大学教師×売り専ボーイ

ごまかしきかないまがいもの

gomakashi no kikanai magaimono

ごまかしきかないまがいもの
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神7
  • 萌×28
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
9
得点
95
評価数
27件
平均
3.6 / 5
神率
25.9%
著者
 
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784829685549

あらすじ

何となくそんな気分で、相手を探すのも億劫な夜、
ゲイ向けの出張風俗を利用してみることにした大学教師の勇作。
そんなに期待はしていなかったものの、
部屋に訪れた売り専ボーイのミズキは可愛い上にエロく、大満足の一夜を過ごした。
しかし後日、勇作が教壇に立つと生徒の中にミズキの姿が。
昨夜関係を持った子が自分の生徒だと判明し……!?

表題作ごまかしきかないまがいもの

平石勇作,大学教員,34歳
長崎秀明(ミズキ),売り専ボーイの大学生

同時収録作品バイセコージャーニー 前後編

浅野泰宏,旅行中記憶喪失に
清水潔,大学の友人?

その他の収録作品

  • ままならないのはいつだって
  • マジメなキミのいうことには
  • ごまかしきかないかわいいひと(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

評価・レビューする

レビュー投稿数9

どっちの作品も好みでした

大学生と同じ学校の講師の歳の差カップル。
出会いは売り専ボーイの秀明を一晩買うという健全なものではないんですけど、そこから純愛が育っていく過程はとても萌えました。

学校ではお互い知らないふりして、プライベートでは客と売りボーイ。
付き合うまでと、ちゃんと気持ちを確かめあうまで、そして卒業後の進路のお話と三話入っていて綺麗に完結しているのが良かったです。

売りといっても金のためとか不幸な境遇とかではなく、趣味と実益というライトなノリで読めるのも良かった。付き合う事になった一話目は、売りボーイを好きになってしまったという勇作の葛藤と、客を好きになってしまったという秀明の葛藤、でもお互いに両思いだったという最後はあまり捻りのないお話だったのでさらっと終わっちゃったなあと思いました。
ですが、そのあとが良かったです。

梅松さんのお話を何冊か読んで、ほんとに取り留めない地味なカップルでもとても引きこまれるような描き方をするなぁと思います。
秀明が年相応の大学生、勇作が年相応の中年(?)男性というのもとても自然に描かれていました。

売りをしてる、体を売ってる男性てB続きLに出てくると大抵可愛いこだとか綺麗でちょっと女性ぽい・・・という偏見があったのですが、秀明はとても普通の大学生で、男らしい。
しっかりしてるのにちゃんと歳下のかわいらしさもあります。
勇作も、落ちついていて若すぎず、年甲斐もなく若い恋人に浮かれている(でも顔には出さない)というのがなかなかリアルな感じでした。

後半「バイセコージャーニー」
記憶喪失モノです。こちらもスッゴく好みでした。
旅先で事故にあい記憶喪失になる主人公。旅行は続けるのですが、一緒に旅行に来たという友人のことがどうしても思い出せない。

最初はせつないお話なのかと思うんだけど、オチは意外です。このオチがものすごく面白かった。ネタバレになるので多くは書きませんが、この話好きだ!て思えるお話でした。

3

あえてなのか?

梅松さん9作目かな。嬉しい。
大学講師が軽いノリで呼んだデリヘルの子が、教え子だったとあとで気付き、それでも呼び続ける内に絆されていくという表題作と、友人との旅行中に一時記憶障害を起こしてしまうお話の二本立て。
表題作は、互いに同じ想いだとわかったとこで終わり、2話目は喧嘩したあとに仲直りして終わり・・・なんもせんのかーい!となりました。
ふつう盛り上がるだろーそこはー!朝チュンですらないってどゆことよ。
記憶障害の話を挟んで、ようやくそんなシーンだったけど、なんかとってつけたようでモヤッとしました。

0

なんか読み返したくなる

電子で『ショクドー・ディナーショー』『さよならチキン』を読んで好きな作風だったので、これからはコミックスで買っていこうと思っている作家さんです。
絵はちょっとだけ個性的かもしれませんが、私は好きです。
63ページくらいの前後編を除いて、残りはすべて表題作なので満足感があります。

