10年分の恋心を受け止めて 23歳の美青年×38歳ワケあり男の年の差BL、待望の完結巻!

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表題作リバイバルブルー 2

相羽 湊
民宿の息子
沖坂直樹
元宿泊客

その他の収録作品

  • 2019(描き下ろし)

あらすじ

もう逃げないで、ちゃんと恋をはじめよう

約10年ぶりに再会した直樹・湊・章良。
直樹への恋心を再燃させた湊は、その気持ちを隠すことなく直樹に接していく。
あの頃のような可愛らしいアプローチで留めてなんてくれない湊に、どんどんと絆されていく直樹。
そんな二人の様子に危機感を感じた章良は、ついに行動をおこして…
あの時、“ひと夏の恋”にもなれなかった想いがついに叶う。

作品情報

作品名
リバイバルブルー 2
著者
itz 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
シリーズ
リバイバルブルー
発売日
ISBN
9784815500634
3.9

(82)

(30)

萌々

(30)

(13)

中立

(9)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
318
評価数
82
平均
3.9 / 5
神率
36.6%

レビュー投稿数7

色々予想と違ったよ

なんだか1巻の続きでありながら、続きじゃないような、別の物語を読んでいるような気持ちになったのはどうしてだろう…?

成人式の日現れなかった直樹にそんな理由があったなんて…。
章良がそんな手回しをしていたなんて、そして湊への気持ちがそういうものだったなんて、私の想像とは少し違ってました。

違和感があったのは、長年会えずにいた割にはトントン拍子で付き合う流れになったこと。
それと直樹はいつ湊に恋愛感情を持つようになったのか、その部分もちょっと曖昧だったかなぁと思います。
成人式で日に会えなくても他の日にもっと早く訪ねていけたんじゃないか?とも思ったんですけど。忙しかったにしても、湊に連絡する手段は何かしらあったはずだよなぁって。

章良もなんか悪でもないし、善とは言い切れないし、やる事が少し中途半端に感じてしまいました。

2巻で尻上がりに盛り上がりたかった気持ちでしたが、個人的には盛り上がりきれなかった気がしました。

0

再会、

ようやく再会できた湊と直樹。感動と嬉しさとでわちゃわちゃになっている湊の側で、章良の心はどんどん乱れていってしまうのです。
他の誰かに湊をとられてしまったら自分の居場所がなくなる。そんな考えは学生時代までにしておいてほしかったし、大人になってある程度自由になったら自分のことを見つめ直すことも出来たんじゃないかな?と苦い気持ちに。

そして章良のエピソードに引っ張られて湊と直樹が霞んでしまうのが勿体なさすぎる…。
それによってふたりの関係が変わった部分もあったと思うけれど、素敵な場面がたくさんあったのにそこに浸りきれなかったのはちょっぴり悔しかったです。

両想いになってからのふたりはとても甘くて、気持ちが通って思わず流れる湊の涙も直樹の照れた顔もすごく素敵でした。
章良がかなり主張強めで「ん?」となる部分もあったけど、最終的には良い関係になっていたので良かったのかなと思えました。

0

積み上げたものは無駄にはならない 

直樹と今はいない彼・湊と直樹・湊と章良

恋しい うれしい 大好き
突然の再会に忘れたつもりだった想いがぶり返した熱のように上がり そのぶり返した熱は思いつめたものの拙い思いを蝕むんでく

ほんとにもう 何の呪いなんだか?ってくらい明暗が別れるのね

約束した未来を確実にするふたりの一方 諦めきれない想いが燻る自分
1巻で見せた腹にイチモツありそうな大人な振舞いを ここでタネあかしって感じでさらっと出してきたけど 会長の抱えるものが思いの外重かった 

互いに持ち合わせた小さな歪が 幼い彼らを繋ぐには十分すぎるきっかけだったし
親近感からうまれる 束縛と情念 失いたくない唯一の綺麗な居場所
三人三様 子どもの殻を脱ぎ捨てるのに苦悩しちゃって こんがらがって上手く収まるまでに10年も費やしちゃったのね


最後に 伏線回収的な母親とのわだかまりがサラッととけた所があたしの着地点だったけど
積み上げてきた関係や思い いろんなもの洗いざらして彼らが踏み出した一歩
誰も何も失ってはいないってポジティブな感じなの よかったな


帯の『”ひと夏の恋”にもなれない。』に釣られて買ったくせに 気分じゃなくなって積みっぱなし しかも 「雪解けの恋」「僕らが恋を失う理由」まで合わせて買っておいて まぁでも 出来れば完結してから一気に読みたい性格でもあるので

持ってたくせに初めましてとかあり得ないんだけど 積み本も糠床ほどじゃないけどたまにかき混ぜてみなきゃダメね

あまりの暑さに 涼しそうな表紙を読み漁ろう でかき混ぜてみて ほんとよかった
何年もビニ本のまま積んじゃっててごめんなさい

0

夏にぴったり

一途な想いを貫き通した湊の粘り勝ち!という感じでしょうか。
万事上手くおさまり、素敵なハッピーエンドだったと思います。

湊と直樹が再会し、会長が当て馬?と思ったら、会長のはただの独占欲でしたね。
湊取られて独りになるのが嫌だ〜という。
ずいぶん思わせぶりだったわね…

湊と直樹もやっと心身共に結ばれ、家族にも祝福されて幸せな気持ちになりました。
妹の渚がいいこと言ってましたね…
「2人は男の人同士で、そのままのお互いが好きなんだよ」
B L全てに言える事ですが、それね!と思いました。

ちょっと2巻はコミカル要素強めでしたね。
面白かったけど、作品のイメージと異なるような気がして少し気になってしまいました。
もっと直樹の気持ちが湊に向かうキッカケとか言動とか、そういうところがみたかったかな…

それでも、総じて良かったと思います。
2人が死期の話をするところなんて、グッときてしまいました。

2

再会してまた2人の時間が動き出す

前巻から続き待ってました。
itz先生の描くお話が好きで。とっても丁寧に二人の気持ちの変化を描いていて、優しいお話だなと。
偶然の再会からまた湊と直樹の時間が動き出します。

成人式の日会えなかった2人。それには章良が関わっていて、再開後も直樹に成人式の日のことは湊に言わないでと。
章良はずっと湊のそばにいたのに、突然の直樹との再会で、湊が分かりやすく嬉しそうなので、運命のいたずらなのか、ちょっとかわいそうだけど、湊の気持ちはまっすぐ直樹しかみてないので、入り込む余地はないんですよね。

湊をずっと自分のそばに置きたいけど、どんどん離れて行ってしまう。
高校の時からそばにいたのに、たったひと夏一緒に過ごした直樹に湊は惹かれて。だから成人式の日2人が出会わないようにしたんですね。自分の居場所がなくなってしまうと思って。

結局湊と章良の関係は変わらないし、でも湊は直樹のこと好きで。
2人は付き合うことになるんです。
ちょっと最初に出会った時からずいぶん時間がたってしまったけど2人が幸せそうで良かったです。



0

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