(冷血イケメン)能力者の弟×(陽気な)自称小説家の兄 捜し物で難事件を解決!?

捜し物屋まやま

sagashimonoya mayama

捜し物屋まやま
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×28
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
94
評価数
22
平均
4.3 / 5
神率
45.5%
著者
木原音瀬 

作家さんの新作発表
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イラスト
穂積 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
集英社文庫
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784087440423

あらすじ

引きこもり男子が出会ったのは、不思議な兄弟とドルオタ弁護士だった……。いきなり文庫!

天涯孤独で無職の三井は、放火に遭い家が全焼。途方に暮れていたところ、"捜し物屋"を営む間山和樹に助けられる。和樹は喋れないイケメンの弟・白雄と一緒に、客の失くし物を「占い」で捜す仕事をしているらしい。彼らの知り合いの弁護士・徳広の力も借りて生活を立て直す三井だったが、偶然、放火犯らしき男を見かけ……。ちょっと不思議で怖くて愉快。四人(と一匹)のドタバタ事件簿!

表題作捜し物屋まやま

レビュー投稿数3

先生の作品にハズレなし!!!

先生のお話を新刊で読める幸せ…。

こういう手のお話よく見る!…ようで面白かったです。
普通に楽しく埋もれない!!

個性的なキャラそれぞれに厚みがあり読者という一員となってあっという間に読めました。


トップバッター三井さん…前職でのトラウマやら引きこもりやら火事やら…とめくるめく不幸の連続!
さすが先生!
もう三井一人でやっていけちゃうような勢い…(笑)なんて思いつつもメンバー揃えばもっともっと楽しかったです。

間山兄の軽さが癖になる~。
チャラさを感じない心地よい軽さ…好き。

そして血の繋がりのない弟…白雄は顔は良いけど情がなく性格に難アリまくり…って先生の書く厄介なイケメン大好きです…。
不思議要素に関してはすぐにネタばらしされず後半進むにつれ分かってくるのでドキドキしながら読めますよ!

●●を憎む気持ちは分かるけれども喋れないことが和樹と一緒にいられる一つの要因でもあると思うと…


もっともっとこのメンバーが醸し出す空気に触れていたかった。
ザ・BL!!ではないですが先生作品アルアルの心をタコ殴りされるようなこともないので、気にはなっているけど手を伸ばせなかった…そんな人にも是非読んで魅力を知ってもらえたらな、って思います。

0

続きがあるなら気になります!!

穂積さんのイラストと帯の『男子4人ドタバタ事件簿、冷血イケメン能力者弟×陽気な自称小説家兄』に惹かれて購入。
表紙の明るめなイメージとは違いそこはやっぱり木原先生、心をエグられるようなしんどさはないけれど登場人物に一癖も二癖もあります。

それからこの作品は図書館でも借りられる非BL。微かに匂う程度なので置きっぱにしても安心安全です。

ここからネタバレです。

登場人物の4人の視点で一章ごとに一つの事件簿のような構成になっていますが冒頭のゴミ屋敷に住む引きこもりの三井の話は引きこもるまでの経緯や放火被害にあった時の絶望的な状況が実にリアルに描かれていてページをめくる指に力が入りました。

三井は放火により自宅を焼け出された後、捜し物屋を営む間山和樹に出会い放火犯を暴くことができるのですが、三井が引きこもりから脱して再生していく姿は徐々に明らかになる間山兄弟の闇の部分とは対照的に爽快でこの章だけでもかなり読み応えがありました。

まぁ兄弟の闇というより主に弟の白雄の闇なのですが、、。

何しろ読者としては窮地に陥っていた三井にナチュラルに手を差しのべる親切で感じの良い兄の和樹に心惹かれはじめているのにブレーキをかけるみたいに弟の白雄は登場するなり冷酷な顔して三井の首を躊躇なく絞めるものだから、、たとえそれが誤解が招いた事であっても怪しげな兄弟の素性、特に弟の白雄がやたら気になってしまいその後ドタバタとコミカルに話が展開しても白雄を注視せざるを得なくなります。

白雄に父親はおらずイタコの祖母にお前の存在は悪だと言われ幼少期に声を奪われてしまったのですが、、悪人とは言えませんが冷血漢です。

霊能力があり、人の心の中を覗け、人の口を操り自分の言葉を話させることができ、心にある善と悪が白と黒のモヤのような塊で見える。そこまではいいんだけど白雄は他人の黒い部分を暴き晒すのが楽しいのです。

その結果相手がどんな状況に陥ったとしても。。温情も罪悪感も無いのです。

ただ幼馴染であり後に義理の兄となる和樹は心にほとんど黒いモヤがなく幼少の頃から白雄を丸ごと受け入れ白雄の悪の部分に対しては正面から抗ってくる。自分の行いを反省する事はできないけど白い心を保つ和樹といることに心地よさも感じる白雄。しだいに和樹だけはこの世で唯一失いたくない存在になるわけだけど…ここが木原ワールドといった感じですね。執着心メラメラです。

和樹は白雄の事を意地が悪くてダメで怖いやつそして可愛そうなやつと言って義務のように傍にいるけど本当のとこどうなんでしょうね続きがあるなら気になります。

白雄が病気などで弱った時に和樹に添い寝してほしいとかふいに抱きしめて盛大にデレちゃうとか、、萌え要素はたったこれだけなのに和樹に欲情する白雄が容易に想像できる自分が恥ずかしい。。

レビュー慣れしておらずお目汚し失礼しました。

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日常の中の様々な事件

非BL、ニアBL、そういう分類は置いといても充分楽しめる作品です。
章ごとに視点が違っているので
登場人物の性格の詳細がどんどん見えてきて愛着がわいてきます。
“天涯孤独の引きこもり”見た目も地味・三井走(35歳)
“ドルオタ弁護士”ぽっちゃりスーツ・徳広祐介(38歳)
“捜し物屋所長&小説家”色々雑だけどいいヤツ・間山和樹(25歳)
“捜し物屋スタッフ&マッサージ師”イケメンだけどヤバい男・間山白雄(25歳)
三井の章の始まりがパワハラ全開でこちらも胃が痛くなってきそうでしたが
進んでいくとちゃんと大丈夫になってくるので
これからお読みになる御方は始めだけで諦めないで欲しいですww
とは言え木原音瀬作品だったらまだまだ序の口かもしれませんが。

日常、と言いながらもおだやかなそれではなく
人間の心の黒いところが事件を起こさせていて
誰でも被害者にも加害者にもなり得るような怖さがあり、結構リアルです。
それを解決するのが白雄の特殊な能力なのですが
この白雄がまたかなりのクセモノでねぇ……。
和樹の明と白雄の暗がまさに対極!!
この二人が義理の兄弟で、幼いころからお互いを知り尽くしている関係性が魅力的です。
三井も徳広も優しくて個性的で情の厚い(一人を除く)面々ですよ。

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