ゲイ向け出張風俗を利用した大学教師×売り専ボーイで生徒。
遊びのつもりがどんどんハマっていっちゃうお話です。
ボーイの生徒の方が、先生のことを好きになってしまって、望みがないと思い先生を避けるようになるんですが、結局先生に捕まって泣きながら告白します。
ちょっと冷めてるように飄々と振舞っていた分、ギャップが可愛かったです。
先生の方もかなりハマってしまって、同棲しようと言い出す程ラブラブです。
生徒の方も実家に帰省して男性と付き合ってると報告しに行く。(先生の勘違いによって先送りになるけど)
お互いに二人の未来を真剣に考えています。
幸せ〜な終わり方でとても良かったと思います。

私はお互いのことが大好きで嫉妬したり空回ったりという王道ハッピーエンドが好きなので、このお話はとても好き続きです。
安心しながらアッサリ読める感じもあって、何度も読み返しています。

2

年の差のこういうとこが好きだけど…

梅松さん、時々きゅんっ!が不意打ちでくるので
読んでしまう作家さんですw

初めて利用した売り専の男の子が
自分が教壇に立つ大学の生徒だったのにも関わらず
意外にも律儀で真面目でウブな面を見るうちに
だんだん好きになってしまいます。
ただ会いたいが為に、呼んでもHしなかったり、
恋人のような感覚になりながらも
若い子にハマる自分を抑えたくても儘ならず…。

先生は34歳、源氏名・ミズキは20歳。
年の差って埋められないものがありますし
出会いが出会いなので難しいのはわかりますが
ミズキ視点の『ままならないのはいつだって』では、
先生の余裕さに耐えきれなくなるミズキに
なんでそこまで思っちゃうかなぁ…と先生の味方になってしまいましたw
束縛されたい気持ちもわからなくはないけど
愛されてるってもっと自信持てばいいのに…。
いちいち行動やら携帯やらチェックされる方が嫌に決まってるし
自由にさせてくれるのは信じてるからって事じゃないかな?
好きになり過ぎての不安なのかもしれませんが、贅沢な若者だなw
実際言わなかったけど嫉妬したりモヤモヤするのは当然続きです。34歳でも!w

『マジメなキミのいうことには』
ミズキ(私も先生のようにこっちが言いやすいw)が就職活動をしていて
なかなか内定をもらえず気の毒でした(そこ!?)
まだまだ人生これからの若者の未来を自分の為に使わせてしまってよいのか
苦悩する先生に感情移入しました。
それでもミズキはミズキなりに考えていて、
本当に真面目な良いコだよ!!先生も幸せ者だね!


『バイセコージャーニー』前後編
男二人で沖縄の離島に旅行中、一時的に記憶をなくしてしまった泰弘は
連れだと言う、大学の友人と名乗る清水と旅行を続けます。
泰弘のなかなかの能天気さに救われつつ、
カバンから出てきたゴムと“お別れ旅行のしおり”を見た動揺は
こちらもどっきんとしました!
詳しいことを話そうともしてくれない清水ですが、寂しそうで……。
ちょっとー!!悲しいENDはイヤだよ!!と思ったら
そこはやはり漫画なので(?)泰弘の記憶が戻ります。
お別れ旅行の意味に「それかーい!!」とツッコまずにいられませんでしたが
良かったよぅ、君達幸せにね!ってほくほくしました♪

以前も思ったのですが、
梅松さんのお話は好きなのですが、
どうしても背景が白いのが気になってしまうんです……私だけでしょうか;;
なんっかこう、勿体ないなぁ!!なんて思っちゃって、
生意気を申し上げてすみません…。

6

おなじみのシチュエーションを一味違った展開で…

『ごまかしきかないまがいもの』シリーズ3作
1話目が攻視点で、売り専ボーイと客として出会ってから本気になって付き合うまで。
2話目が受視点で、つきあうことになってからのお話。
3話目が攻視点で、2年後のお話。
あとがきによると、当初2作完結のつもりが3作になったとのこと。
【お金を払ってセックスする関係から本気になって付き合うことに】という個人的に大好物なシチュエーション!なのですが、ちょっと物足りない感じが…
1話目が攻め視点で、受が何考えてるのか、「大学の先生で出張風俗の客」の攻にどうして本気になったのかがちょっとわかりづらく、両想いになるまでの展開がちょっと急な感じがしたからかもしれません…
両想いになってからの話がむしろメインになっているのが、似たシチュエーションのものによくある感じwとはまた違っておもしろかったけれど、
両想いになるまでの部分も、もっとじっくりよみたかったなと思いました。

