王子は無垢な神官をこよなく愛す

ouji wa muku na shinkan wo koyonaku aisu

王子は無垢な神官をこよなく愛す
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×27
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

95

レビュー数
2
得点
77
評価数
19
平均
4.1 / 5
神率
42.1%
著者
釘宮つかさ 

作家さんの新作発表
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イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784775528853

あらすじ

『手を触れた者の運命の相手が見える』という不思議な力を持つナザリオは、
第一王子の花嫁を占ってほしいという大国からの依頼を受けた。
ようやく着いた目的の国で最初に出会ったのは、偶然にも第一王子のレオンハルトだった。
レオンハルトは、ナザリオが自分の花嫁を占うためにやってきたと知ると態度を硬化させ、すぐさま帰国するよう促した。
だが、なんとか占う許可を得たナザリオが見た、王子の運命の相手は──。

表題作王子は無垢な神官をこよなく愛す

レオンハルト、大国エスヴァルドの第一王子、22
ナザリオ、特殊な力を持つ神官、17

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

スケベは世界を笑顔にします(ちゃんとストーリー性のある素敵なお話です)

公正で男らしい王子と、ピュアで心優しい神官による、正統派と言った甘く爽やかなファンタジーになります。
とにかく嫌味の無い気持ちのいいお話なので、万人受けするんじゃないかなぁと思ったりするんですけど。

ちなみに、この思いやり溢れる真摯な王子。
主人公が無垢なのをいい事に、エロになると暴走気味なのも楽しかったりします。
「なに、乳首が腫れて痛い? 俺が舌でよく舐めて治してやろう」←(そんな言い方はしてないです)みたいな!(≧∀≦)
いや、舐め回すまでは百歩譲って手当てでも、甘噛みしたり摘まんだりしてる時点でアウトですよ。
釘宮先生の攻めって、普段は爽やかなのに、こういう時はただのエロ親父みたいになっちゃってるのが楽しくて仕方ないんですよねぇ。
「ずいぶん腫れてるな。可哀想に」と口では言いながら、真剣な目でガン見してるのにも笑えて仕方です。
スケベは世界を笑顔にしますねぇ。
いや、笑顔になってるのは私だけか。

内容ですが、大国の第一王子・レオンハルト×不思議な力を持つ貧しい小国の神官・ナザリオによる、甘くて爽やかな両片思いもので正統派ファンタジーになります。

手で触れる事で運命の相手を見る事が出来る、元孤児の神官・ナザリオ。
大国エスヴァルドから多額の寄付を約束され、第一王子の花嫁を占う為に彼の地を訪れるんですね。
しかし、肝心の王子は、何故か占われる事を拒否し、素っ気ない態度。
しかも、何とか占うと、王子の運命の相手は予想外の人物でー・・・と言うものです。

まずこちら、ナザリオですが、実は結構な不憫受けです。
彼の国は大変貧しく、しかも王よりも大神官の方が権力を持ってたりするんですね。
で、協会に預けられる孤児達は、過酷な労働に、出来なければキツい体罰。
彼自身も特殊な力が分かるまでは、酷い環境に置かれていたー。

こう、まさに神官と言った、清廉な優しい青年なのです。
彼が大神官に言われるがまま占いを続けるのは、寄付金により協会の孤児達の暮らしが少しでも改善される為。
今回も、貧しい生活を送る皆の為に、祖国を旅立ち遠いこの地までやって来た。
とは言え、決して悲壮感溢れるタイプでは無く、生来の朗らかで前向きな気質から、どこか癒し系のあたたかい雰囲気なんですけど。

で、そんな彼のお相手となるのが第一王子のレオンハルト。
彼はですね、最初こそ冷たい態度とイヤなヤツなのですが、間を置かずに分かる本来の姿。
そう、男らしく思いやりのあるいい男なのです。

まぁそんなワケで、この二人で甘く爽やかな両片思い。
更に、二人の恋愛を軸として、ナザリオの国が抱える問題の解決。
そして、ナザリオが占いで見てしまった、王子の意外な運命の相手とはー?
と、語られます。

