Renta!限定版
売れっ子モデルの年下クン×しがない講師のオジサン
冒頭から「おじさん」「おじさん」って連呼されるから
装かなぁと思ったけど若かったな(ちぇっ)
美術予備校の先生なのだけれども、
絵を描くことに集中してしまうと勃ってしまう
という秘密があるものだから、「人前では描けない」という秘密があるんですね。
それをめぐるお話なんですけど、
相手がモデルでキラッキラ
方や「おじさん」とよばれちゃうような風貌で。
ゲイのリードがまあ巧みなので読んでて面白かったです。
エロシーンもたっぷりボリュームありますし。
またまたちるちるさんのTwitterで拝見して興味を持って読みました。
肉体美が好きなので、試し読みの利登のモデル姿にズキューンと来て楽しみにして読みました。レビューはしてないですが「獣欲ポルノ」は読んだ事がある筈なのと、先生の他作品と比べると大分ほのぼの甘々路線だったと思います。
受けの須和の性癖なんて、他作品の暴力性に比べれば可愛いものだと思いました。
須和が利登に絆されて行くのを楽しく読んではいたんですが、利登が途中からやたらと誰かの絵に似てるように思えて、気になって作品に入って行けなくなりました。
他の作品では感じなかったので、甘い美形だけが似てしまうのだと思いました。
あくまで私見ですので不快な思いをされる方がいたら申し訳ありません。
お話自体はサラッとしてました。
『獣欲ポルノ』を読んで、もしかして金子さんの作品とは相性が良くないのかもしれないと感じていまして。
作画はわりと好きな方だけど、こちらのタイトルも心の琴線に触れてこないタイプ。
ただ一度手を出してた(性的な意味ではないです、もちろん)作家さんは出来る限り読み尽くしたい派なので購入してみたところ…。
萌えた!
わたし、萌えましたよ、みなさーん!
というぐだぐだと長い前置きはこのくらいにして。
美術系予備校の講師をしている須和には、人に言えない性癖がある。
予備校の客寄せイベントのゲストモデルに招かれた利登に、それがバレてしまって…。
前半は「合わないかも」という気構えのせいか、なかなか入り込めませんでした。
須和の性癖も「…うわぁ」と思ってしまったし、利登が上半身裸になったときから興奮して赤面している姿にも「…うわぁ」となってしまって。
追い討ちをかけるように、そんな須和の態度に「俺のことが好きなんだろ」と勘違いする利登にも「…うわぁ」となってしまって。
こういうパターンって誤解が解けないまま流されることが多いんだよなあと読み進めると…。
あれ。
誤解が解けた。
ここから「何か違うぞ」という期待が心の奥から湧き上がってまいりました。
テンションが上がってまいりましたよ。
一緒に過ごす時間が増えるにつれ、触れ合う機会が増すにつれ、面白半分だった利登の気持ちも、おっかなびっくりだった須和の気持ちも徐々に変化していく様子も描かれていて、するっと流されたりしませんでした。
須和の過去の回想や、利登が身を置いているモデル界の現実も垣間見せてくれるので、単に「偉そうなやつ」とか「暗いやつ」という印象に留まらなかったのも良かった。
利登のおかげで須和が変わっていくのも良くて、それだけに利登の甘い言葉の直後に入る須和のモノローグが気になって。
そのモノローグを皮切りに、後半は切なさとときめきの嵐でした。
もしかしたらわたしに苦手意識があったせいで、余計に盛り上がったような気もしないでもないのですが、須和の気持ちが切なくて胸が潰れそうでしたよ。
遊んでる風に見えた利登の真っ直ぐな気持ちにも痺れました。
この作品、わたしみたいに「合わないかも」と思っている方にこそ読んでほしい。
「このタイトル、絶対イロモノでしょ?」と思っている方にも。
そういうマイナススタートの方ほど、途中から絆され度がすごいです。
あ、でもあんまり言うとマイナスからのスタートにならなくなってしまいますね。
あくまで「合わないかも」「イロモノでしょ」という気持ちを忘れずに手に取ってみてくださいね。
萌えます。
ポジティブで自信たっぷりなモデルの利登と
ネガティブで卑屈な美術予備校講師の須和。
絵を描くのに集中をすると勃ってしまうという須和の
特殊な性癖がポイント。
ひょんな事からそれを知った利登はその性癖を治そうと
須和に迫るんですが、初対面でまあまあ根暗な
ヒゲオジサンに若くて魅力溢れるキラキラな利登が
懐いていくのにちょっと違和感感じちゃいまして。
個人的に過去に何らかの繋がりがある関係性が好みな
もので、なんなら利登は実は須和が前に勤めていた
高校の生徒だった…とかだったらもうちょっと
ハマれたかもしれません。
が、戸惑いながらも利登に身体を触れられて
気持ち良くなってしまう須和が身体も気持ちも利登に
開いていくうちに卑屈さも解けていき、性癖も治り、
仕事面でも自信がつき利登ともラブラブになり…の
堂々としたハピエンストーリーを楽しく読ませて
いただきました。
あと、須和がどんどん若々しくなり過ぎていって、
1話と描き下ろしでは別人のようでちょっと
びっくりしちゃいました〜。
利登の若さを吸収し過ぎですね(笑)
高校で美術教師をしていた須和は、絵を描いていると興奮してしまう性癖が原因で教師を辞め美術予備校の講師となった。
その予備校に人気モデルの利登が絵画モデルとして来た際に性癖がバレてしまい、性癖克服を提案される。
イケメンモデルにやらしい事されまくる冴えないオッサンはエロかったです。
表紙の須和は可愛い受けちゃんですが、帯には”しがないオジサン”と書いてあって「え?どっちなの?」と思いつつ読み始めたらガッツリオジサンでした!
モッサリ髪型に髭面という最高に私好みなオジサンでスタートしましたが、途中からエロシーンの須和が可愛く描かれ始めて、終盤には髭の生えた可愛い受けちゃんになってました。
この時点ではもぉ逆に髭が全く似合っていない程に。
表紙と中が違うのはよくあるので気になりませんが、作品の途中で主人公が10歳くらい若返っちゃった感覚に陥って、オッサン萌でスタートした感情が迷子になってしまいました。