単行本版(特典付き)
セールで買ってずっと忘れてたんですが
フォローしてる作家さまが買ってたのを見て
未読を思いだし積読消化。
うーん
あまり主人公の受けのキャラが好きじゃなかったです。
分類としてはファンタジーなのかな。。
自殺して記憶なしで大人の中身のままタイムリープ、
好みの後輩と相手をいまいち覚えてないのに
好かれて調子にのって付き合いすぐやりたがる主人公にはひいてしまいました。
中身が29でいきなりフェラしたり
ゴムなしでいいって言ったりしてこいつやだなあって
思ってたら盛大な夢落ちでびっくり。
夢というか願望?やり直したかった過去
みたいな感じですね。
そして死にかけて後悔して
イケメン後輩に会いに行ったら
まさかの攻めも一途に待ってたって
展開で全くそこもファンタジーでした。
ストーリーに面白い部分もあるって思いますが
あまりにもありえない展開で冷めてしまいました。
いやいや10年逃げて音沙汰なしでご都合展開すぎです。
攻めの後輩くんが先輩のいい所、出会いとか
素敵な所を言ってくれますが
その先輩とこの先輩が結びつかず。
うーん、かろうじて理解は出来ると思うんだけど共感はしないかな…。
突然冒頭で線路にフラッといく主人公。
目が覚めたら高校三年生に戻ってて。
でも死のうとした理由や慕ってくる後輩岳のことだけが思い出せない。
からの色々あるんですが…。
思い出した?違った?の繰り返しとか、やるの?やらないの?とかちょっとお腹いっぱい。
ようは後輩に性指向を自覚してそんな自分を認めたくなくて無茶して怪我してってこと?そしてその後の人生上手く行かず…。
うーん、難しかったかな。
つきづ先生の絵柄が大好きです。
先生の作品は受けがなんとなく不憫というか、ほの暗い何かを背負ってるイメージなんですが、今回もまさにそれです。
え?どうなるん?て感じからのスタートですが、状況は徐々に理解。
攻めの岳がとにかくピュアで一途でいい!!
辛い事が多かった国巳の過去も、ぜ~んぶひっくるめて受け入れてくれる岳の優しさよ。
何度でも読み返したくなる素敵なお話でした。
初めての作家様です。
タイトルからしてメリバかバッドエンド…?と思っていたのですが
そんなことはなくてとにかく安心しました。
とにかく攻めの岳が一途で健気なのです。
国巳は正直言って勝手だな…って思った部分が多くて
私は国巳の気持ちに同意することが出来てなくて
彼と離れた期間の岳の気持ちを考えてしまいました。
でも、岳はとんでもなく国巳の事が好きなんですよねー(*´▽`*)
だからこそ国巳が謝った時に「たった三年です」って言ったんだろうな…。
最初から最後まで岳がずっと男らしくてかっこよかったです。
そんな岳を国巳はずっと遠ざけてたんだから
これからは岳のこといっぱい幸せにしてあげて欲しいです。
まぁ、岳は国巳がそばにいてくれるだけで幸せだろうけど。
最初受けが自殺しようとする場面から始まるので、シリアスな雰囲気かな?と思いきや、そうでもなく、温かい気持ちで読めます。
自殺しようとする理由がリアルというか、誰にでも起こりうるからこそ、共感できるのもあり(もちろん自殺までしようとしたことはないけど笑)、精神的につらい時に読むと、元気付けられます。
表紙から受ける印象よりも絵が綺麗だし、ストーリーもエロもしっかりでバランスが良く、人を選ばない作品なので、迷ったら是非購入してみてください!