『バイセコージャーニー』前後編
BLではおなじみの記憶喪失もの…!ですが、旅先で一時的な記憶喪失になってそのまま旅行して記憶を取り戻していくという、ちょっと変わったシ続きチュエーションで、おもしろかったです。
記憶をなくす前の2人の具体的な進展度とか、旅行に来た目的が最初は明かされずに徐々にわかっていくのでドキドキしながら読めました。

2

年の差ほどの温度差を

 先月上旬に出された『銀座カクテル恋慕譚』に大いに萌えたので、こちらの作品も楽しみにしておりました。大学教師×売り専ボーイの話と、記憶喪失の話。よくある設定ながらもやっぱり独特な雰囲気が漂っていて、個性が光る1冊でした。

◆『ごまかしきかないまがいもの』
 めんどくさいので、ネットでお手軽に買える愛を買ってみた大学教師の勇作。デリヘルボーイとしてやってきたミズキは大学の生徒だった―。客×男娼であり教師×生徒である2人のまがいものの愛が、本物へと変わって行く物語です。
 恋人という関係になれば、その愛は本物なのか? 2人の関係が恋人になったところで終わりではなく、その後の話も読めたのが良かったです。

 年を重ねると愛情表現の方法も変わって、そこに温度差を感じてしまう。その差が埋まって行く様子が面白かったです。自分の尺度をもって「愛されたい」と期待すると不安や焦りばかりが募るけど、相手の尺度を知ると「愛されてる」と実感できて幸せになれる。
 体の相性も大事ですが、話し合う事も大事というお話でした。

◆『バイセコージャーニー』
 若い男の、2人旅。記憶を失った泰宏。続き
荷物の中から出て来た「ゴム(0.03mm)」と「お別れ旅行のしおり」。
「お前の記憶が戻らなきゃいいのに」と言う潔。
 先が読めず切ない予感しかしない展開にハラハラソワソワ。
 急展開を見せたラストは何だか上手くいきすぎて拍子抜けでしたが、ハッピーエンドだったので良かったです。

3

ついつい・・・

こちらの作品の先生にインタビューを見て興味を持ち手に取りました
インタビュー記事&ちょい読み・・・ついつい手に取っちゃいますよねw

全体からの感想ではジワジワくる感じですね(*´∀`*)
フフ(*´ω`*)と読んでいて笑えてくるし、しんみりしちゃいました

大学教師×生徒(出張風俗ボーイ)の方は
お金を渡したり受け取る中にありながらも、好きになってきていて
お金の関係が苦しくなってくる・・・といったものなのですが
攻め様の方が、受け様のエロだし出張風俗しているのに
真面目な考えを持ってたりするので惹かれていくところとか
どんどんハマって行っているのですが
行動が落ち着き過ぎていて・・・受け様を苦しめる結果にw

記憶喪失カップルは結果がそっちのほうだったのか!!!と
自分でもほっとした一作でした
しんみりさせられましたよ・・・・



1

愛の分量

いやぁ~この1冊は表題シリーズが3話構成と描き下ろし、他の話1本が前後編になっているんですが
ジワジワっとパンチが効いてきて、萌え萌えが襲ってくるー♪
それがとってもよく出来た話だと思うんです!


話としては、出張風俗の男子を呼んで満足したところ、彼は自分の勤める大学の学生だった!
学校と仕事は分ける約束で、学生を呼ぶ教師。
ところが・・・な、展開は多分3話共にとても悪い言い方をすれば「よくある」展開なんだろう。
出会いが出会いだったけど、彼等が本物の恋人として完成していく姿を年を追っていくというもの。

最初の出会いがミズキ(秀明)20歳。
”お金も欲しいしセックスも好きだし、一石二鳥でしょ?
でも、本当に好きな人が出来たら店を辞めるかもね”
客となった大学教師・勇作34歳。
初めて呼んだ出張風俗のミズキはエロかわいくて、はまりそう。
大学では全く他人の振りをしているけれど、呼んだ時は客と売り。愉しまなくちゃ。

