アサリだってBLしたい!

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表題作アサリと俺

アサリ,付喪神のようなもの
葵,潮干狩りに来た大学生

同時収録作品アサリと俺

五十嵐京介,生物学研究者
ミル貝,付喪神のようなもの

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下四コマ漫画&あとがき

あらすじ

潮干狩りに来た大学生・葵は巨大アサリに遭遇。
その中からパッカーーーンと誕生した、
触手を持つ美青年に「セックスしましょう」と囁かれ…?

そのままアサリにほだされ「運命の番」として
同棲を始めた葵だったが、
恋に恋するミル貝やヘンタイ院生もやってきて、
3P4Pのエロ騒ぎ!!

「…やっ 何か入って…ッ アサリに…イかされる…!」

連載時に大反響の話題作!!
美形アサリ×クール大学生のにゅるんにゅるんラブ、
ついに単行本化!!

作品情報

作品名
アサリと俺
著者
藤咲もえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
アサリと俺
発売日
ISBN
9784575380323
3.4

(119)

(36)

萌々

(31)

(22)

中立

(9)

趣味じゃない

(21)

レビュー数
31
得点
379
評価数
119
平均
3.4 / 5
神率
30.3%

レビュー投稿数31

アサリと人間の純愛物語…だと思う(ギャグとエロはMAXです)

鳩の擬人化BL「鳩の王」を片手に「これ以上人外BLに手を出すのは危ない。もう普通のBLでは満足出来ない体になってしまうのでは…。」と葛藤したこの本。
気づいたら、いつの間にやら買ってました(笑)。
表紙のアヘ顔とにゅるにゅる触手で迷っているあなた、大丈夫です!!エロいことはエロいですが、基本ギャグです。

潮干狩りにやって来た大学生・葵は巨大な貝を発見。
薔薇の花をバックに輝きながら見開き大ゴマを使って無駄に芸術的に登場した貝(中身)・アサリ。
でもちゃんとしたアサリではなく妖精とか妖怪とか付喪神とか…ら辺の生き物らしいです。
そんなアサリの願いはただ一つ「私とセックスしてください」。
葵はなぜかにゅるにゅる出てくる触手に犯されてしまいますが、
「ずっと独りで寂しかった」「私はもう寂しくないです」と笑顔で喜ぶアサリにほだされアパートに連れ帰ることに(ミニマムバージョンになると洗面器の中でも飼えます)。
しかし、葵にはひっかかることがひとつ。アサリには一度も好きと言われていない。
「あれ?俺セフレ??」と悩み始めますが…。

ともかく次々繰り出されるギャグ、エロ、ギャグ、エロの嵐。
この作者さん絵がめちゃくちゃ上手なので、そこがもう逆に可笑しくて仕方ない。
エロは確かにスピード感があり、擬音もすごいですが、アサリの触手と下半身がどういう構造なのかイマイチわからないので、受の感じてる顔を一人楽しんでました(←オイ、変態!!)
途中から褐色のショタミル貝も登場するので、ぷりぷりのおしりを楽しみたい方にもおススメです(まあ、彼もすぐ成人バージョンに変身してしまうのですが)。
稲川〇二風作画や船越ネタをぶっこんできたり、ともかくゆっくり飲み物を飲みながら読んでいると私のように飲み物が変な器官に入って死にかける恐れがあるので、出来れば飲食を控えて読むのが望ましいかと思われます。

読む前はただひたすらエロとギャグでストーリーなんてあるんだろうかと思ってましたが、意外や意外。アサリと葵の純愛物語でもありました。
ともかくアサリが健気。葵の事が好きで好きでたまらない様子。
心配したり、きゅんきゅんしたり、あ、アサリだけどワンコなのね…と(ややこしいな)。

ギャグ好きな方、なかなかレジに持っていく勇気が出ない方、電子で買えばいいじゃない(ケーキを食べればいいじゃない的な)。
私はこの本大当たりでした。
いろんな意味でおススメです(笑)

12

ビックリだよ!

触手にも人外にもエロにも萌え度アップしない自分にしては、ビックリするくらい気に入った作品です。

ギャグなんで合う・合わないが人によって大きいと思いますが、私は面白かったです。
人が来たから貝の中に隠れてエッチしたり、アサリが巨大化して戦うとか。
貝との恋の駆け引きなんか分かるか!って悩む葵に笑いました。
浮世絵とか名画をモチーフにした登場シーンや扉絵にもおお!って思いましたよ。

ただ、個人的には、表紙がもったいない気がしました。内容の面白さがエロに隠れちゃったようで。

もふもふに飽きた方、貝との恋愛はいかがですか?とオススメです。

5

「エロ」と「ギャグ」がお好きな方に超お勧め

「アサリ」がBL、ってどういうこと?とちょっと興味がわいて購入。

「萌え」というとちょっと違うかも。
でも、めっちゃ面白かった…!

人外BLって数多くあれど、「貝」は斬新。「貝」ではありますが、擬人化、というかヒト型ではあるのでグロさはやや控えめ(個人的に触手がちょい苦手でしたが)。さらに、絵柄がすごく綺麗なので読みやすいです。

完全にエロとギャグに特化した作品なので、そういったものがあまり好きではない方にはお勧めしづらい面はあります。恋愛感情を丁寧に綴った作品ではなく、ご都合主義的な展開も多い。BL的な萌えを求めて手に取ると肩透かしを食らう作品かもです。

が、個人的にはめっちゃツボでした。

とにかく爆笑しっぱなし。
キレのいいギャグがテンポよく盛り込まれていて、ページをめくる手が止められませんでした。

アサリ×人、人×ミル貝、の2CP登場しますが、どちらもイケメンだし、爆笑必至のコミカルな作品でした。

ただしいて言えば、エロがとにかく多い。
全ページ通してエロにあふれた作品でちょっと疲れました☆

最後の締め方が、もしかして続きがある?と思わせる終わり方だったので、ぜひとも続編を描いてほしいです。

評価で悩みましたが、「アサリ」というインパクトにおまけして神評価で。

4

ネタバレなし

表紙を見たとき、何かの間違いかな?と思いましたが本当にアサリと俺なんですね。画力があり構成やストーリー進行も優れておられるので、読みやすいです。基本コメディなのでちょいちょい小ネタが挟み込まれていますが、これがまた下らなくて笑えます。奇抜なだけでなく紆余曲折はあるにせよ、心が通じあったり愛の交観があったりで、いつしかこのイカれた世界観を受け入れてしまいました。アサリをはじめ貝の皆々様の寿命や、飼育環境が気になったりもしちゃうのは、もう既に私も貝達を愛し始めてしまったのかも…。

3

今年一番笑ったBL

ギャグは個人の好みがあると思いますが、私は何度も吹き出しました。
いやーテンション高いです。
そして無茶な展開。良いんですギャグBLにその辺求めてません。それも含めて面白かった。

エロに関してはファンタジーです。でも受けが二人とも可愛い。あと汁だく。

個人的には五十嵐×ミル貝のカップリングの方が(どちらかと言うと)好きです。
ミル貝幼児可愛すぎる。

二巻も楽しみです~。

1

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