プロポーズは花束を持って ~きみだけのフラワーベース~

propose wa hanataba wo motte

プロポーズは花束を持って ~きみだけのフラワーベース~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×27
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

108

レビュー数
2
得点
36
評価数
9
平均
4 / 5
神率
11.1%
著者
夢乃咲実 

作家さんの新作発表
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イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥618(税抜)  
ISBN
9784576200088

あらすじ

御曹司の佐那は実家と縁を切り大学進学へ向け自活中。勤務先の生花店で出会った愛嬌のある青年実業家の井藤にほだされていくが…。

表題作プロポーズは花束を持って ~きみだけのフラワーベース~

井藤美津明、ホテルチェーンの社長
伊藤佐那、大学進学に向けて自活中の御曹司、19

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

じっくり丁寧に綴られる、優しいラブロマンスですよ

不器用な突っ走り系青年実業家×ワケあり御曹司による、優しく穏やかなまさにラブ・ロマンスと言ったお話になります。

夢乃先生の作品が大好きなんですけど、等身大の恋愛を優しく綴るのがお上手な作家さんだと思うんですよね。
こう、派手さは無いんですけど、じっくり丁寧に綴られる普通の恋愛が素敵って感じで。
今回もまさに等身大の恋愛なんですけど、同時にとてもロマンチックでもあって。
いや、キーアイテムとして、お花がすごく巧みに使われてるのです。
プロポーズシーンには、萌え転がっちゃいましたよ。

ザックリした内容です。
大学の進学費用を貯める為、自活しながら花屋でのアルバイトに精を出す佐那。
客として偶然知り合った青年実業家・井藤の、不器用で真っ直ぐな姿に好感を持つんですね。
そんなある日、バイト先の花屋が有名ホテルに移転する事になり、とある事情から人目につきたくない佐那は、職と住処を無くしてしまう羽目に。
すると、移転先を世話した事で責任を感じた井藤により、新しい仕事と住居を紹介されますがー・・・と言うものです。

で、新しい仕事と言うのが、郊外に存在する荒れ放題のアパートの管理人。
佐那の条件にあう仕事がこれしか無かった為に紹介したものの、心配で仕方ない井藤。
しかし、佐那はアパートの手入れに生き生きと取り組み、荒れ放題の庭が花で見違えるようになって行き・・・と言ったのが大筋になります。

まずこちら、佐那ですが、ワケありの青年。
育ちの良さを感じさせる、真面目で物静かなタイプの受けでしょうか。
こう、自身の力で生活して大学にも進学すると言う、強い決意を持っていて。
ただ、ある人物に見つかる事を恐れていて、その為に目立たずひっそりと生活している。
って所でしょうか。

で、そんな佐那と知り合い親しくなって行くのが、青年実業家の井藤。
作者さんも書かれてるんですけど、ちょっとこれまでの夢乃作品には居ない、面白いキャラになるんですよね。
えーと、こう、突っ走り系と言いますか。
何だろう。
思い立ったらすぐ行動に移してしまう、若干迷惑なタイプと言いますか。
こう、佐那との出会い時にですね、名刺入れを忘れて届けてもらってるんですよね。
で、お礼に花束を送ろうと思いつくと、早速佐那のバイト先の花屋に訪れ、佐那に花束を頼む。
そして、作って貰った花束をそのままプレゼントする。
で、佐那を困らせる。

ただ、こう、佐那が困ってる事に気付くと、自分の失敗を悟ってシュンと項垂れって感じで、憎めないんですよね。
大型のワンコを思わせると言うか。

と、こんな二人で、じっくり丁寧に進む恋愛。
実はこれと言って、派手な事は起こらないんですよね。
佐那の管理するアパートに、オーナーとしてちょくちょく訪れては、不器用に食事や買い物に誘う井藤。
また、例の如く、佐那の部屋に調理器具が無くて寂しいと思えば、高価な調理器具をプレゼントしようと持ってくる。
で、貰う理由が無いと断られれば、これまたショボンとする。
いや、何だろう・・・。
こう、井藤の佐那に対する恋心と言うのは丸分かり状態でして、彼の不器用すぎるアプローチが可愛くて仕方ないんですよ。

また、佐那は佐那で、気持ちの変化が丁寧に綴られるのが素敵で。
出会った瞬間に運命的に惹かれあう恋愛と言うのも素敵なんですけど、少しずつ少しずつ好きになって行くと言う、今作のような恋も素敵だよねと。
いや、マジで、二人の初々しいやりとりとか最高だから。

あと、佐那の隠しているとある「事情」。
これに絡んで、二人にスレ違いが生じます。
いやまぁ、攻めの不器用さを良く知ってる読者からすると、彼を疑いようがないんですけど。
なので、そこまでやきもきせずに見守れちゃうんですけど。
それどころか、佐那を奪い返しに来た井藤がする事に、萌え転がっちゃうと思うんですけど。
くぅ~!
ロマンチックすぎるわ!!

まぁそんな感じの、とにかくキュンキュンの優しくロマンチックなお話でした。
あと、とてもあたたかいお話でもあって。
嫌なヤツが一人も出てこないのも、個人的ツボでした。

7

君はお嫁に行くんです!

表紙買い。夢乃先生苦手な時もあるのですが、これは良かった!!!!!攻めの不器用そうな所と、ちょっと天然はいった受けさんと、勿論大好きなみずかね先生のイラストで激萌えしたので萌2にしました。このカラー口絵は是非見ていただきたい・・・素晴らしい色合い。最高です。

山手線内側にある小さな商店街にある生花店でアルバイトをする佐那(さな)。大好きな花たちに朝の世話をしていたら、急いでいる様子で上質なスーツを身に付けたイケメンが「開店祝いに花がいるんだった、忘れてた、今日中に送ってもらえないか」と頼んできます。無事依頼通りに出来たのですが、後日また店を訪ねてきて花束を作ってほしいと依頼し・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
古アパートの住人たち、慎也(受け兄)、生花店オーナー(♀)、乾(受け実家と関わりの深い方)ぐらいかな。お兄ちゃんの溺愛をもっと読みたかったな。

**好きだったところ

受けの天然少々入って、おっとりした感じだったのが良い印象です。ええとこのボンボンなんで、順当な設定とは思いますが、健気感満点ではないし、むちゃくちゃ過度な頑張り屋とも感じないし、塩梅がばっちりでした!

攻めは安定スパダリ路線なんですが、不器用一直線な様子が好きです!もっと年齢重ねたら、多分「甘めの高●健さん」になる気がする(個人的見解)。恋愛のれの字もしらない受けさんに、自分の気持ちも確認しながらちょっとずつ近づいて、「口実無しで、会いたいからという理由で会いに行きたい」って直球告白が激萌え。

最後のお兄ちゃん壁突破した後の受けさんのセリフ「僕はもしかするとお嫁に行くんでしょうか?」ってところでは腰砕け。誰に聞いてんねん誰に!と激しく突っ込みたくなる、超可愛い受けさん。この後、大学行って学びたいことを学んで、人々が安らぐ公園を造っていってほしいです。
夢乃先生のほんわりテイストですが、受けさんがのんびりながらも芯のある、DIYを楽しむ子だったからかな、好きなタイプで、とても良かったです!

2

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