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「貝」が主人公のBL作品で、世の腐女子の皆さんの度肝の抜いた『アサリと俺』が帰ってきました。タイトルも『アサリと俺 splash!!!』。
splash!!!
ですのよ、皆さん。いろいろなものがスプラッシュしてます。
前作で無事恋人同士になったアサリと葵。
本体が「貝」のために二人で外出する機会がなかなかないアサリと葵だが、今日も今日とてラブラブなセックスにいそしむ毎日。
けれど、そんな蜜月を送っているのにもかかわらずアサリは何か不安そうで…?
というお話。
アサリは葵と恋人同士にはなったけれど、二人でデートすることもなく孤独と不安を感じてた。そのことに気づかせてくれたのは、前作でもいい味出してた(変態)生物学者の五十嵐さんでー。
貝だから出かけることができないと思い込んでいた葵と、不安だからこそセックスばかりしてしまうアサリ。
と、ちょっとシリアスな雰囲気…、になるはずもなく、今作品もエロと笑いに満ちた作品でした。
五十嵐さん×ミル貝の2人も相変わらずバカップル。
変態さを隠すことなくさらけ出し、そしてミルくんに執着しまくりの五十嵐さんと、そんな五十嵐さんの愛情に包まれツンデレ・ミルくんは幸せそうです。
が、今作は当て馬さん登場です。
その名も「牡蠣」。
アサリやミルくんたちのご先祖にあたるらしい偉い人…、もとい貝さんらしいのですが、すでに化石化していた牡蠣。
彼が復活した「理由」は爆笑ものですが、それはさておき、彼が化石になったのは、彼がDTだったから。なんだそう。
チェリーくん脱却を目指し、牡蠣さんが望んだもの、それはセックスしてくれる受けさんをゲットすることでー?
そこで狙われたのが葵くん。
自分にはアサリがいるから、と断った葵くんに対して牡蠣さんがしたことは、アサリとミルくんの記憶をなくし、恋人だった記憶を消すことだった。
バリタチの五十嵐さんは早々に候補から外され、牡蠣さんが狙うのは葵くんただ一人。
毎日優しく、甘い言葉をささやいてくれたアサリは、記憶をなくしたせいで葵を他人を見るような目で見るようになり―。
アサリの記憶は戻るのか、アサリと葵は再び恋人に戻るのか、葵の貞操は守られるのか。
そこを軸にストーリーは展開していきます。
基本的にコメディ要素の強い作品で、シリアスさとかはほぼなし。
なしですが、牡蠣の存在を得て、葵がアサリへの想いをきちんと自覚する展開になっていました。
葵くんに振られてしまった牡蠣さんではありますが、彼にも恋人(ムール貝)ができます。できますが、これがまた笑える…!
ムールさんと牡蠣さんの濡れ場が見たい…!
どうやらリバのようですが、あれだけ「俺様」だった牡蠣さんがムールさんにけちょんけちょんにされているさまが見たかったなー。
「アサリと俺」は一貫してエロ&爆笑に満ちあふれた作品で、かつ途中五十嵐さんのお下品なおやじギャグもあったりすることもあって好みが分かれそうな作品です。
貝BLという奇想天外な設定も、2巻ともなると飽食気味になるかな、と思いつつ手に取りましたが、それでもアサリ×葵、そして五十嵐さん×ミルくんの、彼らの間に漂う愛情もきちんと描かれていてめっちゃ萌えました。
終盤を読むと、この巻で完結っぽいですが、またどこかで彼らに会えるといいな。その際は牡蠣さんが受けさんになっているところも。
藤咲先生、続編を正座していつまでもお待ちしております。
寧ろ1巻が面白すぎたのではないかと。
1巻の様に毎回見開きでギャグページをぶっこむという作風を継続して欲しかった。
2巻でも少ないですが1巻のような見開きギャグや小ネタは健在で、所々笑わせて頂きました。
この作品の続編を出して頂けただけで嬉しいです。
ミル貝可愛い。先生の描かれるショタは可愛すぎじゃないですか。
五十嵐さんもお巡りさんこちらですと言われるはずですよ。
惜しむべくは、新しいキャラが出てきたのにここで完結してしまう所です。
出来ればまたどこかで今作の続きを読めれば良いなと思います。
どんだけ貝ふえるねん( *´艸`)
美味しそうな牡蛎が仲間入りでございます。
童貞処女こじらせた暴走っぷりが見どころな今回。
自分を忘れてしまったアサリに奮闘する受がいい。
ミル貝は相変わらずな感じはありつつも
ちゃんと愛はぐくんでて安心いたしました。
たださぁ、肝心の牡蛎の結末があんな朝チュンじゃ
満足できないんですけど・・・(悲
空から降ってきた運命の貝にアレヤコレヤぐんずほぐれず
世の絶倫をも凌駕する引きこもりプレイW
笑と同時によだれ出た
牡蛎が犯されるターンでもう1冊お願いいたします。是非☆
前作を読んでインパクトが凄かったので、続編となると…やはり購入してしまいました。
まず、葵もかなりアサリのこと好きなんだなあ、と。ギャグ色の中に、葵が真面目にアサリのことを考えていて…ちゃんとカップルしてるな、と思いました。五十嵐さん・ミル貝くんのところと水族館ダブルデートのあとは、カキ登場!でこれまたいいキャラでした。最後の方に出てきたムール貝、もっとどんな貝なのか知りたかったのに…今作で終わりというのは寂しいです(涙)
アサリ、ミル貝、牡蠣、ムール貝…。
これだけ見たらどこぞのお店のメニューのようですが、
…ら辺…の彼ら貝は貝でありながらもBLをしたいんですね。
1巻の勢いよりはややスローペースに、アサリと葵の
『お互いの気持ち』に焦点を置いて展開していくので
ただのエロだけじゃなく…なんて思ってたら五十嵐×ミル貝が
絡んだ凄い絵面の盛大な汁気たっぷりのエッチシーンが…!
さすがsplash!!!(笑)
自分の欲情に正直でブレない五十嵐は相変わらずで、
ミル貝も安定のチョロさ。
ショタミルかわいい〜♡
童貞歴が超桁外れな当て貝・牡蠣が登場して、
ふざけ気味の一悶着もあり、ムール貝まで出てきてこれから…、
というところでちょっと駆け足にまとめにはいり、
愛すべきバカ貝たちのわちゃわちゃがもう見られないのかな
と思うとちょっと残念です。
苦手だった貝。アサリ、ミル貝に続き、牡蠣とムール貝の見方も
変わってしまうお話でした。