その後の後宮を飛び出したとある側室の話

sonogo no koukyuu wo tobidashita toaru sokushitsu no hanashi

その後の後宮を飛び出したとある側室の話
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
45
評価数
11
平均
4.2 / 5
神率
54.5%
著者
はなのみやこ 

作家さんの新作発表
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イラスト
香坂あきほ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
ルビー文庫:D
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

大国の王の元側室だったリードは過去を清算し、周囲からも祝福されて、王太子・ラウルの唯一の妃となった。結婚後もリードを気にかけるアローロ王・リケルメの存在に嫉妬を隠せないラウルだったが、視察で訪れた美しい島で甘い夜を過ごし、互いの想いを確かめ合う。だが島に挨拶に寄ったラウルの従弟・ルイスがリードに一目惚れをしてしまったようで、王都に帰還してからも何かとリードに迫るようになる。追い打ちをかけるように、ラウルの隠し子騒動まで勃発し、二人はすれ違ってしまい…?

表題作その後の後宮を飛び出したとある側室の話

ラウル、オルテンシアの王太子
リード、元アローロ王の側室でオルテンシアの王太子妃

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

攻めが情けない・・・!Σ( ̄□ ̄;)

「後宮を飛び出したとある側室の話」続編で、電子専門作品になります。
一応、今作だけでも読めるように書かれているんですけど、登場人物が多いので、前作を読んでからの方が理解しやすいと思います。
あと単純に、前作を踏まえて読んだ方が絶対萌えると思います。

で、こちら、前世が日本人だった記憶を持つ青年・リード。
大国アローロの王・リケルメの側室だった彼が、王宮を出奔して攻めと出会い、今度はオルテンシアの王太子妃となるまで。
と、主人公の数奇な運命に萌えたのが前作。

今作では、王太子妃として幸せを掴んだ主人公の、その後になるんですね。
蜜月で幸せ真っ只中かと思いきや、リードに言い寄る当て馬登場でラウルがやきもきしたり、隠し子騒動が勃発して、二人にスレ違いが生じたりー・・・って所でしょうか。

個人的にですね、出来上がってるカップルのその後のイチャ甘と言うのが大好きだったりします。
いや、ガチで、丸々一冊ひたすらイチャついててくれるだけで、最高だと思ってます。
序盤ですが、そんな私の望みどおりの展開。
ちょっとした喧嘩なんかもありつつ、二人がひたすらイチャついててくれます。
えーと、リケルメから誕生日のプレゼントが山ほど届き、リードの誕生日すら知らなかったラウルはふてくされる。
で、二人で視察と言う名の、要は新婚旅行なんかに出掛けちゃって、こう仲直りエッチみたいな。
いや、散々リードを抱き潰しちゃって「悪かった。加減が効かなくて」と、ソッポを向くリードにしょぼくれながら謝るラウル・・・みたいなエピソードがニヤニヤさせてくれます。
もう本当、二人のイチャ甘を延々と綴ってくれる続編が、もっと出ればいいのに。

が、ここから不穏な展開。
ラウルの従兄弟で他国の王族の一員・ルイスが現れリードに言い寄りと、ラウルをやきもきさせるんですね。
更に、ラウルに隠し子騒動が勃発し・・・と続きます。

これ、わりとスレ違いが深刻な上に、王位継承者たる子供が現れた事で、周囲からジリジリと圧力をかけられるリードが切ないです。
ただ、逃げずに自分の責任を果たそう、そして、悩みつつもラウルを信じようと、前を向いて頑張るリードに心を打たれるんですよ。
切ないのですが、悩み迷いつつも懸命に前を向く主人公の姿が素敵なのです。

素敵なのですが、逆にイラついちゃうのが攻め・ラウル!
この隠し子騒動ですが、実は完全に誤解だったりします。
そんなワケで、さっさと誤解だと告げてリードを安心させてあげればいい気がするんですよ。
でも、ラウルは安心させるどころか、逆にあやしい行動ばかりして、更にリードを傷付ける・・・。
いや、彼は彼で真摯に色々動いてるのですが、別に誤解だと言う事は言っちゃっていいじゃん?

これ、ずっと黙ってた理由ですが、実はリケルメへの対抗心なんですよね。
伯父上なら、一人なんとか出来ると思って、みたいな。
いやいやいや、それはダメでしょ。
器がちっさすぎるでしょと。
そりゃ、心配かけたくなかったと言うのも本当でしょうが、もうすでに心配かけまくって泣かせてるじゃん!

う~ん・・・。
これ、完全に個人の好みなんだと思うんですよ。
こういう受けが大好きすぎて、ちょい情けなくなっちゃう攻めがお好きな方も多いと思う。
彼の成長も、また見処だと思う。
でも、受け贔屓の私としては、こんだけリードを傷付けてる時点で「死刑!」みたいな。

そもそも、当て馬(リケルメ)が魅了的すぎるんですよ。
前作でも彼の魅力に参っちゃったんですけど、今作でも、少ない出番に反してこの存在感。
いや、攻めとの対比で大人の包容力あふれるキャラなったんでしょうけど、今回もシビれちゃいましたもん。
ああああ、リケルメ格好よすぎーーー!
いや、好みの問題ですけど。

あと、前作ではちょいくどくどしいと感じる所があったんですけど、文章がとても洗練されて読みやすくなっていました。

と、ちょっぴり攻めにイラつく部分はあったんですけど、全体的には好みで楽しく読めました。

6

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