれた人の元恋人が原因で受け様は後にトラブルに・・・

水上先生の作品に多い、互いに一目ぼれ的なデロデロに甘いお話なんです。
ルビー文庫らしい内容で、重い話で食傷気味な時には最高の1冊です。
それに、この作品ではプリンスと呼ばれるキャラが主人公以外に4人もいるんです。
シリーズになってもキャラ設定に困らないかもなんて思うお話でした。

1

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