お前さん、かわいいな。

拾集・若だんな

shuushu wakadanna

拾集・若だんな
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×210
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
48
評価数
12件
平均
4 / 5
神率
8.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
ISBN
9784829685785

あらすじ

“筆おろし”を祈願する小間物屋の若旦那の前に、狛犬の化身だと言う男が現れて!?
その他に、浮気性の若旦那と人気役者の痴話喧嘩や、
やり手の廻船問屋の旦那に想いを寄せ、酒の勢いで身を任せる茶問屋の若旦那も。
粋で健気な若旦那づくし!
惚れた腫れたと恋が色づく小咄集。

表題作拾集・若だんな

同時収録作品叶結び 壱・弐・参

文さん…煙管具・小間物卸:星河屋の若旦那
みな月…狛犬の化身?

同時収録作品酔ひ醒めやらず 壱・弐

やよい…酒屋:燕屋の若旦那
卯之助…舞台子

同時収録作品ゆきちがひ 壱・弐・参

皐…廻船問屋:葵(あおい)屋の旦那
かん太…茶問屋:熊手屋の若旦那

その他の収録作品

  • 結びなおし:「叶結び」後日譚
  • ゆきちがひ 始め

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レビュー投稿数4

さまざまな若だんな

コンセプトが面白いなぁと思ったのと、
表紙が素敵だったので購入して見ました。

江戸時代もののBLを多分初めて読んだのですが、着物姿に髷で、細めの目の若だんなが照れてると妙な色気があって良いですね…!

Hシーンがどの作品も着衣のままだったので、
いまいち何をしてるのか分からなかったのが大分もどかしかったですが、
何回か読んでる内に着たままってのも味があって良いなと感じてきました。

1作目「叶結び」の、神様の振りをして居候する事から始まるお話も
ちょっとファンタジーチックで好きですし、
2作目「酔ひ醒めやらず」は、受けが役者さんなのがちょっと華やかでしたし、
ずっと自分だけを見てほしくて難しい顔をしていた受けが
最後に打ち解けて優しい顔をしているのがたまらなかったです。
3作目「ゆきちがひ」のかん太は、ちょっと頼りない所と
皐さんの事を考える度に頭のなかでおろおろしたりもんもんしたりする所が
本当に可愛くて、皐さんがちょっと期待するような行動を取ると、こっちまで一緒に嬉しくなっちゃいましたね…(笑)

3作とも若だんなが出て来るのに、それぞれの若だ続きんなに全然別の魅力があって、作者さんの若だんなに対するこだわりっぷりと愛を感じました。

0

意外とかわいい声だすんだね..

現代BLにありがちなドラマティックさは
ありませんが、
江戸時代の古き良き言葉遊びや恥じらい、
強がりなどがとても風情があって
凄く胸が高鳴りました

衆道という言葉で男性同士の恋を形容した時代
でも、ここがリアルな衆道ではなく、
夏目さんの描くBL衆道の巧さが描かれてると思います

一話目のだんなは世間ずれしてなくて、鷹揚
自分を狛犬だと騙り寝食にありつこうとしたみな月の嘘が
バレても咎めません

情は人の為にならず だからと

そんな無欲なだんなの願い「筆下ろし」を
自分が相手になると申し出るみな月
旦那の初めてを自分が受けたいと

男らしくて、色気あるみな月の申し出を
嬉しそうに受けるだんなもまた可愛い

僕はちゃんと出来てる?と尋ねるだんな
絶妙な下手糞加減がいいと息荒く答えるみな月

こうしたやりとりにも江戸ならではの
言葉のセンスが見えて素敵なんです

繋がった二人の荒い吐息
思いの外可愛い声をだすみな月に
絆されるだんな

この縁をきっかけに浪人のその日暮らしを
辞めて、真っ当に生きると誓うみな月
続きう一度会える様にと煙管をプレゼントし
願うだんな

この甘くなくでも余韻を残す締めもいいんです!!

再開した時のリバを匂わせるやりとりも
キュンキュンしました

他二作も、ゆきちがい、可愛い意地っ張りと情緒溢れるお話でした

現代BLのあまーい作品とはまるで違いますが
恥じらいや逡巡、時折見せるはにかむ笑顔など
とても味わい深い作品でした

読み返す毎に深みが増すお話です
夏目さんの柔らかい線の絵がまたいいんです

若だんなシリーズがこんなに素敵だとは!
夏目さんに感謝したいです

既存のBLとは違うトキメキが盛り沢山な
若だんな達を多くの人に見て欲しいなと思いました

若だんなサイコー!!

0

読後感がほのぼの

書店で見かけて表紙買いしてしまいました。

3つの短編入りで、どれも著者の萌が詰まってるのを感じとても良かったです(*^_^*)

個人的にはゆきちがひを1冊まるまる描いて欲しい……!!皐とかん太の距離感が微笑ましいというかなんというか。
タイトル通りの行き違いで、それが解消されたあとがとても気になりますね。

江戸ものをもっと買おうかな……って気分になりました(笑)

1

若だんなと言うナマモノ

今作では筆遣いが一寸柔らかくなった様に
感じますが、それはきっと描かれる世界観に
合わせての事なのでしょう。
それはそれでしっくり馴染んでいる所に
何とも老練さと言うか粋を感じます。

総題の通り若だんな尽くしとなったこの一冊、
こう言う視点で描かれる若だんなは結構珍しい
かも知れません。
大体が落語の与太郎の延長か鼻もちならない
小金持ちかそのどっちかの類型かと言う感じの
描かれ方ですんで、その辺りでこの一冊では
かなりほっとします。
まあ、浮世をちょいと覗いていかしゃんせ。

1

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