おまえが、帰って来たのかと、思ったんだ――。

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スピリチュアル ポリス 2

spiritual police

心灵警探

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表題作スピリチュアル ポリス 2

榊, 永妻の先輩刑事
永妻, 警視庁捜査一課キャリア刑事

同時収録作品スピリチュアル ポリス

甘木,刑事局長
永妻

あらすじ

永妻(ながつま)は、愛し合っていた葵(あおい)と互いを想うがゆえに別れた。 愛している葵を裏切った。 見えない傷を負ったままの永妻は、警察内で超能力捜査を事件的に扱う『ゼロ課』をまかされる。 協力者として、現れた青年は、葵と永妻の関係を知っていて……。

新田祐克が描く、新しい恋の伝説、第二弾!!

作品情報

作品名
スピリチュアル ポリス 2
著者
新田祐克 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+Cコミックス
シリーズ
スピリチュアル ポリス/オトダマ-音霊-
発売日
ISBN
9784403664335
4.1

(27)

(13)

萌々

(5)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
110
評価数
27
平均
4.1 / 5
神率
48.1%

レビュー投稿数7

葵と進展はないけれど、永妻の変化が甚だしい

 葵の環境にはほぼ進展がないのに対し、永妻を取り巻く環境は目まぐるしく変化していて、ついていくのがなかなか大変でした。榊と一線を越えたのに留まらず、いつの間にか刑事局長の愛人にまでなっていて、何も知らない人から見れば堕ちる所まで堕ちた、というような展開に。しかし、彼は自暴自棄になったわけではなく、まだしっかり芯はあって、葵に繋がる糸を探し当てようと足掻いている。そんな印象でした。

 秘書から捜査畑に戻され、やっと以前の日常に戻るのかと思いきや、今度は彩輝という霊能力者と協力する新たな部署に。彼をどう扱うかもっと悩むだろうと思いましたが、やはり仕事となると永妻は順応も判断も早く、彩輝を喰ってしまうほどの行動力に驚かされ、とても痺れました。その分、精神的なストレスやショックなどの反動も大きいようですが、彼が壊れる前に葵と再会できるか、彩輝が救いになるのか楽しみですね。

0

最初は永妻が転落しすぎ…

永妻の葵を求めての転落が辛くてなかなか読み進められませんでした。

色んな人達の思惑が交差して0課が作られましたね。
葵の悲願が叶う日が来るのか。
永妻も葵を求めて0課でやっていくしかないのか。

そして葵の義理の息子。葵の苦しみを背負って永妻に辛く当たり翻弄しようとしますが永妻もなかなか一筋縄ではいきませんね。
永妻への執着の正体は一体?

二人は一体いつ会えるのでしょう。いくつ事件を解決すれば会えるのか。
まだまだ先は長そうですね。

永妻が愛人から立ち直り?葵に会うため修羅の道を行くのか?

0

ゼロ課始動

盲目の霊能者xキャリアエリート刑事の異色サスペンス第2巻。

1巻で、霊医の整体師として働いていた葵が公安の捜査対象と知って、惹かれ合いながら別れを選ばざるを得なかった永妻。
余りに辛くて先輩刑事に葵を重ねながら抱かれたり、7年後はなんと刑事局長の愛人にもなって、なんか冷徹な眼鏡の下は投げやりなビッチ感を漂わせる男になってたり。
そして、1巻ラストで登場した謎の美少年が企む影の組織、特殊能力捜査課「0課」が秘密裏に結成され、永妻はその課長に任命される…
やっとタイトルの「スピリチュアルポリス」が動き出した、という展開です。
その美少年は鏡石の秘密兵器的な強力な霊能者で、なんと葵の養子だと言う。そして端々に永妻への興味、というかねじれた好意のようなもの、あるいはまだ形にならぬ執着のようなものを見せていて、これからどうなるの?
霊能力をどう捜査に使うのか、そもそもどんな事件が起きるのか、「鏡石」は何を企んでいるのか、葵と永妻は再会できるのか、2人はまた愛し合えるのか。
BLでなくてもこういうジャンルは好きで、久々に引っ張り出して読んだらやっぱり面白くて続きが気になります。
3巻はいつかは出るのかなぁ……

1

ストーリーは好き

ストーリーとかキャラは好きですが、イラストがやっぱり苦手です。

BL抜きの話だったら問題なく読めたと思います。

この、イラストで永妻さんが泣いてても残念ながら艶っぽいとは思わない…。
状況的には永妻さんの笑った顔や泣いてる顔は男を魅了するくらいの艶っぽさらしいですが…。

彩輝(表紙の微笑んでる子)は生意気だけど可愛いく見えるかな。
でも、永妻さんの泣き顔を見て魅了されてる…。
永妻さんに会った時に彩輝は普通という感想を漏らしていたんで、後々そういう展開になるんだろうなと予想はしていましたが。

まだ、葵とはどうなるかわからないんだ。
続きは気になるので3巻出たらコミックは買います。

0

永妻が・・・まさかの!

 先日、新田先生が体調不良の為、この『スピリチュアルポリス』の連載をしばらくの間休止すると発表されました(T_T)『春を抱いていたALIVE』の連載も抱える新田先生。とても残念ですが、早くお元気になることを祈っております。
 表紙に驚愕した2巻です。永妻が全裸で1巻の最期の方にちらりと登場した少年(表紙では育って青年に)と抱き合っていますΣ(゚д゚;)なぜ???
 更なる驚愕は、永妻と先輩刑事「榊」です!榊が永妻のお尻に並々ならぬ欲望を抱いていたのは知ってますが、まさかの展開ですよ!榊の言葉に葵を感じた永妻が濡れた瞳で見つめるものだから「枯れちゃいないぞ」と榊が男になってしまいます。永妻も少しでも葵を感じようと受け入れるものだから、榊に火がついて濃厚SEXに突入です。無精ひげにがっちりした体の榊のHは濃ゆいよ。
 その関係を後悔して「現実を見なければ生きていけない」と現実だけを測りに感情を捨て、目に見えないものを排除し、目に見える沢山の物を無くして7年の歳月が過ぎます。この7年間の永妻が『オトダマ音霊』で描かれています。読まなくてもこちらは楽しめますが、永妻が無くしたものを知りたい方は『オトダマ』を読むことをお勧めします。あちらもすごいストーリーです。
 さて、7年後の永妻は、なんと刑事局長の愛人になっていましたΣ(゚д゚;) 永妻総受け展開です!しかも「ビッチ」と言われてお尻を叩かれるとか!!!「あの永妻が!」と楽しむためにもやはり『オトダマ』をお勧めします←勧め過ぎ(笑)
 愛人の刑事局長の推薦で霊能力を行使する通称「0課」の課長に任命された永妻は、彩輝と出会うことになります。彩輝は葵と共に鏡石を壊そうと7年前から画策しているはずの青年です。葵がすべてを知っているのかも、どんなプランで近づいてきたのかも気になります。しかもこの彩輝、永妻のことを、葵が惚れるほどの男ではないと否定しながらも、強烈に惹かれていきます。そして榊の忠告むなしく、永妻への好意に気付いたところで3巻へ続きます。
 生意気な彩輝が永妻に翻弄されるのが楽しみで待ちきれないし、警察と鏡石との攻防も目が離せない。それになんといっても永妻と葵の再会が待たれます!新田先生が早くお元気になりますように!

7

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