電子限定おまけマンガ付
神様と人間とか種族のカテゴリーを越えた心温まるストーリーになっておりました。
相容れない者同士の切なさを感じられる場面もあって切なくて胸がキュンとなります。
なによりも作者さんのセンス光るファション、レトロでキュートな雰囲気漂う背景とか個人的にお気に入りです(*´ω`*)♪
絵柄も透明感あって綺麗で可愛いくてすごく癒されました。
ノンブルへの拘りも素敵です。ページを捲る度にワクワクしちゃいます♪
次回作も楽しみな作者さんです。
この作品、読めば読むほど神作です
何度読み直しても飽きないし、朔太郎がキュート♪
ストーリー展開がコミカルとシリアスの絶妙なバランス
BLじゃなくても読みたいって思わせてくれます
読み手を置いて行かない、読み終わった時にやさしい気持ちになれます
読み終わったあと、こころがほっこりしました。
良い話だね〜最後、ニコニコです。
時代錯誤の人柱だの・・・
母子家庭のネグレクトだの・・・
ほんと、どーしょーも無い大人に囲まれて不憫だった、2人だけど。
神様が結んだ縁だったね。
良かった、二人ともお互いを思い合える気持ちがあって。
神様も、河童の姿の方が可愛くて良かった。
最初の読み始め〜河童の姿でBL???まさか、この姿の河童と???・・・(笑)
と、思ったけど(笑)
そうじゃなくて、上手くまとまってて良かったです。
絵も雰囲気も、好き〜!
なのだが、惜しい、あともう一息!
とにかくもう、神様サイドに持ってかれちゃっていて
主役二人は霞んじゃっているからなぁ。
そういう意味でBLとして、もう一息、
話の骨子は典型的なおとぎ話の作り、
ん?というツッコミどころもあるんだけれど……
絵の魅力と、細かい細部がとてもうまい。
職業愛人の九十九は、ある日雇い主に見切りをつけ宛もなく飛び出し
たどり着いたのは昔話のような山の中。
そこには河童と河童の嫁だという百果が住んでいた……。
河童の神様は、可愛い見てくれで爺さんのような喋り、
子どものようなわがままさと老成した大人の面を持ち、
元の姿になるとなんとも麗しい。
そして彼を探してやってくるクロエというパンク野郎も
これまたいい味の神様。
彼らの使役(神使い)もまた可愛らしい。
(カバーしたに彼らに関する記述あり。)
一方の人間組は、惹かれ合う過程がいまいち弱い。
いっそ、BLじゃあなくてふわんと二人仲良しでもよかったかも。
そういう場面もあるにはあるが、うん?どっちがどっち?
個人的には九十九攻めだと思うのだが、そこもふわんとしている。
萌え的には、主役二人より神様二人の関係が読みたし。
想像は膨らむがそこはチラッと匂わされただけなので
モヤっとしたまま終了。
でも、ま、最後河童が並んだ「まえにならえ」のページ
(筋には全く無関係)を見たら、思わず笑みが漏れて
多少のことは許したくなっちゃった。
そこが河童マジック、それこそがこの本の魅力なのかもしれない。
名前のセンスもなかなkいい。
すべての始まりの朔と、九十九と百。
ちなみにクロエは女名だし、フトイは水性植物なんだよなー。