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表題作サースティ・ハイ

住吉 薫
28歳・ボーカルデュオ
安彦 偉進
23歳・ボーカルデュオ

その他の収録作品

  • Bonus track
  • カバー下:著者コメント

あらすじ

孤高の天才肌シンガー・偉進(いしん)と演歌界出身のクールな苦労人・薫は、デビュー目前のボーカルデュオ。
やり手社長の采配でユニットを組むことになったものの、互いに我が強く過去の境遇も異なる2人は反発し、デビューに向けてのレコーディングは停滞気味。しかし、彼らにはこのチャンスに賭ける思いがあった。
それぞれの秘めた思いを共有し臨んだレコーディング当日、体も心も融け合うような初めての一体感を味わう偉進と薫。
その晩、2人は興奮が抑えきれず……!?

描き下ろし4P収録!!!

作品情報

作品名
サースティ・ハイ
著者
児島かつら 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
ISBN
9784801966925
4.1

(84)

(35)

萌々

(30)

(13)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
339
評価数
84
平均
4.1 / 5
神率
41.7%

レビュー投稿数14

毎日読み返してます。

めちゃくちゃ最高でした!!自分が思っていた以上にハマってしまい、毎日読み返してます。まず、主人公2人のぶつかり合いが熱い!譲らない、言いたい事いう、なのに、絶対離れない相手を諦めない。そして、恋愛の方へ進むのですが、マスク越しのチューから始まってスッゴイドキドキした。。。受けがカッコいいから可愛いの振り幅すごすぎて!!ちゃんと男同士の恋愛。そこもポイントだと思う。

3

魂のぶつかり合い

めちゃ好きな作風でした。
純粋に貪欲に歌うことを突き詰めてきた二人が出会えた奇跡が、時に痛々しく時に眩しく描かれていました。

主役二人の辿ってきた道がそれぞれにつらくてしんみり深く、ページ数をさいていただいても違和感がないとも思いますが、くどくない絶妙な塩梅でコンパクトに匂わされてました。
構成力が高い印象。
BL要素なしでも十分読ませてもらえそうな内容でしたが、素晴らしいことにエロも最高でした。
絵が洗練されていて、構図や視線にドキドキしました。

あとがきにはバンドの皆さんの詳細な設定なんかもあり、もっと続きを読ませていただきたいと思いました。
作家買いさせていただきます。

0

デュオっていいよね

男性二人のデュオカップルですが、これの面白いとこって周りに仲が最悪だと思われてるとこ!

よくあることだと思うのですがコンビとかデュオが仲悪いの
あれです
人前でめっちゃ意見戦わせてギスギスして殴り合い始めたりしてます
それでこの二人またやってる、みたいに思われてて
二人っきりで喧嘩してると思いきや、実はえっちしてるの笑
そこが面白い!

音楽もの、頑張るお仕事ものとしても楽しめて青春感みたいなのもあり
読んでて楽しい作品でした!

0

業界ものケンカップル、魂の共鳴がアツい。

一冊まるまる表題作+描き下ろしの、業界ものケンカップル作品。
単話配信でハマり、描き下ろし目当てでコミックス電子購入。
最後までテンション高めの心地いいテンポで一気読みでした。

個人的には業界ものは苦手なんですが、二人のアツいぶつかり合いが好きです。
タイプの違う実力派シンガー、それぞれの背景、心情が丁寧に描かれているだけでなく、
画では難しい音の表現描写、眼から頭に響いて感じる音に惹きつけられました。
テンポの良さは会話だけでなく、カット割りの上手さが相乗効果を上げているのかな。

孤高の天才肌シンガー偉進と演歌界出身の苦労人 薫は、デビュー目前のボーカルデュオ。
それぞれのこだわりも強く、反発する二人ですが想いは同じ、魂が爆発するような歌を歌いたい…。

理想が高すぎて誰も寄り付かず、バンドが組めなくなった偉進。
偉進本人にはワンマンの自覚はなく、自分の音を追い求めている想いが強くて、
どこかにまた捨てられるという気持ちがあり、俺様な見かけとは違う弱さを抱えている。

演歌出身の薫は事務所に恵まれず、才能を燻ぶらせてきた苦労人。
今回は崖っぷちのラストチャンスで、後がない状態。

仲を深める為にと事務所命令で同居している二人、
レコーディングで魂が共鳴した高揚感から、興奮が治まらずに帰宅後キスした二人。
予想外だったいきなりのキス…薫が自分のマスクをずらして、偉進のマスクの上からキス。
魂が共鳴した音の場面と同じくらい、バクバクするキスシーンで…薫どした?!ってビックリでした。

ニヤニヤはこれからで、それ以降なぜか薫が毎日キスしてくるようになり、
なぜか受け入れている偉進…このターンが最高です。
よく解らずキスされて、動揺しつつも受けいれている状況で、脳内パニックの偉進がカワイイ。
実は黒髪ツンデレ童貞くん、元バンドメンバーに想いがあったようなので、ゲイかな?

薫のキスの理由には納得でした…出会う前から声を聴いて一目惚れし、
自分のラストチャンスを偉進に託していたので、キスも止まらない。
マネージャーに偉進の歌い方が変わったことを指摘された薫が、
デビューに集中させるため、キスは関係をよくするための努力と偉進に伝えたことで、
今度は歌い方が分からなくなってしまった偉進…真っ直ぐキャラで解りやすくていいです。

薫は失敗してもやり直してくれる、初めての人…キスされて薫でいっぱいの偉進がカワイイ。
すれ違う二人はせつないですが、それが歌に生かされるのがアーティスト。

元バンドメンバーの立ち位置が、どうなるのかちょっとドキドキしましたが、
偉進の背中を押してくれて良かった。
離れはしても、よく理解してくれている人がいるのは有難くて、捨てられた訳じゃないと感じられる。

誤解のとけた二人が、ケンカップルでイチャイチャするのをニマニマして楽しむ…しあわせ。
Hも男臭さのあるアツさですが、だんだんあま~くなっていくのも堪らない二人でした。

そして、デビューが成功して終わりではなく、そこからの葛藤が見せ場です。
業界での苦労が身に染みている薫が今度はスランプ…
今までの勢いがなくなり、業界での安定を望む気持ちが普段の行動に出てしまい、
歌やHにガッツキがなくなり、偉進とも衝突する。
勝負をかけたライブステージで、アツくぶつかり合う二人の描写が公開Hのようでした。

児島先生のH描写がすごく好みで二人の男臭い会話がエロくていい。
描き下ろしのハッピー中だしH…やっと偉進のお願いが叶いました。

児島先生が一年お休みしての復帰作ということで、溜まった熱が込められた作品でした。

※Renta:修正は白抜きです。

8

心も体も融け合う二人

別々の体でいるのが面倒くさくなる程に。。。。
ですって!!尊い!!!

理想高すぎて誰ともバンド組めなくなった孤独な天才肌シンガー・偉進。
長いこと事務所に恵まれなかった苦労人演歌歌手・薫。
根本的な音楽性が違う二人の目指すところは同じ
【魂が爆発するような歌を歌いたい】

何度も何度もぶつかり合うのは本当にかっこよかったです!
偉進が自分の気持ちと薫の気持ちに戸惑い、歌に影響が出てしまったり、
馨が業界を先に経験しているからこそ歌えなくなる日が来ることを恐れて
音楽から彼らしさが消えるたり、
毎度胸がキューンってなっちゃいました!!

最初は水と油だった二人が
融け合って一つになりたいと思う程になるのは
本当に尊かったぁぁ♡

4

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