ちょっぴり突っ張ってるミズキに気が付かなくて、ミズキが呼び出しに応じなくなって気になって仕方ない存在に気が付くさま。
2話目までは、割続きとミズキが大人の勇作に降り回される感じなのだが、
勇作は大人の余裕というより、大人な分ちょっぴり鈍感なのかも?
これが歳の差というものでしょうか。
でも、ほんとうは余裕ぶろうとしていた事が露見した後の3話目では
ミズキは就活で必死です。
ここで、ミズキがいなくなってしまったら?という現実に直面して焦りまくる勇作の姿が見られ、どっちもどっちだな~
というより、恋人としてミズキの成長と勇作の退化というか成長?
互いに互いでしかありえない姿への変貌に、本物を見るのです。
そう、愛情の分量がコップが揺れているせいで波うってよく見えなくて、それがピタッと止まった時に同じだった!
みたいな場面を3話で見たようなそんな印象を持つのです。
ウフフフ、、、っていう感じの恋愛。
この2人のバランス具合が自分の好きな恋愛分量にはまった感じデス☆


【バイセコージャーニー】
旅行に来た2人。
だけど、一人が事故で記憶を失ってしまう。
自分は誰?彼は誰?僕たち一体ここへ何しに来たの?
出てきたのは、コンドーム1箱と「お別れ旅行」のしおり・・・!?
とりあえず、予定表の通り旅行を満喫することにするのだが。

意味深な旅のしおりの題名(笑)
もう何も言いますまい。
明らかになるラスト近辺で合点がいくあれやこれやに、思わず噴き出した!
面白かった~♪
記憶を失ったのが楽しいヤツでよかったよ~


途中で絵が変わっていて驚いたんですが、そっか、この間にアナログからデジタルになったんですね。
ホント、梅松作品は派手さはないけど味があってそれが味わい深いですねv

6

じわじわクる萌え

梅松町江さん初読みです。
はじめはシンプルで淡々とした絵と展開にふ~んという印象でしたが、読み進めるうちに…?
お互いを想う気持ちや、登場人物の成長に対する感動が沁みてきて、じわじわと萌えが押し寄せて参りました。


■【ごまかしきかないまがいもの】ほか2話+描き下ろし
大学教員の勇作(攻)が気まぐれに呼んだ売り専ボーイのミズキ(受・本名:秀明)は、実は大学の教え子で。
売り専と客、生徒と先生、年の差。
イレギュラーな出会いから恋人になった二人が
色んな壁を乗り越えていく約2年が描かれます。

「エロいのに純情でマジメ」という秀明のキャラは可愛いものの、濡れ場が一コマしかなく「エロいのに」の部分が伝わってこず、ただの良い子に見えてしまうのが物足りないかな~。

しかし、この話のテーマはエロとか売り専にはない気がしました。
自分ばかりが夢中な気がして不安な秀明と、ついカッコつけて嫉妬を表に出せない勇作。
就活で実家に帰るかもしれないミズキと、同居の話を保留にされ不安な勇作。
年の差カプならではの可愛いすれ違いや
同性カプの将来など、
2話目以降の恋人編続きはとても共感できるものでした。
できれば、3話目からいきなり2年後に飛ぶのではなく
二人の関係が安定していく過程をもっとじっくり見たかったかな。

でも、最終話のパートナー宣言には秀明 大人になったね~~とじんわり感動しました。
その後のHシーン(描き下ろし)も本作品にしては濃厚な方で
幸せな読後感でした♪


■【バイセコージャーニー】前後編
沖縄旅行中、転倒して記憶喪失になってしまった泰宏。
とりあえず、大学の友達だという清水と旅行を続けるが、清水は何かを隠している素振り。
さらに、記憶を失う前の自分が書いたと思われる「お別れ旅行のしおり」なるものが出てきて…。

二人はどんな関係?
別れるつもりだったのか?
切ないフラグを立てつつ、最後に大逆転するラストが爽快。
途中の緊張感も、ラストの甘酸っぱさも好みのお話でした。

これからは梅松町江さんの他作品にも注目してみます♪

6

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