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表題作ぼくらのねがい 3

隼人 三男 高校生
両 長男 喫茶店マスター

あらすじ

両親の再婚で、四人兄弟になって四年。
しっかり者の長男の両。家族思いの次男の健人。
無口だけど優しい三男の隼人。
いつも元気で甘え上手な末っ子の真人。
そして、真人の幼なじみで親友の雄也。
みんなで『家族』を作りあげてきた。
だけど、健人は雄也と恋人になって、
隼人は両にずっと片思いしていた。
そんなとき、両にお見合い話があって!?
ひとつ屋根の下の愛情物語、ついに完結!!

作品情報

作品名
ぼくらのねがい 3
著者
山本小鉄子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
ぼくらのねがい
発売日
ISBN
9784813031369
4.1

(46)

(19)

萌々

(18)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
189
評価数
46
平均
4.1 / 5
神率
41.3%

レビュー投稿数4

家族みんなで幸せ

 私的には、この作品は次男・健人と四男の友達・雄也の年の差カプが一番好きだったので、無事、雄也が中学を卒業でき(そもそもあの風貌で中学生だったことに驚きですが)、我慢し続けた健人が報われてホントよかったね~と感慨無量でした。こじらせ三男も、鈍感だけど包容力のある長男に救われ、本当にそれでいいのか!?ってくらい、あっさりめでたし。幼いと思われていた四男もちゃんと成長しており、四兄弟+雄也みんなで、幸せになれた感じです。これからホモカプ2組と同居していく四男がちょっと心配ではありますが(笑)。

1

あ、言っちゃった!

あ、完結しちゃった…と言うのが正直な感想です。
連載で読んでいる方にとっては長いなと感じるのかもしれませんが、コミックで一気に読むと、乗り越えなくてはならない高いハードルだったわりに、うっかり告白してから、付き合うまでが案外あっさりだったような感じを受けました。

花屋の店長たちや次男の健人に打ち明けて、心が軽くなったのと同時にあちこちから諦めろと言われていただけに、もっと長引かせてうじうじしてほしかった。突然告白された両にしてみれば、もっともっと悩んで、結論を出すべきなのに、花屋の店長のアドバイスで一気に傾いちゃうのがちょっと考えてなさすぎ。

でも、片想い期間四年もあるんですよね。それを考えると、両想いになれて本当に良かったねと言うところでした。最終的には、タケも同居することになったし、家族間に秘密はないし、ホモ率が高い家族だけど、末っ子の大物観にずいぶん救われ、ほのぼのとした物語にまとまっていて、やっぱり山本さんの作品て好きだなぁ。

1

ほのぼの家族話が無事完結!

小鉄子先生の描く絵が大好きです!
特に三白眼で不器用一途な意地っ張りな男の子が大好きなので、次男くんが義理の長男くんを好きになってくれた時はめちゃ嬉しかったです!
一つ屋根の下の恋の結論は想定内で、最終巻にしては萌えどころは少なめだったかなー?
盛り上がりのピークは1巻だったかも。
でも悶々と悶える次男くんの恋が実って良かったねー!という微笑ましい気持ちになりました。
色々上手くいきすぎていますが、BLなので良いと思います。

2

これにて完結!!!

2巻目で、三男隼人の、一見クール系ながらも内に秘められたムッツリ感、悶々感、そして何よりも不器用感・・・の魅力の虜になってしまった私。
3巻は主にそんな隼人メインの巻でもあります。
勿論、次男・健人と雄也のお話も出てきます。(こちらも更に大進展)

クール系の隼人が悶々と悩む姿は本当に素敵です。
描き下ろし4コマ漫画の「両・・・・兄」エピソードもとても面白いです。勿論、描き下ろしでは両と隼人のはじめて・・・も読む事ができます。意外と辛抱強くて理性コントロールする健人と違って勢いづいたら止まらない隼人、初キスのあとの展開が早かったようで・・・(でも、バイト先の店長からするとそこれでも遅いらしい・・・笑)

3巻目も苦悩はありつつも、読み手も登場人物達も幸せになれる巻になっています。まさに帯にある「みんな一緒に幸せに」という感じです。1巻目の前半で哀しい出来事が立て続けに起きた兄弟達だっただけに、それ以降はもうただただ幸せになって欲しいという思いでいっぱいだったので、最終的にすべてうまく収まって本当に良かったです。それに、コメディなノリも健在です。

最終的には雄也も同居することになり、更には2組のカップル共に兄弟内公認にもなり・・・と、兄弟達的には大団円。


ちなみに、2017年1月6日発売予定の『明日はどっちだ!2』との連動企画の全プレ小冊子(2017年3月31日締切。応募者負担有。)の応募券と応募用紙が帯に付いていました。

3

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