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表題作思い出の中の君は嘘

伏見 瑠偉・27歳・小説家で弓生の高校同級生
支倉 弓生・27歳・リーマン

あらすじ

仕事がデキて、男女問わずにモテる。順風満帆な人生のサラリーマン・支倉は、同窓会で再会した伏見にロックオン! 高校時代はちっこくて冴えなかった伏見が、好みに育っていたのだ。後日、二人で飲んでいたら伏見が酔って潰れ、チャンスとばかりにホテルに連れ込んだ。抱くつもりでベッドに乗り上げた支倉だったが、いざ行為に及ぼうとしたら体勢逆転! 組み伏せられたのは支倉で――! ?

作品情報

作品名
思い出の中の君は嘘
著者
桑原祐子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796412797
3.4

(10)

(1)

萌々

(3)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
33
評価数
10
平均
3.4 / 5
神率
10%

レビュー投稿数4

攻x攻でもバチバチしてないから和める

「攻めようと思っていたのに攻められて…」という形勢逆転もの。
帯には「攻x攻ラブバトル」ってあって、私は本当は攻防嫌いなんだけど絵に惹かれて。読んでみたらバトル色は弱めでした。

主人公はタチ専リーマンの支倉。よくモテて自信も満々。
高校の同窓会で見覚えのない男前が!それが当時小柄で影の薄かった伏見で…しかも有名小説家になっているという。
すっかり好みのタイプに育った伏見にロックオン。組み敷いてみたいと妄想、休日に食事に誘い出し。
だが飲みすぎて潰れた伏見を介抱してつい体に手を触れた時、ふと目を覚ました伏見がグイッと上になりそのまま〜〜…
支倉はもちろん無かった事にしたい…なんであんな事に…ムカツく!となるんだけど、読者の視点からすると「次こそは」の「次!」ってのがすでに「また会いたい」の同義語なワケで。
また、一見大人しそうな伏見が意外と能動的で。支倉の住所を友人に聞いていきなり訪ねてくるんですよね。クマの浮いたすごい顔で。そして好きだ、とストレートに告白。
で、支倉は「今夜はオレが上だ!」と宣言するんだけど…
リバ?リバ来る?とワクワクしたけど、ざんねーん。
その後、人気作家の伏見にまとわりつくストーカー疑惑にとっても心配する支倉の姿などがあり、もうラブが生まれているんですよね。
好き好き言ってまっすぐ自分だけに向かってくる伏見に、上だ下だとこだわる事が小さいことって思うようになる支倉です。
これから支倉は受け固定になりそうだけど…そう、上だ下だは小さい問題…リバリバ…リバ誰か下さいと言っておきます。
絵柄が良くて、支倉も伏見も美形の眼福系。また悪い人も出てこないしとても読みやすい作品です。

1

再会ラブ

タチ専リーマン支倉が高校の同窓会で10年ぶりに仲良かった伏見に再会。
小さくて支倉の後ろをいつもついて回ってた可愛い伏見が長身イケメンになってて支倉のモロ好みになっててとりあえず連絡先をGET!
後日食事に誘い酔った伏見をチャンスとばかりにホテルに連れて行き誘ってみると・・・逆に掘られてしまう支倉。

高校時代から支倉の事が好きだった伏見のアタックが結構グイグイなのに態度は下からで可愛かった~♪
小説家の伏見は支倉との初セックスを備忘録として文章に残してるのは可愛さぶっ飛んでて笑っちゃいました。
タチ専の支倉は頑張って自分が上になろうとするけど毎度やられちゃうのも、足掻いてる感が可愛かったです(笑)

2

優しいポジ争い

男女問わずモテる色っぽいリーマンの支倉と
雰囲気のある寡黙な小説家の伏見。
高校の同窓会で再会したふたり。

小柄でかわいかった伏見がすっかり自分好みに
仕上がっていて、あわよくば…とアプローチを
かけ機会をうかがっていた支倉。
酔った勢いでコトに及ぼうとしたら
逆に伏見に組み敷かれてしまって…

タチのポジが揺るがされ戸惑う支倉に
実は高校の頃から支倉を好きで、想いを寄せていた
ことを告白し、また関係を持ちたいと言う伏見。

支倉はド直球に『今夜はオレが上だ!』と
宣言して臨みますが、寝込みに持ち込まれて
しまいあっというまに今度は騎乗位で抱かれて。

『望み通りおまえが『上』だ』(にっこり)と伏見。
上の解釈違いー!!
支倉規制が気の毒すぎました…(笑)

冒頭の余裕たっぷりのバリタチ感がどんどん
薄れてリベンジを誓い百面相しながらじたばた
する支倉が面白かったです。

高校の頃の思い出の中のお互いをかわいいかわいいと
言い合うふたりこそかわいかった〜。

えっちシーンはかなりあっさりめ。
規制シーン一箇所のみのライトさで。
なんとも優しいポジ争いにほっこりしました。
スッキリとしたシャープな絵で読みやすかったです。

2

サラッとしたタチ争奪でした。

見やすいキレイな可愛い画で、サラッと読めてしまうコミカルな内容でした。
高校の同窓会で10年ぶりに再会した、イケメンリーマンと小説家のタチ×タチ争奪。


高校の頃から人気のイケメン支倉と、小さくてかわいい地味っ子だった伏見。
自分好みのイケメンに成長した伏見を、落としにかかるタチ専の支倉が
酔いつぶれた伏見を襲おうとして反対に掘られてしまう。
掘られたショックで執拗に連絡してくる伏見を放置する支倉が、
諦めきれず気持ちを整理してリベンジ待ち…でリベンジならず。

小説家の伏見は別名義でBL小説も書いていて、ストーカー騒ぎで二人の関係が深まっていく…。

ずっと支倉が上を狙っているんですが、伏見が寝落ちしたり、騎乗位で上になったりと
よくあるネタで最後までタチ希望で終わる感じです。

Hシーンは普通にあるんですが、なぜだかエロ味を感じない私…
画のほんわかした感じが強いのか、タチ執着のアツさが足りないんですかね。

画がキレイでかわいくて、食事にこだわったメニューが良かったです。

1

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