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船長!しかも王子、ロマンチックな予感がビシビシです。
一気読みでした。
バルティア王国のジークフリード王子の大ファンな歩途(あると)の、あれよあれよな物語?
歩途が素直すぎて、またバルティアのみんなの作戦が完璧すぎて、王子の護衛役は大成功なのにジークフリードの気持ちが全く歩途に伝わらない?
豪華客船ならではな施設やスケジュールやイベント、国の宝を狙う人物、バルト海からの航海!盛りだくさんでしたね。
もうジークフリードに腰砕けです〜。こんなにスリスリわしゃわしゃコスコスされてるのに、なんで歩途は全然気が付かないの〜?
最後はいったいどうなったの?続編に続くなのでしょうか?
私も作者さんと同じルートの船旅やバルト海を船で渡ったことがあるので、なんだか不思議な感覚でした。
あそこに王国があったら…?って。
ピュアホワイトッな天然主人公、歩途くんとキラキラ王子様の豪華客船ロマンス、お、面白かったです!!
小国の広告塔である王子様のおたくである歩途くんは王子大好き!な、バリスタ志望の21歳。王子おたくになったきっかけは、6年前のとある出来事。それ以来、歩途くんは王子の節度ありまくりなファンになったのでした。
6年前の出来事で、ふたりがそれぞれ未来を固めて歩みだし、再会するわけです。
コメディで描かれるふたりのやりとりや、近侍で護衛の男性の発言に何度も笑わせていただきました!
シリアス展開も多少ありますが、全体的に明るく可愛い恋物語です。面白かった!ピュアホワイトすぎる歩途くんの手強さに、わたしも近侍の彼と一緒に「殿下ガンバッ」と応援しておりました。
本編ラストで「?」となった場面があり、すっきりした読後感ではないので萌2です。続編が出てますし、そこで伏線は回収されるのかな?続刊ありきの刊行でしたら「1」や「上」など表記していただきたいなあ……と思ったりします。
とはいえ、この巻一冊でも面白かったです!
続編が発売されたとのことで再読。
何度読んでも読みながら思わずクスっと笑ってしまう、とても楽しい作品です。
こういう、肩の力を抜いて読めるラブコメディもの、大好きだなあ。
6年前に偶然空港でバルティア王国の第3王子・ジークフリードと出逢い、トラブルで困り果てていたところを助けて貰ってからというもの、すっかりジークフリードとバルティア王国の虜となってしまった歩途。
今回、ジークフリードが豪華客船「クイーンバルディア号」の船長を務めると聞き、出航式を良い席で見ようと、それはそれは張り切って場所取りをし、王子の一挙手一投足を収めようとカメラを構えたところ、銃だと勘違いをされ、船内に連行されてしまい…
豪華客船を舞台に繰り広げられる、非日常感満載、糖度たっぷりのお話です。
なんといっても、今作の主人公で受けの桜庭歩途のキャラクターがすごく楽しい。
本当に読んでいて楽しい。なんだろうこの子は。
誤解から連行されますが、連行された先で待機している間にバルティア国歌を歌うわ、ブロマイドを持ち歩いてるわで、王子オタクっぷりが清々しいですし、言動が本当に面白い。
ひょんなことから、王子が飼っている黒柴の愛犬・ヴァルトを擬人化したような存在として、王子の護衛役をすることに…と、設定的にもちょっとぶっ飛んでいるのですけれど、それがまた面白くって。
何が面白いって、6年ぶりに再会したスーパーダーリン系攻め・ジークフリード王子からの熱烈かつストレートな溺愛+アプローチに全く気が付いていないところ。
なにせ歩途は真面目に犬役を演じていますので。
もうね、ジークから歩途へのアプローチがエスプレッソにお砂糖を20個は入れているんじゃないかな?というくらい甘いんです。
底にたまった砂糖がジャリジャリしてる。
どこからどう見ても好意しかないというのに、歩途が純度100%のピュアホワイトちゃんなので、ジークがバルティアで婚姻して三重国籍になってみるか?と言っても、その前に日本国籍をどうするか決めなきゃ!とスルーされてしまっていて、なんだか妙にじわじわときて笑えちゃう。
どがつくほどの天然ではあるけれど、イライラはしないタイプの絶妙さがある可愛らしい受けでした。
これ、歩途がごくごく普通の真面目さのある子だからこそ、なおさら面白いんだろうな。
王子関係に関してはぶっ飛んでいますけれど。
バリスタを目指した理由がジークというのがまた、ブレないなあというか。
