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ミッドナイト・シークレット・セックス

midnight secret sex

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表題作ミッドナイト・シークレット・セックス

RYO(諒), ゲイ向け高級デリヘルNo.1
雅(雅史), No.1ホスト

その他の収録作品

  • ミッドナイト・ラヴァーズ・セックス(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

「ナカにマーキングしてもいい」
数えきれないほどの女を抱いてきたナンバーワンホスト「雅」こと雅史。しかし、ゲイ向けデリヘル店のトップである諒に抱かれる側の快感を味わわされ、今では何度も身体を重ねている。ただのセフレとも違うが、諒からされた告白には、答えを出せないまま数カ月が経っていた。そんな時、競合店のトップで雅史をライバル視する虎徹から、自分は諒の元客であると告げられる。隙あらば諒に近づこうとする虎徹の存在は、雅史に苛立ちと焦りを植え付け――?

作品情報

作品名
ミッドナイト・シークレット・セックス
著者
楢崎ねねこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
ミッドナイト・デリバリー・セックス
発売日
ISBN
9784796413398
3.8

(38)

(6)

萌々

(21)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
145
評価数
38
平均
3.8 / 5
神率
15.8%

レビュー投稿数8

ナンバーワン同士、すべてを取っ払った姿がエロかわいくてカッコいい

完全な前作の続きものなので、前作未読だと面白くないと思います。

諒は「好き」「好き」言ってるのに、雅史はスルーしてる恋人未満、セフレ以上みたいな関係。
そんなある日、雅史は諒の元客だったというホストの虎徹と知り合って、急に気になり始めるんです。
諒が抱いているのは俺だけではないという事に。

思わず読んでてニヤリだし、嫉妬し始める雅史の姿がかわいい。

だけどプロ意識持ってる諒に対して、「他の誰ともヤらないで」とは言えないんですね。
自身もナンバーワンホストだからこそ「私と仕事どっちが大事?」なんてことは言いたくない。

ところが、諒はもう客と寝てないと知って思わずホッとするんだけど、「そんな事をしたら客が離れる、お前プロだろうが」と言ってしまうんですね。
すると「プロだからこそ、前と同じようにできないのに続けるなんて失礼なことはできない」と言う諒に返す言葉がなくなり……。

界隈のトップとしてひた走ってきた雅史だけど、いろんな事があって息切れしそうなんです。
だからこそ、諒の言葉が突き刺さる。

自分の地位を脅かすライバル店のホストの存在。
そいつには負けたくないと思う気持ち。
「お前なら勝てる、トップだろ」と無責任に言う周囲からの重圧。
金を出す代わりに抱いてほしいと条件を出してきたエース客。

やがて「ナンバーワン」というものに雁字搦めになっている自分に気づく雅史。
そこを救うのはやっぱり諒です。

職種は違えどお互いプロ意識を持って、ナンバーワンまで上り詰めた男同士ってやっぱりいいですね。
理解できる、できないは別としても、己の美学とか矜持みたいなのがあるじゃないですか。

そういう高いプライドを持ってる男たちが、そういうのを全て取っ払って自分の心に素直になってエロエロしてるという落差がいい。
雅史がね、二巻かけてようやく素直になってるんです。
雅史、かわいい!
最後の旅館での浴衣エッチも素直でエロかわいい。

5

ようやく

前巻で危機を乗り越えた2人でしたが。まだ付き合っていないんですよね。雅の仕事は順調だし、諒は就活が待ってます。

そんな時に虎徹ってライバル店のナンバー1が諒の元客だと判明します。
思わせぶりな言動や諒に接近する様子に嫉妬しちゃってます。前巻の先輩ホストのようにゲスでも無いし、諒にとっては良い客だったらしく余計にモヤモヤしている様子。そんなある時に2人が一緒にいる姿を目撃します。

バースデーイベントで虎徹の売り上げに焦る雅は太客にバースデーイベント後に一晩付き合えと迫られます。

これは2人の仲の危機かと思いましたが、雅が諒への気持ちをはっきり意識して客に断り、虎徹がただの添い寝コースの客だったと言うオチでした。

諒は雅への気持ちからデートコースしか受けて無かったんですね。
雅の仕事も順調で開き直って虎徹に対して諒への独占欲を隠しもしない雅が幸せそうでした。

1

夜の世界で真面目に働く男たちがカッコいいです!

「ミッドナイト・デリバリー・セックス」の続編です。
前作は、奉仕系デカワンコ×男前オラ系ホストなカップリングと、受けの男前なキャラと、男前がトロトロに蕩けさせられるエロがガツンと萌えツボにハマったお話でした。
気に入っていたのは、ズバリ雅史(受)の男前キャラ!
男前受け良いなぁ♡って萌えとトキメキをないまぜにさせながら読んでいたんですが、今作はこの雅史の男前っぷりがより一層フィーチャーされるようなお話になっていて、トキメキ度がさらに増し増し↑↑↑
攻め目線で「俺の嫁がクッソ男前すぎてツライ‼︎」的な心境で読むのが最高です!


