君を奪って逃げる日

kimi wo ubatte nigeru hi

君を奪って逃げる日
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×27
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
55
評価数
14件
平均
3.9 / 5
神率
21.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403665257

あらすじ

片想い相手の息子である隼人の送り迎えを何年も続けているシノブ。幼稚園児だった隼人は、いつしか高校生になっていた。そんなある日、シノブは隼人の父の再婚話を聞いてしまう。ショックを受け、傷ついたシノブを隼人が「俺を代わりにしていいよ」と誘ってくるが……⁉︎ 秘めたココロが引き起こすクラスロード・ラブ!

表題作君を奪って逃げる日

隼人 18歳 従兄弟の息子
シノブ 攻の父親に長年片思いしていた

同時収録作品コインランドリーに降る恋は

旭伸 19歳 地方都市に出向してきた電器屋
八代尚文 19歳 地元の名士の息子

同時収録作品恋愛迷路

尾形
三上

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レビュー投稿数3

可愛いお話が読みたい人へ

表題作も同時収録されている他の短編も、とても優しい気持ちになれるお話でした。

・君を奪って逃げる日
二人が関係を持つきっかけは隼人の脅迫なのですが、隼人がシノブのことがすごく好きだということが伝わってすごく切ない気持ちで読んでいました。
脅迫から始まったはずの関係なのに、だんだん隼人にときめきを感じていくシノブ。
真っ赤になった顔がとても可愛かったです。

・コインランドリーに降る恋は
ひょんなことからお坊ちゃんの受けの秘密を知ってしまった攻め。女性用下着を着けるよりも自分と付き合う方がスリルがあるのでは?とお付き合いを申し出る攻めが大変愛らしかったです。

・恋愛迷路
よくあるBLだったのですが、二人を応援したくなる可愛いお話でした。

0

健気だけど小ズルく明るい年上の人に執着ラブ

受けが 妻に逃げられた攻めの父親(従兄)のことが好きで、
気に入られたくて幼稚園児のころから自分の世話をしてくれる
様子を見ていて、それ込みのまま攻めが、高校生になってから
関係を迫ってきます。

この執着の果てに絡め取るような関係の話は、この作家さん
上手いです。

ドロドロし過ぎず、踏み出せない受けにふんぎるきっかけを与え、
それが 自分が腹黒となじられるような持って行き方だったとしても
「こうなったのは俺のせいだから」と受け止める覚悟を持っている
男前な受け。
そして、攻めだけをなじって自分は悪くないと言い続けるようなズルい受け
ではなく、しっかり受けを見つめて、受けとの関係をきちんと築く年上の
可愛い人。
特典ペーパーでも この受けは 素直に状況を楽しむ人だと言われてます

好きな人の妻になる人との会食の場で、布の端を咥えてギリギリして
くやしがっていますが、自分で「古典的な表現だ」って言っちゃってます。

攻めも受けも、この先もずっと続いていく予感がします。

地方の名家の坊ちゃんと家電量販店の店員の話は、もう少し振り切れ続きていて
「女性用下着」と「変態」ワードが絡んできますが、明るく可愛い話でした。

0

粒ぞろいの可愛いお話

昔から従兄弟の涼秋が大好きなシノブ(受け)。彼が離婚して育児の手が足りなくなったとき、彼の幼稚園の息子、隼人(攻め)を送り迎えするために車の免許を取ったくらい好きだ。だが隼人が18歳になったとき、涼秋の再婚が決まる。ショックを受けるシノブだったが、隼人に「シノブ君の気持ちを親父にバラすか、俺に抱かれるか、二択で選んで」と迫られて…。


従兄弟が大好きな受けと、その受けが大好きな従兄弟の息子攻めの話です。攻めが幼稚園児のときに受けが18歳だった、という年齢差です。
正確な年齢は書かれていませんでしたが、30歳は超えているはずで、高校生の攻めとはかなりの年齢差です。とはいえ受けはあっさり顏の青年タイプなので、外見上あまり年齢差があるようには見えません。

攻めが、端的に言えば「親父にバラされたくなければ付き合って」という展開ですが、攻めが飄々としたキャラだし、受けは結構子供っぽい人だしで、悲壮感はまったくありません。10数年の付き合いがあるので根底に信頼がある感じ。
「俺、親父に似てるから、親父に抱かれてるって思ってもいいよ」「親父の名前を呼んでもいいよ」という攻めが、飄々続きキャラなのに健気できゅんとしました。今後もし2人の仲が攻めの父親に知られることがあっても、父親も天然だし、あまりひどいことにはならないような気がします。


ほか、同時収録の短編が2作。
1つは、勤め先が地方都市に家電量販店を出すことになり、店員として出向してきた攻めと、その地方都市の地主である名士の息子受けが出会う話です。
地主の息子なので地元の人には坊ちゃん坊ちゃん言われ、鬱屈している受け。その坊ちゃんとコインランドリーで出くわし、洗濯機にエラーが出てテンパっている坊ちゃんを助けたのが攻め。とても感謝して去った受けでしたが、なぜかそこに残されたのは坊ちゃんのものとおぼしきブラジャーでした。

受けに一目惚れした攻めが、ブラジャーを「家族の、彼女の、変態…どれだ」と三択で悩んでいるのがおかしい。のちに自分で付けていた、というのがわかったときに「変態の線だった!」とテンション上がってるのもおかしい。
可愛い2人の可愛い話でした。

もう1作は、てっきり自分に気があると思っていた動力が、実は自分ではなく課長に秋波を送っていた、と知りショックを受けるサラリーマンの話。
くっつくまでは描かれていないので、今後が知りたい感じです。

6

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