天然ぽやぽやかと思いきや、機転が効いたり、思い切った行動をしたりと、なんだかんだでスパダリ攻めを振り回しているのも面白かった。
2人の無自覚ないちゃいちゃが可愛いやら、微笑ましいやら、想いがなかなか通じていないジークが不憫やらで、側近達と共に「殿下ガンバ!」となってしまいます。
真っ直ぐなアプローチをここまで綺麗にかわされ続ける王子様、あんまりいないですよね。
ジークの溺愛っぷりも、非常にお仕事の出来る殿下っぷりも好きでした。
こんなに目をかけて正当な評価をしてくれる殿下、みんな好きになっちゃいますよ。
合間に客船内での事件が絡んで来たり、ワクワク感も楽しめて良かったな。
まさか歩途のオタク活動用のアイテムが活躍するだなんて…
この事件に関しては含みを持たせたまま終わりますし、2人の関係もはっきりとこうなりました!とは書かれていないので、そちらは続編でということでしょうか。
最初から最後まで楽しく読めるラブコメでした。
続けて続編も読んでみたいと思います。
しかし、北沢先生の描かれるジークが麗しい。
アニメイトにて表紙に惹かれて購入。
金髪のイケメン×黒髪の可愛い系がすごく好きなんです…。
豪華客船が舞台で、非日常な感じが良く、内容もすごく面白かった。
攻めのジークのキラキラっぷり、受けの歩途の純粋で一途な部分がすごく好きで、最初から最後までドキドキしながら読んでしまいました。
ジークが歩途を口説こうとしても、ジークの気持ちは歩途には全然気付いてもらえず、側近に応援されるシーンがいい!
どうやら今後、続編も発売されるとのことで、すごくすごく楽しみ。
母国の広告塔である王子が自分の心持を変えてくれた少年を探し回り、捕獲する話。
あらすじは既に詳しく書かれているのでちょっとだけ。
バルト海の小国・バルディア王国の広告塔・第3王子ジークフリード(攻め)の重度のオタクである歩登(受け)は王子が船長を務める豪華客船・クイーンバルディア号の処女航海の式典で暗殺容疑で拘束されてしまいます。
直ぐに疑いは晴れるのですが、クイーンバルディア号は出航した後で下船できなくなってしまいます。
あれよあれよという間に王子の口車に乗せられて、王子の愛犬ヴァルト(黒の柴犬)の化身として王子の周りを引っ付いて回るという任務を与えられた歩登。大好きな王子が命を狙われていると知って、歩登は犬になりきって張り切ります。
歩登はとても素直で汚れてなくてピュアです。
王子が大好きで「かっこいい」「バルディアの宝といったら王子しかいない」みたいに照れもせず堂々と宣言する姿を見る側近たちの苦笑する顔が目に浮かぶようです。
そして、どんな王子であっても大好きという歩登の態度に王子が癒されているのがよくわかります。
実は王子が狙われているのではなく、クイーンバルディア号にある宝石が狙われていると知ってからは、どうやって相手を出し抜くかというサスペンス調になり、その間に挟まれるピュアっピュアな歩登とジークの噛み合わないやり取りがすごく楽しくて、それを見ては悶絶している有能な側近たちの様子もとても楽しかったです。
ただのぽやっとした子かと思いきや、バリスタ修行中の歩登の機転で気が付いたこともあり、どうやって犯人を追い詰めるかをハラハラしました。
実は、歩登が捕まったのは偶然ではなく、前日から場所取りしていた歩登はその時からマークされており、拘束されたのも作戦のうちだったというのがわかって驚きました。
式典の前日から場所取りするのは(大分周りに気を使っていましたが)ちょっとダメかなと思いますが、それ以外は王子の迷惑にならないよう節度をもった態度でオタク活動をしている様子はオタクの鑑ですね。
不安になったら、王子の写真を見たりバルディア国歌を歌うと落ち着くという重度の王子フリークっぷりが本当に笑えます。
はたして、事件の方は解決とはいかないまでも最悪の事態は免れ、王子は念願の癒しの天使を手に入れたのでした。
ただ、結婚への障害はないのかしら?
側近たちは全く反対する様子もなくあたたかい目で見ていたように見えましたがロイヤルファミリーの話は兄妹の話がちょっと出ましたが、彼らは姿を見せただけで登場していないので、彼らの反応が気になります。
そして、主犯はわかりましたがうまく逃げられ、最後意味深なメッセージが見つかったし、まだ一波乱ありそうです。
この二人の楽しいやり取りがまたみられると思うと楽しみです。