イラスト付
ネトラレ属性の変態に恋をしたら
今回の二人の出会いは突然息子名義で借金して消えた実父のせいで
5千万を二十歳の大学生璃月が背負う事にり、その高利貸しが攻めの英信。
何も言わずに消えた実父を酷いと思いながらも健気に残された母親にも言わず
一人で返済する事を決める潔い璃月。
そんな璃月が気に行ったと金利を1%引き下げてくれる見返りに身体を要求される、
しかし、無理やりでは無く、あくまで璃月の意志を尊重してと言うのがミソです。
更に、借金返済の為に英信は1回100万のアルバイトを斡旋してくれるのですが、
これがちょっと淫らなバイトで、英信がお金の回収業務に行く時に璃月を傍に置いて
璃月みたいなタイプが好きな顧客からお金を回収するための手ごまとして使われる。
胸を触られたり舐められたり本番まではいかない程度がバイト内容なのです。
そのバイトの後にはまるで上書きするみたいに英信に自分の意思で抱かれるのですが、
闇金社長に触られるのも抱かれるのも嫌でなく、相手は顧客の一人だと思っているが
璃月は英信を好きになっている流れです。
でもバイト内容がいかがわしいし、好きな相手には絶対にさせないような
他人に触らせ裸を見せる事をさせられているので、璃月が思うように英信は
自分を相手にしてくれないと思い込む。
まさか相手がネトラレ属性の変態だとは思わない一途で清純系な璃月なのです。
璃月視点で描かれているので、バイトの内容にグルグル悩み最後は魘される、
自分は汚れていると思い込んでしまうのです。
それでも健気に英信の力に少しでもなりたいと我慢する訳ですが、
最後の痴漢されるバイトで英信が好きだから他人に触られる事に耐えられなくなる話。
結果的には、行方知れずの実父の行くへも借金返済も解決していくのですが、
はたしてネトラレ属性の男と幸せになれるのかと読者ながらに心配してしまう(笑)
ネトラレに萌えを感じないので、なるほどねと流した作品です。
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