恋と謎解きはオペラの調べにのせて

koi to nazotoki wa opera no shirabe ni nosete

恋と謎解きはオペラの調べにのせて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
14
評価数
3
平均
4.7 / 5
神率
66.7%
著者
はなのみやこ 

作家さんの新作発表
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イラスト
kivvi 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784778127763

あらすじ

自衛官だった紅太は上司から逆恨みされ、警視庁へ出向になってしまう。そこには以前旅行先で命を助けてくれた男、一路がいた。憧れの人だったが王子様のような見た目に反し、変人でマイペースすぎる言動にいちいち振り回される日々。さらに一路は紅太の顔が好みらしく、なにかと構われ意識してしまう。そんなある日、友人が自殺したと知った紅太は不審な点が多い事から単独で捜査しようとするが、一路が協力を申し出て…?

表題作恋と謎解きはオペラの調べにのせて

一路澪、警視庁刑事部捜査資料管理係の係長
坂崎紅太、警視庁に出向で警部補となる自衛官

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  • あとがき

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レビュー投稿数1

硬質で格好いい、刑事ものでバディものですよー!

変わり者ながら頼りになる上司と、生真面目な新人による、刑事ものでありバディものになります。

デビュー作であるweb小説の方も読ませていただいたんですけど、今回は全て書き下ろしとの事で、とても面白いし、何より完成度が段違いに上がってる印象だったりします。
元々デビュー作自体がですね、荒削りながら、どこか惹き付けられるものがある素敵な作品だったのです。
なにか、光るものがあるなぁって感じの。
そこにしっかりした編集さんがつけば、当然面白いものが出来上がってくるわなぁ。
なんか上からの偉そうな意見で申し訳ない・・・。
要は、良さはしっかり生かしつつ、作品自体の質はブラッシュアップされと、素晴らしいよ!って事を言いたかっただけなんですけど。


ザックリした内容です。
上司から逆恨みされ、警視庁へ出向となった自衛官の紅太。
微妙な立場の彼は窓際業務に配属されますが、二人しか居ない人員の中、唯一の上司である一路は自分勝手で変わり者と、振り回される羽目になるんですね。
実は出向になる直前、海外で危ない所を偶然出会い、助けてくれた一路。
冷静で頼りがいある彼に憧憬を抱いていた紅太ですが、職場でのあまりの不真面目ぶりに、すっかり失望しー・・・と言うものになります。

こちらですね、面白いのが、攻めである一路の印象がコロコロ変わる所だと思うんですけど。
序盤の颯爽と現れ、命の危機を救ってくれた一路は、知的で頼りがいがある魅力的な男性。
で、警視庁で再会した彼は、自分勝手で不真面目な変人。
更に、捜査で共に過ごすようになると、口は悪くても部下思いの有能な上司ー。

いや、これだけコロコロ印象が変わってゆく攻めと言うのは私も初めてだったんですけど、これが全然不自然じゃ無い上に、二人の親密さに比例して変化して行く為、なんかすごく萌えるのです。
また、以前は優秀な刑事として活躍していた彼が、窓際業務に追いやられた理由ー。
こう、不真面目にしか見えない一路の、気骨ある本当の姿が超格好いいのです。
これは、「最低な人だ」と言っていた紅太が、見直すどころか惚れちゃっても仕方ないのです。
あと出し、ズルいけどとても巧みなのです。

またこれ、紅太は紅太で、正義感が強く生真面目で努力家でと、とてもいいキャラで。
そもそもですね、こんな二人なので、遠慮無しのズバズバ言い合うやりとりと言うのが面白くてですね。
えーと、(紅太がスタンドプレーでしようとしてる)捜査に協力する代わりにと抱かれる事になるんですけど、
「気分は?」
「最悪です。穴があったら、今すぐ入りたい」
「穴に入れたのは、俺の方だけどな」みたいな。
いや、こういうやりとり、ツボなのです。

と、ここに、紅太の同期で親友でもある自衛官の、自殺と見せかけた死の真相解明。
更に、その事件を追う中、重要な参考人であった在日米海軍司令官の殺人が起こり・・・と続きます。

これ、事件を追う中で、二人の関係が自然と進展するのが上手いなら、事件の謎解き自体もとても面白いです。
う~ん・・・。
事件の真相がですね、かなり切なくて心が痛むものなんですよね。
最大多数の最大幸福って、実はとても怖いものなんじゃない?

あと、一路には恋人が居ると紅太が誤解をしていたりと、このへんのスレ違いもいいスパイスになってるんじゃ無いでしょうか。
こう、誤解が解けた後の、一路の誉めてるんだか貶してるんだか分かんない怒涛の口説き文句も最高でしたよ。

個人的に残念だったのが、気持ちが通じ合ってエンドだったため、イチャラブが読めなかった事になります。
あと、タイトルがちょい微妙な気がするんですけど。
読後感からすると、もっと硬質で格好いいお話なんですよね。
微妙に合ってなくて、損してる気がする。
気がするだけかも知れないですけど。

5

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