こちら、個人的に一番萌えた所なんですけど。
レオンハルトの溺愛描写だったりします。
いや、しつこいですが、最初こそわりかしイヤなヤツなんですよ。
それが、ページが進む毎に、加速度的に甘さと溺愛ぶりが増して行く。
共にやって来た唯一の使用人が怪我をした事と、レオンハルトが占いを拒否した事により、ナザリオはエスヴァルドでの滞在を余儀なくされるんですね。
で、そんな彼の元にお菓子持参で毎晩訪れ、距離を縮めてゆくレオンハルト。
いやもう、二人のやりとりが、とにかく可愛いと言いますか、甘酸っぱいと言いますか、なんだか木っ恥ずかしいと言いますか。
これ、ナザリオはちょっとしたトラブルに巻き込まれたりするんですけど、その時のレオンハルトの言動がもう!
いや、「あなたはとても疲れているから、俺が身体を拭いて着替えさせる事を許可してもらえないだろうか?」と、思いやりだかスケベ心だか分かんない事を言い出して実行する。
で、ここから、有無を言わさず毎晩のように湯浴みと着替えの手助け。
何故か、その度に乳首を弄ったりして。
そりゃ、乳首も腫れるよ!?

こう、ナザリオは世間知らずで超ピュアなんですよね。
あれよあれよとレオンハルトに誘導され、いつの間にかエッチなお世話をされるのが平常運転になっちゃってるのが楽しいのです。
真面目な顔して、悪い男だなー! レオンハルト!!

あとですね、全体的にはこんな感じで甘く穏やかですが、ナザリオがトラブルに巻き込まれて危険な目に遭ったり、第一王子であるレオンハルトは国の為に女性と結婚しなければならないー。
と言う、ハラハラドキドキのエピソードや、切ない展開で飽きさせずに読ませてくれるのもお上手でした。
いや、ナザリオが見てしまった、レオンハルトの「運命の相手」設定が上手に生かされてます。

と、とても読み応えがあり、更に萌えツボ満載のお話なんですけど。
とにかく攻めが真摯で愛情深いタイプの為、痛いのが苦手な姐さんも安心して読めると思います。
あと、マスコットキャラ的存在の主人公のペットだったり、レオンハルトの従兄弟で当て馬であるユリアンもとても魅力的でした。
ユリアンいいヤツすぎるなぁ。

18

本能のまま?

白と黒のコントラストが強烈に好きで、個人的上半期ベスト表紙賞!と思って購入。攻め受けともそんなに萌え萌えなタイプではなかったため、中立より萌にしました。本編300Pほど+あとがき。地雷と思われる箇所は無いよなと思うので、BLあんまり読んでないという方でも大丈夫なのではと思いました。

うっそうとした森の中を馬車で進むナザリオ。大陸北方の貧乏小国から、大国エスヴァルトの依頼を受けてはるばる旅してきたのですが、なかなかエスヴァルトに到着しません。不安に思っていると轍に車輪を取られて馬車は壊れてしまい、ついてきてくれたティモもケガを。やむなく徒歩で助けを求めに歩き出すと、狩りをしていたという男たちに出くわします。その一人が占ってほしいと依頼されていた第一王子だったのですが、彼は「ここで帰ってくれ」と言い出し・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ロッコ、ピーノ(ナザリオが育ててきた子狐のような動物、ナザリオとは意思疎通可)、クラウス(金髪イケメン!!!!)、ユリアン(攻めの弟)、攻め父、攻めの国の大臣、貴族等。
ロッコ、ピーノは結構活躍、クラウスは挿絵もあり、とにかく麗しい・・・。

**攻め受けについて

受けさんは、「教会に住み一生懸命占いをして孤児院のために謝礼のお金を受け取っている」という純真無垢健気一直線な方。ロッコやピーノと会話ができ、占いが出来るという以外は、本当に良い子でまっ白々。

攻めさんは訳ありで女性不信(笑)。まあそれもやむをえないと思われる過去経緯の数々でしたのでそれは良いとしても。第一王子ですよ、品格というか毅然とした態度というか、無いのでしょうか・・
本当に色恋の匂いがしてなかったのに、ある局面になったら、いやーナザリオを囲い込む?誑し込む?舐めまわす?というかエロ魔人化しているような印象でした。他国の神官さんだよ?!王子、いいんですかっ?!

まあそれだけ好きだったんだよねと思って、ぐっと飲みこみます。
スキと言う気持ちが勝って本能で攻めちゃう王子が印象的な一冊でした。
クラウス、可哀想だったので、誰かいないかしら?こっちはきちんと礼儀正しい印象だったのにな。


2

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