諒(RYO)のことはまだ「意識はしてる」止まりの雅史(雅)。
まだ恋人にはなり切れていない微妙な関係の2人の前に、RYOの元客(=デリヘルの指名客)が雅と売上を張れるようなホストとして現れたことで、雅としてはナンバーワンの座が危ぶまれる状況に追い込まれ、雅史としてはモヤモヤとしたものを感じてしまう自分に向き合わざるを得なくなる状況に追い込まれ、、、と公私ともに雅史が悩むお話です。

夜の世界が舞台だけど、このシリーズって結構しっかりと「お仕事BL」なんですよね。
まぁ約1名クソなの(前作の千里さん)もいましたが、雅史も諒も、スピンオフで主役になっている櫻くんも、今回新登場の虎徹も、みんな真面目に働いてます。
だからこそ、諒と虎徹の関係を見ても口出しできない、するべきじゃないって飲み込んでモヤモヤしてたり、客に枕ができなくなっている自分にモヤモヤしてたりする雅史の不器用さが気の毒。
オマケに、諒が今は本番なしのデートコースしか受けてないのを知ると、客と寝てないことにホッとしながらも「ンなことしたら客が離れんだろ」って言っちゃったり。
漢気が邪魔をしちゃうんですよね。
前作はそれがエッチの場面で邪魔をしてトロトロになりきれないのがじれったくて萌え萌えだったんですが、今回は今回でやっぱりそんな雅史が好きだなーって思いました。
で、そんな雅史に相対する諒くんがまたあげちんでねぇ。
自分本位なやつには言えないようなカッコいいこと言うんだよねぇ。
それで雁字搦めからすーっと解き放たれていくのが、あぁいいカップルだなーって、ますます好き度が高まりました♪

男前な受けが身も心も攻めの前では裸になれるようになったところへの、描き下ろしのエロがまた最高でした(๑>◡<๑)♡♡♡
温泉で、浴衣で、サービス満点の乱れっぷりに驚いたのは諒くんだけじゃないよ!私もだよ!!雅史さんドドドエロかったー♡♡♡♡♡

カバー下で明らかになる櫻くんの勘違いがほほえましいです。
(櫻=「ナイトアウト・ベイビー・セックス」の攻めです。気になった方はそちらも是非♪)

【電子】シーモア版:修正○、カバー下○、裏表紙○、電子特典ペーパー(1p)付き

0

やっと言葉に♡

【ミッドナイト・デリバリー・セックス】の続編。

シリーズ作品【ナイトアウト・ベイビー・セックス】を未読でも大丈夫ですが、ナイトアウト主人公の櫻も登場しますし、今回登場の虎徹が里佳の経営するホストクラブのナンバーワンなので、ぜひ未読の方はそちらを読んでからをお勧めします。


ホストクラブを紹介する動画チャンネルで人気6店のナンバーワンが揃って対談する企画で「雅のコピー」と噂されてた虎徹と知り合い、その虎徹がホストになる前諒の客だった事を知る雅。
男前な受け雅が嫉妬しまくっちゃう展開に爆キュンでした!!!

しかも、諒との関係でモヤモヤしてるのに、虎徹がバースデーイベで昨年の雅のバースデーイベの金額に並んだことで雅の「界隈ナンバーワン」の座が危ぶまれる中で、今年の雅のバースデーイベ直前になりエースの客が仕事の拠点を海外に移すためエースを降りると言い出し焦る雅!!

いつもカッコイイ雅が悩みを抱え込み過ぎた姿は・・・それでもかっこよかった♡
諒と喧嘩して自分の気持ちをやっと伝える雅は・・・超可愛かったです♡はぁ。このギャップがたまらない!

0

恋も仕事も真剣なのがいい

諒×雅史の続編うれしいです。
前作ラストで恋人になったかと思ったんですが、まだだったんですね。
BL続編でよく見る、当て馬(虎徹)登場→虎徹と諒が一緒にいる所を雅史が偶然見かける→雅史が諒に確認すると虎徹と一緒にいたと言わない→雅史モヤモヤ嫉妬という前半でした。
こういうのを見る度、テンプレだな〜と思ってしまうんですが(すみません)
でもそれ以外がよかった。
雅史が諒を信頼してしっかり気を許している描写があったり。
雅治が思う諒の笑顔がとてもかわいくて、雅史の気持ちが伝わってきたり。
思いの強さが感じられて萌えでした。

雅史と諒の仕事に対する真剣さが織り交ぜられていたのもよかった。
ただのエロラブラブだけではないおもしろさがありました。

0

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