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表題作はにかみを解け 2

神鷹章邦 高校生,アメフト部のエース
聡海秀次 高校生,生徒会長

その他の収録作品

  • ホワイトデー
  • 描き下ろしマンガ 初デート
  • オマケ「ぬいぐるみの扱いが雑な神鷹くん」
  • あとがき

あらすじ

容姿端麗、頭脳明晰、完全無欠の生徒会長・聡海が恋をした。
お相手はアメフト部のエース・神鷹。
神鷹の見舞いに行ってますます距離が近づき、
どうしようもなく大好きだと気持ちが加速。
そして思わずキス。しかも寝てると思っていた神鷹に気づかれて、
絶体絶命の大ピンチ――――!!!!!!

作品情報

作品名
はにかみを解け 2
著者
桂馬びんぞこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビボピーコミックス
シリーズ
はにかみを解け
発売日
ISBN
9784799745571
3.8

(24)

(7)

萌々

(6)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
92
評価数
24
平均
3.8 / 5
神率
29.2%

レビュー投稿数3

表紙からして最高

この表紙、超かわいいですね。聡海がポカポカ神鷹を叩いて、それを神鷹が笑顔で受け止める…くぅっ、まぶしい(泣)。身長差もまぶしい。

さて、1巻の終わりで、聡海が眠る神鷹にキスしたことがバレて、神鷹が聡海を押し倒していましたが、その続きからです。

聡海は神鷹に頭突きして逃げ去り、学校でも神鷹を避けるのですが、ついに捕まり、なぜキスしたのか聞かれます。往生際悪くシラを切ったり、あんなの事故だ!とごまかし続けるのですが、神鷹に「俺のこと好きなんじゃねぇのかよ…」と言われてしまい、聡海は感情の昂りからか、泣きながら「これ以上は言わせないでくれ」と答えます。もう両思いになるだけ…と思ったところで、当て馬(?)の晴太が現れます。

晴太は後輩で、聡海とは子どもの頃からの付き合い。泣き虫で甘えん坊なザ・年下でザ・わんこです。

晴太にせがまれて、聡海は晴太と2人で遊園地に行くことになるのですが、晴太相手だとよそ行きモードが発動してしまい、心から楽しむことができません。大好きなパチ門(ポ◯モン的なやつですかね)も、速いジェットコースターも、我慢してしまいます。もし一緒にいるのが神鷹だったら、子どもっぽい自分を全部受け止めてくれただろうな…なんて考えてしまう聡海。本当に神鷹に恋してるんだね…。

そこでまさかの、遊園地で着ぐるみのバイトをしていた神鷹と遭遇し、聡海は神鷹に連れ去られます。パチ門のショーを見たいけど、親子連ればかりの客席に行くことをためらう聡海に、神鷹は「俺が見たいんだよ」と言って、聡海を連れて行きます。
そう、これだよ〜〜〜〜!!!!聡海が心に浮かべていたのは、神鷹のこの優しさ。神鷹は聡海のイメージよりも、聡海がどうしたいかを考えてくれるんですよね。そもそも聡海が本性を見せていない神鷹以外の人間に、同じことをやれと言っても無理かもしれませんが…つまり、晴太くんは当て馬にもなれなかったということです。というか晴太くんは、聡海のことをラブ的な意味で好きかははっきり描かれていないので、あくまでも聡海にとって神鷹がかけがえのない存在だとより強く印象づけるために、登場させたのでしょう。

その後、神鷹の成績が伸びたため、マンツーマン指導が終わりになることに。これがなくなったらもう神鷹に会う理由がなくなってしまうと焦る聡海に対し、神鷹は特に気にしている様子もなく、指導はあっさり終わります。

それから1ヶ月後…久しぶりに神鷹に話しかけられた聡海は、思わず泣き出してしまいます。会う理由がなくてつらいとこぼす聡海に、神鷹は「好きなやつに会うために理由なんかいらねー」と、ついに告白。神鷹が指導をあっさり終えたのも、聡海の受験勉強の邪魔をしないためだったのです。「伝えようとしない優しさ」が、神鷹の持ち味ですね。

描き下ろしは初デート。聡海がトイレに行っている間に、うっかり女の子に絡まれる神鷹。戻ってきた聡海がうまくあしらい難を逃れるのですが…。その日ずっと、自分が女子に絡まれても聡海が気にする素振りを見せないことが引っかかっていた神鷹は、帰り際に「今日楽しかったか?」と聞きます。そして最後の最後に、聡海は隠していた嫉妬心を打ち明け…あああああ〜〜〜〜2巻もしっかり王道でした。ありがとうございました。

なお、最後までキスどまりです。あとがきによると、高校卒業まで2人は清い関係を続けるとのことで、、、
大学生編恵んでくださいよ……!!!!!(血眼)

2巻の1話目まではpixivで無料公開されているので、気になる方はぜひご覧になってください!

1

健全だな

前巻の恋の自覚編は、なぜ恋に落ちたのか全然わからず、読むのが辛く感じてしまったのですが、今巻は大丈夫でした!
最初から聡海くんは神鷹くんにメロメロという設定で読めるので違和感が薄れます。
おっ、なんかBLっぽくなってきた!!とちゃんと実感できる。
神鷹くんも第1話のあの暴君塩対応キャラはどこ行った??と思うくらい攻め様力がアップしています。
もはや1巻の神鷹くんは忘れた方が差支えないレベル。
そうしてBL度がかなり安定してきたところで春太くんという当て馬が登場。
聡海の幼馴染で、聡海が大好きで懐いている大型わんこ系少年。
鈍感聡海には全然相手にされていません。
でも、人間的には憎めないやつで、多分この作品で一番ブレの少ない妥当なキャラだと思う。
もちろん彼は報われませんが、春太くんのおかげで聡海と神鷹の関係性もきゅっと引き締まり、無事にハッピーエンド(健全)を迎えることができました。

いやぁ1巻と比べてページが進む、進む。
好きになるまでの過程には疑問しかなかったけど、
好きになってからのあれやこれやはラブコメとして十分楽しめる作品に仕上がっていて安心しました。

0

終わってしまった〜

完結なの?
寂し過ぎます……
というわけで、完結するピュアな恋です。

お互いにバレバレなのにハッキリしない聡海と神鷹ですが、
当て馬?とまではいかない後輩が登場して物語が動きます。

神鷹の嫉妬心に萌えます♡
そして、男らしく告白も神鷹から……
聡海の笑顔が最高に可愛かったです^^

両想いになったところで終わりなので、
少し物足りないです。
Hはなしでキスまでです。

作者様曰く、高校卒業までは清いおつき合いらしいので、
是非とも大学生編をお願いしたい。
聡海の乱れる姿が見てみたいです!

2

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