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沙野風結子 高階佑
あけみ
どこを開いてもエロ、エロ。 まさにエロ特化本なんですけど、舞台が離れ小島で因習や権力者に囚われているという閉塞感が、否応なしに盛り上げてくれるんです。 エロだけに終わらせないあたり、さすが沙野さんだと。 どんな方法でご神託をするんだろうと思ったら、きゃ~あんな方法だとは! でも、昔からの因習とかを思い浮かべると、さもありなんって感じで、ありだよねぇ~って思いました。 巫女になるために…
結城一美 ヤマダサクラコ
ネタバレ
表紙を見ていただいたらわかると思うんですが、攻めは二人、双子(航と蓮9です。 その二人の間に挟まって、本当に切なく心を揺れ動かされる晴人。 となると、いつもの3Pか?! となるわけですが、同時に二人一緒に付き合うことはないんです。 どちらかとしか付き合ってないという、ある意味変わった(いやいや、人として真っ当です)お話です。 半年前、異動でやって来た直属の上司・宇津木。お堅いイメージが…
弓月あや 環レン
磨けば光るものを持っていながら、本人は全くその自覚がなく、自信もなく、家族もなく、たったひとりで生きている櫂を、一目見て自分好みの“蝶”に羽化させたいと思った執行。 ヒギンズ教授の『マイフェアレディ』を思い浮かべるところですが、実際はもう少し湿った空気感があって、本文にも出てきますが、レクター博士なんだそうです。 うん、確かに丁寧に育てているけど、育ちすぎたら捨てちゃってたんですね、今までは。…
愁堂れな 陸裕千景子
『罪な後悔』で、あからさまにごろちゃんを避ける後輩の検事・武内を食事に誘った高梨。そして、その場にごろちゃんも呼び出したんです。ちゃんとごろちゃんをわかってくれれば、武内の態度も変わるはずだと信じて。 ですが、その願いも空しく、食事が始まってしばらくすると、事件が起こり呼び出される高梨。 その場は解散になりますが、武内は現場を見ておこうという建前で、高梨の後を追うのです。が、現場がはっきりわか…
六青みつみ 佐々木久美子
六青さんの処女作だそうです。同人誌で発表されていたものを改稿したもの。 実は、同人誌で読んでいました。 その時に「おおっ、こんなラストがあってもいいのかぁ……さすが同人誌だ」と感心したものでしたが、商業誌でもOKなんですねぇ。 六青さんの萌えをてんこ盛りにしただけあって、受けである葉之助は、健気だけじゃなく、これでもかってくらい酷い目にも遭い死にそうになっちゃいます。 もちろん攻めの隆…
木下けい子
続きを描いてらっしゃったとは、全く知らなかったので、続編が出て嬉しかったです。 あの可愛らしい六車君が帰ってきたんですもん。 今回も、めちゃめちゃ可愛らしい格好をしてくれました。仮装パーティーでの、半ズボンスーツ姿です。 でも“半ズボン”って……。似合ってたんですけどね。 さて、続編ではよくありますが、出来上がったカップルを邪魔するトンデモ登場人物が、これでもかっ! これでもかっ! と…
秀香穂里 みずかねりょう
異動して新しい職場になかなか馴染めず、居場所のなかった本郷。 九重と組んだ仕事によって認められ、この先編集者としてやっていく自信をつけることが出来ます。 そして、とある理由により傷つき、絵が描けなくなっていた九重。 傷ついた原因を、ちゃんと確認しないといけない! と、腰の引けている九重を叱咤する本郷。 そして、きちんと本当のことがわかったときは、なんか私までホロッと来ました。 二人が…
かわい有美子 南田チュン
『ユキウサギ』は、千秋が侑央に執着を持ち始める頃のお話。 千秋視点でお話が進むため、狡さや執着や腹黒さ全開で、何を考えているのか丸わかりです。 それだけに、重い、重い。 体調次第では、鬱っとなりそうな気が。 千秋のあまりの執着さに、侑央がだんだんと笑わなくなっていくことに気が付き、ようやく自分のしてきたことを振り返るわけです。 ですが、千秋は侑央のことを『案外頑固』と思っているわ…
うえだ真由 高宮東
同期同士で付き合ってて、でもプラトニックでキス止まり。この二人が、だんだんと愛を深めていくお話なのね……と思いきや、全く違ってたっ!!! 5つ年上の男がさっと現れ、あっという間に攫って行っちゃったよ。 そうですっ! 略奪愛です!! しかも、攫った相手の気持ちなんかお構いなし。チャンスと見たらそれを逃がさない。 いやはや、こんな強引な攻め、初めてでした。 ってか、略奪愛も初めてかもしれない…
中原一也 石原理
この本、雑誌掲載分『闇を喰らう獣』と書き下ろし『コンプレックス』の2つのお話が入っています。 腹違いの非常によく似た2ヶ月違いの兄弟が、それぞれメインを張るわけですが、雑誌でメインを張ったお兄ちゃん編より、リンク作となった書き下ろしの弟編の方が気に入ってしまいました。 見た目はよく似ているのに、中味は全く違う兄に引け目や羨ましさを感じ、いつでも『兄の弟』としてしか見てもらえない“コンプレックス…