舟を浮かべて

fune wo ukabete

舟を浮かべて
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
23
評価数
5件
平均
4.6 / 5
神率
60%
著者
 
媒体
コミック
出版社
オークラ出版
シリーズ
enigma COMICS(エニグマコミックス・オークラ出版)
発売日
価格
¥639(税抜)  ¥690(税込)
ISBN
9784775526163

あらすじ

『胸の奥がきゅんとしてじわっとくる懐ラブストーリー。』(帯より)

熱くも甘くもないけど別に悪くもない辻 千秋の高校生活に、天然箱入りお坊ちゃま・山路が割り込んできた。辻の全てを知りたがる嫉妬深い男・山路に、千秋は面倒くささと胡散くささを感じるのだが……⁉(裏表紙より)

表題作舟を浮かべて

山路多嘉士(高2・編入生・お坊ちゃま)
辻千秋(高2)

その他の収録作品

  • バカだったんだ(番外篇・描きおろし)
  • あとがき・カバー下イラスト(描きおろし)

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レビュー投稿数2

血統書付き天然ワンコ×美人なのに男前なDK

高校2年生同士のカップリング、攻めはお金持ちのお坊ちゃん、受けは祖父母に育てられている、どちらかといえば貧乏なおうちの子です。
受けの通う公立高校に、なぜか金持ちの攻めが編入してきた、というのが始まり。

その攻めは、なぜか最初から受けに付きまとってきます。天然で妙な言動を繰り返す攻めはちょっとウザいし迷惑だけど、悪い奴ではないし邪険にするほどでもなく、好きにさせている受け。そのうち、攻めが以前に見たことのあった自分に惹かれていて、そのためこの学校に編入してきたのだと知り、ほだされてきます。

受けは美人な見た目に反して非常に男前で、攻めが惹かれるのも納得の好キャラ。育ててくれている祖父母とも仲良しだし、学校では女子にも優しいナイスガイですが、ケンカでヤンキーをボコボコにするヤンチャな面もあります。そんなところがボンボンの攻めには鮮烈な印象だったんだろうなと思います。
一方、攻めは最初は天然な変人で、受けがあっさり攻めに惹かれるのが意外だなと思いました。まあ包容力のある受けなので、攻めの健気さや、自分のために編入してきたという情熱にほだされたんでしょうね。

あらすじを続き読んだ時には、秀良子さんの『金持ち君と貧乏君』っぽいお話かな、と思ったのですが、あちらよりも単純明快な萌えでした。確執も葛藤も、身分差による悲劇もない、ヤキモチ焼きな天然坊ちゃんが男前な美人くんに天然パワーで迫る萌えと面白み。
童貞同士のエッチの失敗なども含め、微笑ましい、ひたすら微笑ましいお話でした。

1

最強だね!

発売されてからもう何度も読んでいますが、読むたびに好き度upなんですよ。オークラ出版から「enigma comics」こちらは新BLレーベルなのですね。表紙から、お坊ちゃん校に通うふたりなのかなと勝手に思っていたのですが、違いました。お坊ちゃんである攻めが、受けの通う高校に編入してきます。知らないヤツなのに、新学期初日からやたらこっちを見てくるし、くっ付いてくるしで鬱陶しがる受け。攻めの行動にはなにやら理由がありそうで……という始まり。ぜひ裏表紙のあらすじだけ見て読んでほしい一冊です。※以下、段階を追ってはいませんがネタバレ含みます。

<表紙のふたり>
・表紙左の黒髪くん(山路・攻め)は執事やお手伝いさんと暮らすお坊ちゃん。世間知らずなところもあるため身勝手と思われる行動が多いのですが、やさしい心の持ち主です。彼に関しては好みが分かれそうなワンコという気がしますが、カップルとしては相性◎だと私は思います。

・表紙右の茶髪くん(辻・受け)は女子も認める美人さん。家では祖父母と仲良く暮らし、思いやりを忘れないナイス男前。作者あとがきによれば『ガラの悪い受け』とのことです。ヤン続きキーっていう説明だとちょっと違う気もしますが、男前/ツンデレ/包容力/ヤンキー受けが好きな方は(私です)この子にハマるかもしれません。とにかくかわいいお顔で、彼をずっと眺めていたかった。

帯にある『胸の奥がきゅんとしてじわっとくる懐ラブストーリー。』これ、ぴったりではないでしょうか。自分の個性をそのままに、好きな人と一生懸命通じ合おうとする、まっすぐな男子たちがすごくよかったな。攻めの一言で、受けが赤くなっちゃうごとにこちらもその可愛さにわぁ~んとなり、足をバタバタさせたい気分でした。少し大人っぽく感じるようなグッとくるセリフもありますが、声を出して笑える楽しさも。一言発するたびにぶつかっているようでありながら、近づく様子がとてもステキでした。このふたりが社会人になったところも読みたい、読みたいよ~!!と思いながら本を閉じましたよ。

なにかを変えることは難しいけれど、その"なにか"は楽しいか、幸せかどうかは自分で決めたい。自分たちの流れは自分たちで決めればいいー。若い今だから思うことなのかもしれないけれど、きっと彼らならこの先も同じように考えて生きていくんだろうなと思いました。

そういえば、カラー口絵がふたりだけのプライベート写真館みたいなんです。ちるちるで検索したら『enigma vol.2』の表紙に同じものがありました。君たちなんてかわいいんだ♡額に入れて飾りたい一枚です。


メモ「装丁デザイン:三嶋広幸(ミシマデザイン)」

6
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